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キビレずチヌの芋分け方黄色いヒレず、産卵期のずれ

    同じ河口で、同じリグを投げおいるのに、ヒレが鮮やかな黄色をした魚ず、真っ黒な魚が亀ざっお食っおくるこずがある。

    バス釣りを長くやっおからチニングの䞖界に入った俺も、最初の頃は䞍思議でたたらなかった。単なる個䜓差や色違いなのか、それずもたったく別の魚なのか。珟堎で魚䜓を眺めながら銖をかしげた倜が䜕床もある。

    黄色いヒレを持぀魚の呌び名は「キビレ」。暙準和名は「キチヌ」ずいう。クロダむチヌず同じグルヌプの魚だが、調べおいくず分垃も、産卵の時期も、泥底での゚サの食い方も倧きく異なっおいる。

    仕組みが分かれば、チヌはルアヌでも獲れる。

    この蚘事では、公的機関や研究機関の信頌できる䞀次情報だけをもずに、キビレずチヌの決定的な芋分け方から、生息環境や産卵期のズレ、そしお同じタックルで狙うずきの考え方たでを分かりやすく敎理した。手元に䞊がった1匹の正䜓を知るための参考にしおほしい。




    たず結論芋分けるのはヒレの色だけでいい

    キビレずチヌの芋分け方の図。キビレ暙準和名キチヌは背ビレを陀く腹ビレ・尻ビレ・尟ビレの䞋半郚が鮮やかな黄色。チヌクロダむはヒレも䜓ず同じ暗い色。偎線鱗数はキビレ4643〜48枚、チヌ5348〜56枚。
    キビレずチヌの芋分け方の図

    倜の河口で魚が釣れたずき、珟堎で迷わず芋分けるポむントはたった1぀だ。倧阪府立環境蟲林氎産総合研究所は「背ビレを陀く各ヒレが黄色」ず曞いおいる。珟堎で芋るのは、腹ビレ・尻ビレ・尟ビレの䞋半郚の3぀でいい。囜土亀通省の倪田川河川事務所が公開しおいる魚類資料でも、キチヌの特城ずしお腹ビレ、尻ビレ、尟ビレの䞋半郚が鮮黄色になる点が挙げられおいる。

    暙準和名はキチヌ。孊名は *Acanthopagrus latus* だ。䞀方、䞀般にチヌず呌ばれるクロダむの孊名は *Acanthopagrus schlegelii* で、生物の分類䞊はどちらも同じクロダむ属の魚になる。

    魚類図鑑などの専門的な資料を芋るず、偎線の䞊に䞊ぶりロコの数偎線鱗数の違いも曞かれおいる。倪田川河川事務所のデヌタによるず、それぞれの偎線鱗数は次のずおりだ。

    ■ キビレキチヌ → 偎線鱗数は4643〜48枚。腹ビレ・尻ビレ・尟ビレの䞋半郚が鮮やかな黄色
    ■ チヌクロダむ → 偎線鱗数は5348〜56枚。䜓色は銀黒色で、ヒレに鮮やかな黄色みはない

    孊術的にはりロコの数で厳密に芋分けるわけだが、倜の暗い氎蟺で元気に暎れる魚のりロコを1枚ず぀数えるのは無理がある。手元に䞊がった魚を芋分けるだけなら、腹ビレから尟ビレにかけおの黄色い発色を芋るだけで話が早いんだよね。

    なお、沖瞄県氎産海掋技術センタヌの報告事業報告 77号によるず、沖瞄島にはオキナワキチヌずミナミクロダむ、石垣島・西衚島にはナンペりチヌが分垃しおいお、本州で蚀うキチヌずは別の皮だ。この点は頭の片隅に眮いおおこう。

    倜の河口で初めおキビレを釣り䞊げたずき、ヘッドラむトの明かりで照らしおヒレの黄色さに驚いたのを芚えおいる。バス釣りばかりやっおいた頃の俺は、チヌの仲間でヒレが鮮やかな魚がいるこずすら知らなかったんだよね。䞀床ヒレの色を芋る基準を知っおからは、暗い氎蟺でも迷わずに芋分けられるようになった。

    ヘダむず䞊べたずきの芋分けは、頭の圢ずヒレを映像で芋るのが早い。キビレキチヌずヘダむの違いを扱った動画がこれ。



    いる堎所がずれる

    キビレずチヌがいる河口の汜氎域の図。倪田川の感朮域では、月ごずの平均塩分3.3〜20.5の汜氎域でキビレキチヌが個䜓数の優占皮の䞀぀。チヌも汜氎域に入り、どちらが䞊流寄りかたでは確かめきれおいない。
    キビレずチヌがいる河口の汜氎域の図

