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【厳格版】ソログルするための10の掟

    このソログルキャンプ、参加希望者は現在ゼロ名。

    私はソロキャンプが好きだ。

    誰かとキャンプをするのが嫌いなわけではない。キャンプ場で隣になった人とおしゃべりした経験もある、オーナーとお酒を飲みながら話すことだって稀だが…ある。

    ただ、一緒にキャンプをするとなると話は別だ。

    キャンプというのは、私にとって大人の等身大リカちゃんごっこのようなものだと思っている。

    テントを建てて、自分の部屋を作る。
    テーブルやチェアを配置して、ランタンを灯す。
    ご飯を作って、焚き火をして、好きなように過ごす。

    自分だけの空間を作り上げて遊ぶのだ。

    特に冬キャンプは忙しい。

    雪かきをしてテントを設営し、グランドシートを敷き、銀マットを敷き、その上にラグを二枚重ねる。さらに薪ストーブを設置する。

    ここまでやると、軽く二時間はかかる。

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    もはや別荘

    その間に、隣の人はすでに焚き火を囲んで乾杯しているかもしれない。

    いや、私はまだなのよ。
    まだ部屋が完成していないのよ。

    しかも、焚き火も薪ストーブも自分で管理したい。
    薪をくべるタイミングも火加減も、自分で決めたい。

    みんなで焚き火を囲んで……なんて言われても、

    「私の炎は?」

    となると思う。

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    どう燃やすかは己の気分次第

    食事だってそのとおり。

    食べたいものを、食べたい量だけ作って食べたい。
    人の料理をいただくのも、誰かのために量を考えて作るのも、なかなか気を遣う。

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    私の適量
    (アクアパッツァの〆にパスタも食べる)

    そして、ギアの話。

    「それ、使い心地どう?」

    というフラットな情報交換は大歓迎。

    でも、「それ高かったんじゃない?」とか「また買ったの?」という話になると、ちょっと面倒くさい。

    私だって人のキャンプ道具を見て、
    「お、おぅ、なかなかですな…」
    と思うことはある。

    でも、本人に迷惑をかけられているわけでもないのに、わざわざ口に出す必要はない。

    私も興味が湧けば買うし、使ってみて合わなければ手放すのは驚くほど早い。
    そんな買い方を理解できない人もいるだろう。

    だから、いちいち説明する必要のないソロキャンプが気楽なのだ。

    そんなわけで、もし私とソログルキャンプをすることになった場合に備え、ここで十の掟を定めておこうと思う。

    🌳 ⛺️ 🌳  🌳 ⛺️ 🌳  ⛺️ 🌳

    ダダンっ(効果音)

    「たま」とソログルするための10の掟

    📜其の一、食事は各々で作り、各々で食すべし。

    持ち寄り料理、共同調理は原則御法度。
    食べたいものを食べたい量だけ食べるべし。

    📜其の二、焚き火は各々で管理すべし。

    人の炎に勝手に薪をくべるべからず。
    火加減にはそれぞれの流儀がある。

    📜其の三、キャンプスタイルの違いを指摘してはならぬ。

    地べた派もお座敷派も、簡素派もこだわり派も、互いの流儀を尊重すべし。

    📜其の四、ギアの価格を詮索してはならぬ。

    「それ高かったんじゃない?」
    「欲しいと思ってたけど、なかなか買えなくてぇ…♡」
    という発言は控えるべし。
    使い心地について尋ねるのは大歓迎。

    📜其の五、購入頻度に口を出してはならぬ。

    「また買ったの?似てるの無い?!」
    「仕舞うところあるの?」
    などと申してはならぬ。
    ギアの購入は本人の懐次第である。

    📜其の六、設営を急かしてはならぬ。

    二時間以上かけて部屋を作る者を急かすべからず。
    ただし、乾杯のときは一応声をかけるべし。ここで放置されると寂しい。

    📜其の七、肉の焼き加減は本人に任せるべし。

    焼き加減には好みがある。
    人の肉を勝手にひっくり返したり、焼きすぎたりしてはならぬ。
    焼き担当を買って出る場合は、本人の許可を得るべし。
    これは焼肉屋でも同じだ。

    📜其の八、無理に行動を共にしてはならぬ。

    散歩も昼寝も自由行動とする。
    一緒に来たからといって、常に一緒にいる必要はない。

    📜其の九、食べ物のお裾分けは原則互いに辞退すべし。(腹パン回避)

    ただし、お酒の差し入れは大いに歓迎。
    個包装の菓子歓迎。ここは柔軟に対応するものとする。

    📜其の十、一人でいる者を寂しい人と認定してはならぬ。

    本人は大変ご機嫌である可能性が高い。
    「あの人、一人なんだ」ではなく、「相当キャンプが好きなんだな」と思うべし。

    以上、十の掟である。
    十個目ソログル関係なくね?!というツッコミは無用。

    🌳 ⛺️ 🌳  🌳 ⛺️ 🌳  ⛺️ 🌳

    こうして並べてみると、わがまま以外の何ものでもないな。これでは誰かと一緒にキャンプをする意味があるのか疑問になってきた。

    そもそも、誰かに誘われたわけでもない。
    ソログルの予定があるわけでもない。

    それなのに、私は何をこんなに偉そうに参加規約まで作っているのだろう。

    もしかしたら、私とソログルをするには、かなりの・・・・忍耐力が必要なのかもしれない。

    以上の掟を遵守する者、参加資格を持つ!

    なお、参加希望者は現在ゼロ名。

    ……うん。
    そうなるよな。

    そういうことでソロキャン行ってきます!


    ⚠️
    ソログル未経験者による、勝手な主観です。


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    設営2時間コースの荷物
    (昨年11月、風速9mあった日のやつだ🤣)
     
     

    たま

     
     
    ソロキャンプを愛する、三姉妹の母。 ​末っ子の就職を機に、本格的な自由時間を手に入れました。趣味のソロキャンプでの出来事や、日常に潜む「小さなドラマ」を切り取って書いてます。 キラキラしてません。 ​アイコンは『なまはげ』ならぬ『たまはげ』よろしくお願いします。

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