メインコンテンツへスキップ
見出し画像

[コラム] ファンタジーやSFを書きたいけどどうしたらいいかわからないあなたへ

    ファンタジーやSFを書いてみたいけど、どうしたらいいのかわからない時ってありますよね~。

    この記事では、始めてファンタジーやSFを書いてみよう!という人におすすめの題材や参考になる物語を紹介したいと思います。

    いや…なんで急に…とお思いのあなた!!
    この記事自体が伏線なんです…とだけ言っておきましょう。

    あと、ついでに自分が書いたお話の宣伝も容赦なくやります。


    ◎物語がファンタジーになる要素

    ファンタジーってなんでしょうね?
    現実には存在しないものが登場する物語…なのかな。

    分かりやすく言うと、超能力とか魔法とか、架空の生命や種族が出てくるとファンタジーって感じになります。

    広い意味では超常現象を伴うホラーもファンタジーなのかな。

    魔法とか一切出てこなくても、架空の世界の物語だとファンタジーと言えます。

    始めてファンタジー小説を書く場合で、普段からファンタジーに馴染みもない場合、日常の中にちょっとしたファンタジーが出現するお話が書きやすいかなと思います。
    そういうのを、エブリデイ・マジックと言います。

    ◎エブリデイ・マジック

    例えば、ごく普通の高校生が急に魔法か超能力がつかえるようになって、事件にまきこまれるとか、問題を解決しちゃうとか、問題を起こしちゃうとか…。
    特殊能力が使えることを秘密にするのも面白いですし、誰かと共有したりするのも面白いと思います。
    クラスのいけ好かない奴が実は自分と同類で協力しあわなければならなくなるとか??

    他には動物が喋ったり、妖精や妖怪が出て来たり、魔道具みたいなものを手に入れるとか…日常の中に非日常を登場させるとファンタジーっぽい展開になります。

    人間社会の中にエルフや鬼と言った馴染みのある種族を登場させるだけでもファンタジーになりますよね。

    エブリデイ・マジック系で私のおススメはこちら。

    普通の高校生だった主人公がいろいろあって呪術師となり、様々な呪霊と戦う物語。

    ▽ここから宣伝

    これまで私が書いたやつでいうと…こんなのとか。

    『フローラルガーデンの妖精』

    進路に悩む主人公が自分の進むべき道を見つけたような気がしたところで、あらぬ方向に進んでく物語です。
    男の娘やエルフ出てきます。
    ダークファンタジー、約 6,000文字なので読みやすいかも。

    どうでしょう? ちょっとファンタジー書いてみたくなりました?

    他にもエブリデイ・マジック的な物語の便利なテーマとしてタイムリープものがあるんですが、これはSFとの境界があいまいなところがありますので、SFの項目で詳しく説明しますね。
    興味ある方はそっちを見てください。

    次に、ハイ・ファンタジーについて紹介したいです。

    ◎ハイ・ファンタジー

    それは、架空の世界で繰り広げられる、ほぼ全てが架空の物語の形式です。
    魅力的な題材ですが、初めてのファンタジーでいきなりこれをやるのはハードル高めかもって思います。

    とは言え、日本で暮らしているとRPGの世界観が浸透していますので、わりとイメージつきやすいかもですね。
    ハイ・ファンタジーってまさにドラクエみたいな剣と魔法で勇者が戦うような世界観が多いのです。

    中世ヨーロッパ的な世界観が多いのかな。

    総本山的な存在として挙げられるのが『指輪物語』です。

    おススメのアニメでいうと、こちら。
    ↓

    側にいるものが死ぬとその姿を取り込める謎の不死の球体が人間と触れ合うことで人間を知って行く物語。
    不死身の主人公の目を通して何百年分もの群像劇を見せられるとんでもないお話なんだ。

    ▽ここから宣伝

    私が書いたものでハイ・ファンタジーと言えそうなものは、こちらです。

    『丘の上の魔女とファントム・ドレイン』

    こちらは、橘鶫さんに絵をリクエストできる権利をいただきまして、始祖鳥を描いてもらい、その絵を元に書いた物語です。
    記憶喪失の少年が美しい魔女に拾われるところから物語が始まります。魔女はネクロマンサー(屍術師)です。

    少年が成長するにつれ、この魔女に秘密があることに勘付いて捉えどころのない彼女の内面に踏み込んでいくお話です。

    割と自分の趣味全開で書きました。ちょっとSF要素も混ざっています。
    全部で 50,000文字ほどですが、3記事に分けてます。もっと細かく分けた方がよかったかもな。

    ハイ・ファンタジーと言っても、なにも中世ヨーロッパみたな舞台じゃなくてもいいのです。私は中華風、極東風も好きですよ。

    そして、ファンタジーを語るうえで忘れてならないのが、異世界転生/召喚です。

    ◎異世界転生/召喚

    昨今、星の数ほど生み出されていますね。
    この設定便利なんですよ。現代の感覚を持った主人公の目線で架空の世界を語れるので、現実っぽい言いまわしとか使っても不自然にならないし、説明もしやすい!!
    発明した人は天才かっって思います。すでに一つのジャンルとして確立していますね。