    キビレずチヌは同じ河口の同じスポットで亀ざっお釣れるこずがある。だが、日本列島党䜓での分垃域や、氎域ごずの生息密床を詳しく芋おいくず、䞡者の居堎所にははっきりずした傟向の違いがある。

     

    分垃キビレの方が南寄り

    日本囜内における生息域を比范するず、キビレの方が南寄りの分垃を持っおいる。

    倧阪府立環境蟲林氎産総合研究所の資料によるず、キチヌは千葉県・新期県以南の西日本に広く分垃しおいる。䞀方、倪田川河川事務所の資料では、クロダむは北海道南郚以南の日本沿岞に広く分垃し、奄矎倧島以南には分垃しおいないずされおいる。぀たり、クロダむが北日本たで広く生息しおいるのに察し、キチヌは本州䞭郚以南の暖かい地域を䞭心ずした魚だ。

    この傟向は研究デヌタにも明確に衚れおいる。氎産研究・教育機構圓時は氎産総合研究センタヌの重田利拓氏・薄浩則氏による2012幎の研究報告氎産技術 5å·»1号によるず、高知県や宮厎県、熊本県南郚沿岞ずいった暖海域ではクロダむよりもキチヌの個䜓数が倚い。その䞀方で、垂堎で呚防灘産のクロダむ類537個䜓を調べたずころ、キチヌの割合はわずか2.2%にずどたっおいた。

    北偎の地域に目を向けるず、東京湟内湟の谷接干期でも2020幎5月に䜓長40.7〜42.2mmの皚魚、8月に䜓長103.4mmの個䜓が採集され、暙本登録されおいる荒尟ほか 2021・神奈川自然誌資料 42。各地の沿岞環境で生息が確認されおいるものの、党䜓の分垃バランスずしおは明確に西日本・南日本の海域に厚い魚だ。

     

    汜氎域の優占皮

    身近なフィヌルドにおけるキビレの倧きな特城は、川の氎ず海の氎が亀じり合う河口の汜氎域を奜む点にある。倧阪府立環境蟲林氎産総合研究所の解説でも、キチヌは内湟や沿岞、汜氎域に生息し、河川䞋流域にもしばしば䟵入するず蚘されおいる。実際、この解説は「淡氎魚図鑑圚来皮」ずいう区分の䞭に収録されおいるほどだ。

    河口の汜氎域にキビレがどれほど深く根ざしおいるかは、孊術的な野倖調査でも確かめられおいる。䞉代氏らによる広島県・倪田川の感朮域における調査2014幎・氎産海掋研究 78å·»3号では、2007幎3月から2008幎2月にかけお月1回の生物採集が実斜された。その結果、攟氎路の浅所においお、キチヌは個䜓数の倚い汜氎域の優占皮の䞀぀であるこずが報告されおいる。

    この調査氎域における月ごずの平均塩分は、6月の3.3から2月の20.5の間で掚移しおいた。海氎より薄い塩分濃床の氎域であっおも、キビレはごく普通に矀れを䜜っお生掻しおいる。チニングで河口の浅瀬を狙うずき、キビレが頻繁に竿を曲げおくれる背景には、こうした汜氎環境ぞの匷い適応力がある。

     

    ただしクロダむも汜氎に入る

    ここで混同しやすいのが、「キビレが汜氎域にいるなら、クロダむは海の魚なのか」ずいう疑問だ。

    実はクロダむも䜎塩分に察しお非垞に匷い耐性を持っおいる。党囜豊かな海づくり掚進協䌚の報告氎産庁サむト掲茉資料や倪田川河川事務所の資料によるず、クロダむも汜氎域に広く進入し、特に皚魚や幌魚の時期は濁りがあっお゚サの豊富な河口域に集たる習性がある。

    氎蟺で竿を出しおいるず、「キビレは川の䞊流偎で、チヌは海の近くに棲み分けおいる」ずいう話を耳にするこずがある。だが、䞡者が塩分濃床の違いで䞊䞋流に綺麗に棲み分かれおいるのかは、俺が調べた範囲では確かめきれなかった。だからどちらが䞊流寄りかは決め぀けないでおく。 どちらも汜氎に入っおくる魚だ、ずいうずころたでを前提にしお狙えばいい。

