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【脳を目覚めさせる】朝の読書にカフカを選ぶ理由

    おはようございます! あなたの朝のルーティーンはなんですか。散歩や、ジョギング、瞑想をする、ヨガをする、水を飲む、珈琲を入れる……。

    私は最近「朝からカフカの作品を読む」という、ちょっと風変わりな読書体験を楽しんでいます。

    カフカとは?

    フランツ・カフカ。20世紀を代表する作家の一人でありながら、その作品は難解で、不条理な世界観で知られています。

    「変身」「城」「審判」...。彼の作品に登場する主人公たちは、理不尽な状況に翻弄され、出口の見えない迷宮を彷徨うように生きています。

    カフカを読むと、日常が違って見える

    そんなカフカ作品を、なぜ「朝」に読むのでしょう?

    それは、私たちの日常もまた、カフカ的な不条理に満ちているからです。

    満員電車での通勤、終わらない仕事、人間関係の悩み...。

    挙げていけばきりがありません。

    不条理を受け入れる、新しい視点

    カフカは、不条理を否定したり、解決しようとはしません。ただ、そこに存在する不条理を、冷徹な筆致で描き出します。

    彼の作品を読むことで、私たちは不条理を受け入れることを学びます。


    そして、不条理な世界の中で、それでも懸命に生きる主人公たちの姿に、
    自分を重ね合わせ、不思議な勇気をもらえるのです。

    朝のカフカで、新しい一日を

    カフカを読むことは、
    ある意味で「心の準備運動」とも言えるかもしれません。

    不条理を受け入れる心の準備。

    そして、どんな理不尽な状況にも、
    自分なりの意味を見出していく心の準備。

    朝、カフカを読むことで、私たちは新しい一日を、より深く、より豊かに生きることができるのです。

    おすすめは『カフカ断片集』

    カフカ作品の中でも、特におすすめなのが『カフカ断片集』です。

    未完の小説や、日記、手紙など、
    カフカの思考の断片に触れることができます。

    例えば以前、noteに書いたこの言葉もカフカの名言です。

    また断片集なので、忙しい朝の時間の中でもすぐに読めます。

    短い文章の中に、カフカの鋭い洞察や、深遠な思想が凝縮されており、まるで心の奥底に直接語りかけられるような読書体験ができます。

    早朝カフカ、ぜひお試しあれ

    「朝からカフカなんて、気が重い...」

    そう思う方もいらっしゃるでしょう。

    しかし、カフカにはこんな言葉もあります。

    わたしたちが生きている一瞬のうちにも、多様性があり、そのなかで多様さが多様に渦巻いている。
    そして、その一瞬はまだ終わっていない。
    ほら、みてごごらん!

    「夫婦」ノート 1992年10月/11月

    カフカを読むことは「頭のヨガ」のようなものです。

    その不条理な世界に触れることで、
    常識や固定観念を揺さぶられ、思考が柔軟になり、
    朝から動き出すための準備が整います。

    きっと、あなたの読書体験に、新しい風を吹き込んでくれるはずです。


    「はじめまして」の皆様も、
    「いつも読みに来てくださる」皆様も、
    最後まで読んでくださりありがとうございます。

    皆様にとって、「誰もが心の疲れを癒やし、そして再出発に向けて力を蓄えるための場所」と、このnoteがなりますようにこれからも尽力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

    あなたにとって、幸せな1日になりますように!


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    #66日ライラン

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    第69回「短歌研究新人賞」予選通過。 こころの深海にもぐっては、あかりになる「言葉の毛布」を届けています。 編集者・歌人。猫と生きながら、短歌・古典・読書の力で、こころに安全基地を。 ※Amazonのアソシエイトとして、つくだとしおは適格販売により収入を得ています。

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