
わたしの本棚|カラーモンスター きもちは なにいろ?
生きていれば、晴れの日もあれば、雨の日もある。
頭の中がぐるぐる・もやもやすることだってあるし、やたら不安になったり、疲労困憊して動けなくなったりも。
対話の余白に、そっと耳を澄ませる時間を。
ライフコーチの こんのりょうこ です。
もともとわたしは、自分の中にあるネガティブな感情と一緒にいることが苦手でした。
重たい感情に飲み込まれそうになるのが嫌で、気持ちに蓋をしたり、否定したり、見なかったことにしたり。
でも、ネガティブな感情をなかったことにして笑顔で過ごそうとしても、そうは問屋が卸さなくて…
いつもどこかで苦しかった。
そんなとき、1冊の絵本に出会いました。
『カラーモンスター きもちは なにいろ?』
著者:アナ・レナス
シンプルだけど、すごく大切なことが書かれていました。
感情には、善悪も優劣もない。
ネガティブな気持ちも、ポジティブな気持ちも、それぞれが大切なメッセンジャーで、こころの声を伝えてくれる。
そんなふうに受け取りました。
自分で自分に寄り添って、こころの声に耳を傾けて、上手にケアすることができたなら、きっともっと軽やかに進んでいける気がするのです。
なーんて、もっともらしいことを言ってみましたが、そんなわたしもまだ旅の途中です。
「誰にも理解されない、誰も味方がいない、どこにも居場所がない」
そんな繰り返されるパターンをなんとかしたい一心で、愚直にもがき続けています。
正直なことを言うと、わたしは自分に寄り添うよりも、大切な誰かに寄り添うほうが、ずっとずっと得意です。
長いあいだ
「自分のニーズは胸にしまっておく」
「相手が喜ぶ(と自分が思っている)反応やふるまいをする」
そんなことを無数に繰り返してきました。
幼少期に、誰かのニーズを満たすことでなんとか生き延びてきた名残なのだと思います。
でも、我慢を重ねてどこかで爆発するくらいなら、そんな我慢なんて誰のためにもならない。
自分のこころの声に真摯に耳を傾けることがどれほど大切か、いまでは痛感しています。
この世界が安全だとこころから思えて、何をしてもしなくても、何ができてもできなくても、何を持っていてもいなくても、自分にも居場所と出番があると信じられる日が来るまで…
たぶんこれからも何度も転ぶと思いますが、諦めず立ち上がり、何度でも練習を続けます。
まだ感情のコントロールが難しいこどもたちが、自分の感情を把握し、気持ちの整理や表現をする手助けのために書かれた絵本ですが、年齢を問わずぜひ手に取ってほしい1冊です。
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