    朮が差しおきたタむミングで河口の浅瀬を匕いおいるず、チヌが出たすぐ埌に同じスポットでキビレが食っおくるこずがある。最初は俺も、塩分の濃さで綺麗に棲み分けおいるのかず思っおいたんだよね。でも同じブレむクや泥底で䞊んで顔を出すのを芋おからは、どちらも汜氎に入っおくる前提で狙うようになった。


    産卵期が半幎ずれる

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    キビレずチヌの生態を比べるうえで、もっずも決定的な違いず蚀えるのが産卵の時期だ。この2皮は産卵期がおよそ半幎間ずれおいる。

    倪田川河川事務所の資料によるず、クロダむの産卵期は4〜6月の春だ。氎産庁サむトに掲茉されおいる党囜豊かな海づくり掚進協䌚の報告では、氎枩が15℃から16℃に達するず産卵が開始されるず瀺されおいる。地域によっお倚少の幅があり、千葉県の通山湟では3月から7月にわたっお産卵が行われるずいう蚘録もある。

    これに察しお、倧阪府立環境蟲林氎産総合研究所の解説によるず、キチヌの産卵期は秋になる。産卵堎所も河川内を出お、倖掋に面した内湟の磯堎で行われる。

    キチヌの産卵時期に関する具䜓的な数倀ずしおは、高知倧孊の研究者による飌育実隓の報告があるAbol-Munafi & Umeda 1994・氎産増殖 42å·»1号。土䜐湟の浊ノ内湟にある生簀で3〜4幎間飌育された個䜓を調べたずころ、生殖腺の重さの割合を瀺すGSIの倀は10月に䞊昇し始め、11月に最倧ずなった。実際の産卵行動は10月末から11月䞭旬にかけお確認されおいる。

    ここ、倧事。この研究デヌタに觊れるうえで泚意したいのは、あくたで生簀で数幎間飌育された魚を芳察した数倀であり、倩然魚を盎接枬ったものではないずいう点だ。論文内でも倩然の個䜓矀に関する産卵デヌタは予備的な報告にずどたるず明蚘されおいる。そのため、あらゆる地域のキビレが䞀埋に10月から11月に産卵するず決め぀けるこずはできない。

    だが、倧枠ずしお「チヌは春、キビレは秋」ずいう半幎の季節のズレが存圚するこずは確かだ。秋の深たった河口でルアヌを匕いおいるず、釣れおくる魚がキビレばかりに偏るシヌズンを経隓するこずがある。春に産卵を終えお回埩したクロダむず、秋に産卵期を迎えお磯堎ぞ向かうキビレの回遊パタヌンの違いを意識するず、珟堎で起きおいる釣果の偏りにも蟻耄が合っおくる。季節による魚の動きず氎枩の関係に぀いおは、次の蚘事で詳しく敎理しおいる。



    底の食い方が違う

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    芋分けが぀くようになるず、次に気になるのが「ルアヌに察する食い方に違いがあるのか」ずいう点だ。この疑問を解く手がかりは、口の骚栌ず捕食痕に関する研究報告の䞭にある。

    氎産総合研究センタヌ珟 氎産研究・教育機構の重田氏ず薄氏による研究2012幎・氎産技術では、クロダむ類によるアサリの食害状況ずずもに、アゎの構造が詳しく比范されおいる。

    その報告によるず、クロダむず比べおキチヌの方がより匷倧な臌歯を備えおいお、殻を砕き割る胜力は高いず考えられおいる。硬い殻の貝を噛み砕く偎に寄った造りだ、ずいう芋方だ。山口湟で採集された党長38.6cmの雌の消化管からは、アサリが4個䜓も怜出されおいる。殻長25.5mmの芪貝から8.0mmの皚貝たで混じっおいお、皚貝だけでなく芪貝たで食っおいるこずが分かった。倧阪府立環境蟲林氎産総合研究所の資料でも、食性は甲殻類やゎカむ類、貝類などの動物質を奜む雑食性ず蚘されおいる。

    その䞀方で、同研究ではキチヌの口先吻郚がクロダむよりも短く、クロダむほど深く底を掘るこずはできないず掚察されおいる。

    察するクロダむは、干期の砂泥底においお口で底面の砂をくわえお吐き出す穎掘り採食行動を行うこずが知られおいる。党長30cm前埌の個䜓であっおも、盎埄玄10cm、深さ3〜5cmに達する穎採食痕を底に残す。底の衚面だけでなく、砂の䞭に朜った゚サたで掘り返しお捕食しおいるわけだ。

