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Photo bymirucha7

向日葵と負けたの #嫉妬祭り

    嫉妬ですか?数えられないくらいしてきました。
    私は劣等感の強い人間です。

    勉強も運動も得意じゃないし早生まれって大人になると1つ若くなるからいいね!とか言われますけど。

    子供の頃、特に小学生の頃は最悪な思い出ばかりです。
    いじめにはあわなかったけど朝礼の時に後ろに並んでいた4月生まれのクラスメートに三つ編みの髪の毛を毎日引っ張られて。すごく背が高い女子でした。私は小さかったので。
    嫌だって言えませんでした。
    「こいつより、遅く生まれただけなのに、クソッ」
    そう思って我慢していましたね。
    みんなから下に見られている意識はありましたよ。
    だけど、1人。そう帰国子女のMちゃんだけは優しかったな。おおらかで、勉強、運動、なんでも出来たし性格も良くて。
    羨望の眼差しで見ていました。

    国語の授業で詩を書かされたんです。
    私は作文とか詩だけは得意!というか好きだったので。
    ここでしか、特技を発揮出来ない陰キャだったもんで。
    スラスラ書いてみたんです。
    タイトルは向日葵…

    暑い夏、本葉が顔を出したところから。
    幹はぐんぐん伸びていく。
    顔は太陽に向かい、
    大きな笑顔を見せるように。
    とかなんとか、自分の中に眠ってる語彙、少ないですけどこれでもか!これでもか!
    どうだ!書いてやったぜ!
    みたいな。
    その授業の後は、良かった作品を先生が読むんですけどね。
    それだけは私は常連でしたから。
    その日は違ったのです。
    Mちゃんの詩が選ばれました。
    タイトル

    「詩が書けない」

    詩を書きたいのに
    詩が書けない
    上を向いても下を向いても
    詩が書けない


    !!!!!なにこの詩は!
    そんな内容でした。
    その時思ったんです。
    負けたよ
    降参だよ
    思いつかないよ

    私はみんなが好きそうな向日葵しか思いつかなかった。
    でもMちゃんは違ったんですね。目の前真っ暗になりました。

    そうです。激しく嫉妬したんですね。
    私の記憶の中で、一番古い嫉妬はこれですね。
    彼女にはこれだけは負けないでいると思っていました。
    彼女が本当に詩を書けなかったのか?
    それが才能というやつだったのか?
    わかりません。
    嫉妬という魔物に火が付けられて、私はいま、noteにいます。実は私の向日葵の詩はとっくにいなくなりましたが、
    「詩が書けない」は、
    いつまでも脳裏に焼き付いていて、メラメラしながらも、嫉妬よ!noteよ!Mちゃんよ!ありがとう!
    と思っています。



    #嫉妬祭り

    斉藤ナミさん尊敬しています。
    嫉妬するナミさんも大好きです。




     
     
    関東在住 なんかしら騒いでいる3人の母|ペラペラエッセイ提唱者|自称ペラペラエッセイ普及協会会長 | 創作 |お笑い|コーラスサークルで歌うことがストレス解消|灯火杯特別ゲスト賞|書く部|片づけ部|アイコンは京たのさん作

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