    異世界にやってきた現代日本人は、チート能力を持ち無双状態で第二の人生を謳歌します。
    水戸黄門みたいにスカッとする展開が多いように思います。

    異世界転生/召喚に手を出してみようという人に、参考になるおすすめはこちらです。

    異世界転生もののパイオニア的な作品です。
    ニートで家族ともうまくいってなかった主人公が交通事故で死亡。剣と魔法のファンタジー世界に転生します。
    最初の幼少期は少々退屈かもしれませんが、主人公が親元を離れた後くらいから超絶面白くなってきます。
    ファンタジーだけど心理描写がえぐいです。

    ▽ここから宣伝

    で、私はあんまりこういったものは書いてないのですが、転生ものはあります。
    これは去年の創作大賞に出してかすりもしなかったやつなんですが、自分では愛着があります。

    未成年に性行為させてしまったのがいけなかったのか…若干グロもあります。
    けどエモいのではないかと自分では思っています。

    イシノアサミさんの『ひと色展』に寄せて作った楽曲『よふかしの色』から派生した物語です。
    曲も一緒に聞いてもらいえると嬉しいです。

    四部作になっていて、合計で40,000文字ほど。
    はじまりは、とある介護施設です。
    そこで働く“私”は、入居者のシマさんとルイさんが偶然にも昔からの知り合いであったことを知ります。
    シマさんはみんなの母ちゃんみたいなお婆さん、ルイさんはボケボケの爺さんです。

    シマさんの不思議な不思議なルイさんとの思い出話を聞きながら、“私”は二人を看取ることになります。

    そこで物語は終わると思いきや…現世を去って行った二人の魂の物語は続きます。

    離れてしまった運命が再び交差するとき、夜の闇が動き出す。
    時空を超えて想いを繋げる長い長い愛の物語。

    元になった歌の歌詞をちょっと書いておきましょう。

    命ある君たちは
    夜の虹を渡るのだろう
    それが宇宙の定めでも
    どうか君は行かないで…

    曲はここで聞けます。


    ちなみに、現実的にはありえない展開の恋愛小説なんかも私はファンタジーだなって思ったりもします。

    こんな感じでファンタジーを始めてみてはいかがでしょうか。



    ◎SFとはなんだ

    SFは Scienceサイエンス Fictionフィクションという意味です。
    科学的なフィクションです。

    始めてSFを書くとしたら何がいいかな…。

    例えばタイムトラベルものはどうでしょうか。

    ◎タイムトラベル/タイムリープ

    ファンタジーの項目でも触れましたが、これらは、SFとファンタジーの境目がわりと曖昧になるテーマです。

    科学的な技術や現象によって時間を移動するとSFとなり、魔法や超能力または超常現象によって時間を移動した場合はファンタジーとなります。

    時間を移動する物語にもいくつか種類があって、登場人物が肉体ごと過去へ行くもの、過去の自分(または他人)の意識の中に精神だけ移動するもの、同じ時間を繰り返すもの、などです。

    肉体ごと時間を移動するものは、いるはずのない人がその時間に存在することとなり、パラドックスがテーマになったりします。
    バック・トゥ・ザ・フューチャー的なやつです。タイムマシンが出てくる物語は有名なのがいっぱいあるので紹介はしません。

    精神だけ時間を移動するものや、同じ時間を繰り返す系は過去に戻るものがほとんどです。既に起こったことを再体験するので。
    このタイプの物語は、それが起こる原因が科学的なものではないことも多くて、ファンタジーにもよくあるテーマです。
    『Re:ゼロから始める異世界生活』『僕だけがいない街』とかのループものはファンタジーです。どっちもグロいえぐいです。

    それに対して、完全なるSFと言えるタイムトラベル/タイムリープものはこれです。

    この物語では科学的な技術によって、時間移動の全部のパターンをやってるんじゃないかな。
    バッドエンドな現実を回避するために過去を改ざんしまくっていたらトンデモないことになっていく系です。

    ▽ここから宣伝

    私もループものを書いたりします。

    人類の移住先を求めて、うしかい座μ星、通称アルカルロプス系にやってきた二人の人間に起こる摩訶不思議な出来事です。
    時空を超えて永遠に閉じ込められた愛の物語。16,000文字くらい。

    ファンタジーと言えばそうなるのかもしれないけれど、人間がまだ知らない自然現象といった感じのものを書いています。

    そうそう、ちょうど七夕の保育園の玄関に一匹の蚊が飛んでいるのを見た時に思いついたお話です。

    時間旅行でだいぶ幅をとってしまいましたが、他にもSFにはいろいろあります。
    仮想現実を舞台にした物語もそのひとつです。

    ◎仮想現実と人工知能

    これは私の大好物です。仮想現実を舞台にした物語いっぱいありますね。
    映画『マトリックス』などその代表ではないでしょうか。人類に仮想現実の未来像を知らしめた作品です。
    仮想現実ものにはAIもよく出てきますね。これらを組み合わせると、結構ハードなSFになるのではないでしょうか。