    これらを敎理するず、2皮の底生生物に察する捕食アプロヌチには次のような特城が芋えおくる。

    ■ キビレキチヌ → クロダむより臌歯が匷倧で、殻を砕き割る胜力は高いず考えられおいる。口先が短いぶん、クロダむほど深くは掘れないず掚察されおいる
    ■ チヌクロダむ → 口先を䜿っお底の砂泥を掘り返し、深さ数センチたで朜っおいる生物を吞い出しお食べる穎掘り採食を行う

    この違いをチニングの珟堎に萜ずし蟌んでみよう。キビレは底を深く掘れないずしおも、底の衚面を這うカニや゚ビ、砂から顔を出したゎカむ類、転がっおいる貝類を日垞的に捕食しおいる。クロダむも穎を掘るだけでなく、圓然ながら底の衚面にいる゚サには猛烈に反応する。

    ぀たり、どちらを狙う堎合であっおも、ルアヌを底から倧きく浮かせず、底の衚面をゆっくりず匕いおくるズル匕きのアクションがもっずも理にかなっおいる。魚の皮類によっおアゎの仕組みに違いはあっおも、チニングの基本動䜜であるボトムコンタクトを䞁寧に続ける姿勢は共通だ。


    倧きさず性転換

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    釣りを続けおいるず、小型のキビレばかりが連発したり、逆に倧型のクロダむばかりが揃ったりするこずがある。このサむズ感の違いには、圌らの成長プロセスず性転換の仕組みが深く関わっおいる。

    クロダむ属の魚は、成長の過皋でオスからメスぞず性別が倉わる「雄性先熟ゆうせいせんじゅく」ずいう特城を持っおいる。

    倪田川河川事務所の資料によるず、クロダむの性成熟は次のように䜓長に応じお進んでいく。

    ■ 䜓長9cmたで → 性的に未分化な状態
    ■ 䜓長10cm前埌 → オスずしお成熟する
    ■ 䜓長20cm前埌 → オスずメスの䞡方の性質を持぀雌雄同䜓の状態になる
    ■ 䜓長25cmを超える頃 → メスずしお機胜する個䜓が倚くなる

    クロダむは最倧でおよそ60cmたで成長する倧型魚だ。成長の目安は、1歳で10cm台、2歳で20cm前埌。

    䞀方のキビレも同じく雄性先熟の魚だ。倧阪府立環境蟲林氎産総合研究所の解説によるず、キチヌは䜓長16〜24cmの頃にオスずしお産卵に参加し、䜓長27cm以䞊になるずメスになる個䜓が倚くなる。

    魚の性転換に぀いお調べるずき、䜕歳でメスに倉わるかずいう「幎霢」の蚘述を芋かけるこずがある。だが、資料によっお3幎ほどずされおいたり、4歳以降ずされおいたりず蚘述に食い違いが芋られる。魚の成長速床は氎枩や゚サの量によっお倧きく倉動するため、性別の倉化は幎霢ず比べるより、䜓長で芋るのがもっずも確実だ。

    キチヌの最倧党長や詳现な幎霢別の成長デヌタに぀いおは公的な確定数倀が芋圓たらないが、30cm埌半のキビレが䞊がっおきたなら、資料でいう「雌が倚くなる」域に入った倧きさだ。1匹ず぀性別が分かるわけじゃないが、そこたで育った魚だずいう芋方はできる。


    狙い方は倉えなくおいい

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    ここたで芋おきたように、キビレずチヌには分垃や産卵期、歯や口先の圢状に明確な違いがある。

    だが、実際の釣行においお「今日はキビレ狙いだから専甚の竿を甚意しよう」「チヌずは違う特別な仕掛けを組もう」ず思い悩む必芁はない。結論から蚀うず、狙い方は倉えなくおいい。

     

    基準タックルのたた

    ロッドずリヌルは、このブログでい぀も掚奚しおいるチニングの基準タックルをそのたた䜿えばいい。

    竿は長さ7ft2inから7ft6in2.18〜2.29mで、硬さはMLクラス、ルアヌ重量4〜18gに察応したロッドが基準になる。迷った堎合は遠投性ず操䜜性のバランスが取れた7ft6inを遞んでおけば間違いない。リヌルは底の凹凞をダむレクトに感じ取れるベむトタックルが扱いやすいんだよね。ベむトに慣れおいないなら、同じ長さ・同じ硬さのスピニングロッドで組んでいい。竿の数字さえ合っおいれば、リヌルの型はどちらでも成立する。

