
授業がうまくいかない先生へ。ベテラン教師から教わった“たった1つの習慣”
教師という仕事において、「自分には授業力がある」と胸を張って言える日は来ないのかもしれません。ですが、周りから「あの先生は授業力がある」と評価される先生は確かに存在します。
そうした先生の授業を見学させていただくと、先生がたくさん話しているわけではなく、子どもの活動や話し合いを温かく見守っている姿が印象的です。先生があまり話さないのに、子どもたちがいきいきと考え、力がぐんぐん伸びていく——。
実は以前、先輩から「授業力を伸ばす方法」を教えてもらいました。それ以来、子どもの発言に自信を持って返せるようになり、他校や同僚の授業を参観する際も「自分ならどうするか」という視点を持てるようになったのです。ありがたいことに「授業を見学させてほしい」「授業研の相談に乗ってほしい」と言っていただける機会も増えました。
あのとき先輩からいただいたアドバイスのおかげで自分の授業スタイルが大きく変わったので、今回はその方法をこっそりお伝えしたいと思います!
結論から言うと、授業力を伸ばす方法は「自分の授業を徹底的に振り返ること」です。
具体的には、次のステップで進めていきます。
自分の授業を録音・録画する
データを見ながら「T(先生)」と「C(子ども)」の発言に分けて文字起こしをする
子どもの発言を確認し、どれが授業のキーとなる言葉だったか、それに対してどう返したかを分析する
先生の発言の中で「削れる部分(必要なかったもの)」を考える
他の先生にデータや文字起こしを見てもらい、コメントをもらう
特に大切なのは④の「先生の不要な話を削る」ことです。
先生の発言が減ると、自然と子どもの発言が増え、子ども同士の対話や繋がりが生まれやすくなります。また、⑤のように授業研などを活用して多くの先生から意見をもらうのも非常に効果的です。
アドバイスをくださった先生は、「どれだけ子どもたちの発言だけで授業を作れるか」を常に大切にされていました。 最初の「日直さん、号令お願いします」や「今日の授業は〇〇をするよ」という導入すらも、「どうすれば子どもの発言から始められるか?」と考え抜いていたそうです。
子どもが主役になる授業——私自身も、そんな授業を目指してこれからも実践を重ねていきたいと思います。
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予告
今回紹介した振り返りを実践していた初任の頃の授業記録や、他校で見学した「子ども同士が対話でつながる授業」の記録があります。
正直、自分の恥ずかしい失敗もたくさん残っているので公開するか長年迷っていました。ですが、完璧な授業案よりも「リアルな泥臭い記録」の方が、誰かのヒントになるのかもしれないとも感じています。
もしご要望が多ければ、恥を忍んで(笑)公開してみようと思います!「読んでみたい」という方は、ぜひスキやコメントでリクエストを残していただけると嬉しいです!