    アニメでおススメはこれです。

    一見ファンタジーに見えるけど、フルダイブ型オンラインゲーム(意識も全部仮想現実内に入る)が舞台の超SFなんです。
    ゲームの世界に閉じ込められて、ゲーム内で死んだら現実でも死ぬ、ゲームをクリアしないと出られない…というデスゲームが繰り広げられるお話です。

    仮想現実内でのメニューの使い方とか、戦う方法とかリアルに描かれていて、仮想現実の中って本当にこんな感じなんだろうなって思います。

    そして、わりと後の方のシリーズなんだけど、「アリシゼーション」というシリーズで描かれる仮想現実と人工知能の概念がやばいです。
    すごく参考にさせてもらっています。

    ▽ここから宣伝

    私も大好物なテーマなので、仮想現実や人工知能が出てくる物語はたくさん書いています。
    これをぜひ読んでほしいです。

    『インスペクト・ガルシア』

    どこか未来の世界。政府がその全貌を全く開示していない謎の更生プログラム≪インスペクト・ガルシア≫ に潜入したハッカー集団が見たものは…。

    日本最古の物語にして日本最古のSFであるあの物語を現代のSFに仕立ててみました。
    約 8,000文字。

    ちなみに、この世は仮想現実だと私は思っています。

    あとSFと言ったらなんだろう。
    地球外知的生命体との出会いの話かな。

    ◎未知との遭遇

    このテーマも語りつくされたのではないかというほどありますね。
    日本のアニメにはあまりハードSFっぽい未知との遭遇系はないんですよね。なんか当たり前に宇宙人出て来るので。

    ファーストコンタクトを書くのってすごく面白いんだけどな。想像を超えるもの、人知の及ばないものを考えるのが楽しいですよ。

    ▽ここから宣伝

    私が書いたファーストコンタクトものでぜひ読んでもらいたいのはこれです。

    『パンスペルミア』

    太陽系外から未知の天体がやってきて、調査に向かった主人公が宇宙の真実を知ることになります。
    地球に来るくらいの生命体がいるとしたら人知は軽く超えてくるだろうな…と思いながら。
    約13,000字です。

    さて、残るSFと言えば…まだまだいろいろありますが、最後に未来社会の物語を挙げて見ようと思います。

    ◎未来の世界

    もしもそれが我々の現実の延長線上にあれば、ファンタジー的な世界観であっても、SFと認識されることが多いかもです。
    著しく進化した科学は魔法に見えるのです。

    未来社会を描いた作品でおススメはこちらです。

    究極の管理社会の中で歪になっていく人間たちを描きます。
    この世界の真実を知らされた時、結構ゾッとします。

    デストピア的な世界観はサイバーパンクと言ってSFのひとつのジャンルでもあります。

    ▽ここから宣伝

    未来の世界を書いたものから私のおすすめは、こちらです。
    絞れないので、複数出します。

    『夜の扉』

    未来の都市で高校生活最後の夏休みに、誰もやっていないことをやろうと冒険に出かける少年少女のお話。
    西暦2300年ごろ。人類は、透過度の高いアクリル製のドームの中に都市を築きかろうじて生き延びていた。

    THE BLUE HEARTS『1001のバイオリン』を元に書いた物語です。青春です。
    約16,000字。


    『セリオンの道化』

    人類が地底に追いやられて数万年。とある鉱石がエネルギー原となり、それを採掘する事業が発展していた。

    優秀な採掘師の卵として最大王手の会社に入社した主人公。そんな彼女が配属された先は、なんと伝説の採掘師が働く現場だった。

    憧れの採掘師の意外な素顔に困惑しつつも一流の採掘師を目指す若い技師と師匠が不器用ながら信頼関係を築いていく過程を描きます。
    約14,000字。


    『始祖の物語』

    はるか遠い未来。
    葉山家94代目当主は女性ながら歴代最強と言われる剣豪だった。対する滝沢家92代目当主も相当の手練れ。

    この両家は二千年にわたり当主同士の一騎打ちの殺し合いを続けて来た。

    全力で殺し合いをする二人には、刀から伝え合う何かがあるのではないかと妄想して書きました。

    ラブストーリーを書く才の祭という企画で殺し合いを書いてしまったw
    剣劇ですがこれもSFになります。
    約 5,000文字なので読みやすいです。

    未来のお話としては、人類滅亡系も書きがいのあるテーマです。
    人類が滅亡するシナリオとしては、ウイルスのパンデミック、最終兵器戦争、環境破壊、宇宙人の侵攻、太陽膨張などがあります。

    滅亡系については以前に特集を書いたのでよっかたら参考に。


    こんな感じでファンタジーとかSFを書きたくなりましたか?
    そう思ってもらえたら嬉しいです。

     
     
    GENZ ボーカル。文章や絵もかきます。 男の子(21T)と女の子の母親。 小説、音楽、絵、夢日記、コラム、子育て雑記など。 SF、古代文明、縄文、古事記、シュール、サイケデリックなものが好きです。 http://www.mogella.com/dendo/

    あなたへのおすすめ