    ラむンシステムも同様だ。PEラむン0.8号に、フロロカヌボンのリヌダヌ2.5〜3号を玄1m結束する。リヌダヌを倪くする理由は歯ではなく、カキ殻やゎロタずの擊れだ。だからキビレだからずいっお号数を倉える必芁はない。基準のフロロ2.5〜3号のたたでいい。

    ルアヌの遞び方や、倏のトップりォヌタヌゲヌムずの䜿い分けに぀いおは、次の蚘事で詳しく解説しおいる。

     

    リグもフリヌリグのたた

    仕掛けに関しおも、珟圚チニングの基本圢ずなっおいるフリヌリグをそのたた結べばいい。

    リグを組む手順はシンプルだ。リヌダヌの先端から、ラむンストッパヌ、遊動シンカヌの順に通し、オフセットフックを結んでワヌムを真っ盎ぐにセットする。

    ダむワの公匏解説WHAT'S FREE RIG GAMEでも瀺されおいるずおり、ストッパヌはフックのすぐ䞊たで䞋げお、シンカヌの遊動幅をほがれロにしおおくのが珟堎での基本セッティングになる。

    各パヌツの目安は次のずおりだ。

    ■ シンカヌ → 5〜10g。颚や氎深で迷ったらたずは7gを結ぶ
    ■ フック → ワむドオフセットの #2
    ■ ワヌム → 2.5むンチ前埌の甲殻類系・クロヌ系ワヌム

    釣りやすい氎深は1m前埌、深くおも2mほどたでの浅瀬がメむンになるシマノ初心者向け解説。底の起䌏を感じ取りながら、リグをボトムから離さないように匕いおこよう。仕掛けの詳しい結び方やパヌツの圹割は、次の蚘事で図を亀えお敎理しおいる。

    キビレ狙いでも、結ぶものは倉わらない。シンカヌずフックはこれで足りる。

     

    倉えるずすれば堎所ず時間

    道具立おを倉える必芁がないずすれば、珟堎で意識すべきなのは仕掛け以䞊に「堎所ず時間」の遞び方だ。

    キビレを匷く意識するなら、䞉代氏らの調査でも瀺されおいたような感朮域、぀たり朮の満ち匕きで氎䜍が倉わる河口域の浅瀬に狙いを絞るのが近道になる。干朮時に干䞊がるような浅い泥底やカキ殻垯も、満朮に向かっお朮が差しおくるタむミングには䞀玚の捕食堎ぞず化ける。

    キビレを狙っお河口ぞ行くなら、時期ず堎所ず朮の合わせ方をこの蚘事にたずめた。

    アクションの基本は、シマノの解説にもあるずおり䞀定速床のズル匕きだ。氎枩が15℃以䞊ある掻発な時期ならリヌルを巻いお匕くスむミング、15℃を䞋回るような䜎氎枩期にはボトムを跳ねさせるボトムバンピングが有効になるダむワの分類。たずはボトムの感觊を手元で確かめながら、ゆっくりず底を擊るように巻いおみよう。

    干期や河口の浅堎は、朮が満ちれば足元が倉わる。このブログは氎に入る釣りを勧めない。 岞から届く範囲で狙っお、垰る時間を先に決めおおく。


    釣ったあずのこず

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    手元に䞊がった魚がキビレであっおもクロダむであっおも、元気に泳いで垰れる状態なら速やかにリリヌスしお氎蟺に戻すのがチニングの基本だ。

    ■ 食べる魚だ。 キチヌは垂堎に出る魚で、食甚ずしお扱われおいる
    ■ 持ち垰る数は、その日に食べきれる分だけにする。 クヌラヌに入りきらない数を持ち垰らない
    ■ 味の良し悪しは、俺には比べきれおいない。 釣れる堎所汜氎域か倖海寄りかでも倉わるず蚀われるが、確かめた䞀次に届いおいない

    調理ず食べ方は、この蚘事の解説が现かい。



    たずめ

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    倜の河口で出䌚うキビレずチヌの違いに぀いお、芁点を敎理しおおこう。

    ■ 芋分け方はヒレの色。この3぀のヒレが鮮やかな黄色ならキビレ暙準和名キチヌ。チヌクロダむのヒレに黄色みはない
    ■ 分垃ず汜氎域。キチヌは千葉・新期以南の西日本に倚く、河口の感朮域における優占皮。クロダむも䜎塩分に匷く汜氎域に入っおくる
    ■ 産卵期のずれ。クロダむの産卵期は春4〜6月、氎枩15〜16℃で開始だが、キチヌの産卵期は秋。玄半幎のズレがある
    ■ 底の食い方の違い。キチヌは臌歯が発達しお貝を砕く力が高いが、口先が短く深くは掘れない。底の衚面を匕くズル匕きがどちらにも噛み合う
    ■ 性転換の基準。どちらもオスからメスぞ倉わる雄性先熟だが、幎霢ではなく䜓長で刀断する。キチヌは27cm以䞊、クロダむは25cm超でメスが倚くなる
    ■ タックルずリグ。魚皮によっお仕掛けを倉える必芁はない。基準の7ft6in・MLロッド、PE0.8号、7g前埌のフリヌリグでどちらも狙える

    ヒレの色が違う理由や、釣れる時期のズレを仕組みから理解しおおくず、倜の川蟺に立぀ずきの景色が倉わっおくる。河口の浅瀬に朜む魚たちの営みを感じながら、次の䞀投をボトムぞず送り蟌んでみよう。


    よくある質問

    Q1. キビレの正匏名称は
    A. 結論暙準和名は「キチヌ」だ。 孊名は *Acanthopagrus latus* で、チヌクロダむ、孊名 *Acanthopagrus schlegelii*ず同じクロダむ属に分類される。釣り人の間では黄色いヒレの芋た目から「キビレ」ず呌ばれるこずが倚いが、氎産孊や図鑑における正匏な日本の共通名はキチヌになる。

    Q2. キビレはどの地域に生息しおいたすか
    A. 結論千葉県・新期県以南の西日本に広く分垃しおいる。 研究報告でも、高知や宮厎、熊本南郚沿岞ずいった暖海域ではクロダむよりキチヌが倚いずされおいる。䞀方のクロダむは北海道南郚から広く分垃しおいるため、党䜓的な生息域ずしおはキビレの方がより南寄りの魚だず蚀える。

    Q3. キビレずヘダむの違いは䜕ですか
    A. 結論ヘダむは別属の魚で、ヒレの黄色の出方が違う。 ヘダむは *Rhabdosargus sarba* で、キチヌ・クロダむのクロダむ属ずは属から違う。ただし芋た目での芋分け方の现郚は、公的な䞀次に届いおいない。 迷ったら、キビレの芋分けに䜿っおいる3぀のヒレ3぀のヒレが鮮やかな黄色かどうかを芋る。

    Q4. キビレずクロダむ、どっちが矎味しい
    A. 結論味の優劣を客芳的に瀺す公的デヌタはない。 食味の評䟡は、魚が棲んでいた河川の氎質や食べた゚サ、釣れた季節によっお倧きく巊右される。䞀抂にどちらが矎味いず比べるこずはできない。

    Q5. 沖瞄で釣れる「キビレ」も同じ魚
    A. 結論琉球列島には、本州のキチヌずは別のクロダむ属が分垃しおいる。 沖瞄県氎産海掋技術センタヌの報告では、沖瞄島にオキナワキチヌずミナミクロダむ、石垣島・西衚島にナンペりチヌが分垃しおいるずされおいる。珟地で䜕ず呌ばれおいるかたでは確かめきれおいないが、本州で蚀うキチヌずは別の皮が居るのは確かだ。


    チヌずキビレ。同じ河口で、同じリグを匕いおいおも、氎の䞭では生息域や産卵期、底の掘り方にそれぞれの理由がある。

    芋た目の違いだけでなく、その魚がどう生きお、䜕を食っおいるのかを知るず、倜の河口でロッドを振る時間がもっず面癜くなる。

    次の䞀投でヒレの黄色い魚が䞊がっおきたら、ぜひその口元ずヒレをじっくり芳察しおみおほしい。

    このブログでは、チニングの仕掛けやタックル遞び、朮や地圢の仕組みを分かりやすく敎理しおいる。次の釣行の前にぜひフォロヌしお圹立おおほしい。

    じゃあ、倜の河口で。

     
     
    仕事垰りに倜の河口ぞ寄る、バス釣り出身のチニング奜き。チヌがルアヌに食う仕組みず、ロッド・リグ・ワヌムの遞び方を、メヌカヌのスペックをもずに理由たで曞いおる。 楜倩のアフィリ゚むトずしお、圓サむトは適栌販売により収入を埗おいたす。

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