
親と子供の視点の違い
子どもは虫眼鏡で今を見る、親は双眼鏡で未来を見る
子どもがつかまり立ちをするとき、
初めての一歩を踏み出そうとしているとき
あんなに失敗をしても、決してあきらめようとはしませんよね。
失敗しても何度も立ち上がり、繰り返し挑戦します。
最も自己肯定感が高い状態と言えます。
世界一大好きな親が、自分を信じる心、期待しているまなざし、微笑みで見守ってくれる安心感が、そこにはありました。
いつからでしょうか。
子どもができると信じるよりも、先回りしたり
心配になり余分に声をかけるようになったのは。
ボタンの掛け違いが起こるとき
親と子どもでは、見ている視線の方向が違います。
子どもは、過去や未来にとらわれず、今ここにある足元の世界を全力で楽しんでいます。
親は、常に先々のこと(失敗回避、進路、生活、安全、効率)を考えて計画を立てようとします。
「そんなことしてると、〇〇になるよ」
「〇〇になったら、○○だよ」
「○○しないと、○○だよ」
「〇〇した方がいいよ」
愛ゆえの行動や視点だと思います。
けれど、別の視点も考えてみませんか?
【なぜ私は失敗しては行けない、と思うのか】
この問いは、自分への贈り物です。
今この瞬間を共に信じて見守るからこそ生まれる会話があります。
失敗や経験からしか得られないものがあります。
隣にいるからこそ、できる相談もあるのではないかということを。
子どもたちは、先々失敗しないようにお膳立てしてもらうことが望みなのではなく、今の自分を信じて隣で勇気をくれれば、たとえ失敗しても、自分で自信をもって進んでいくのかもしれません。
思春期は脱皮前
ちょっとグロテスクな例えですが
サナギの中でおきていることは、ご存じでしょうか?
きれいな蝶になる前、サナギの中では、一度ドロドロの液体のように溶かされ、もう一度、形作られていきます。
人間も同じです。
親が幼いころは家庭ごとにルールや選択をする際、
家族の価値観を持ち、育てていきます。
けれど思春期は、親が作った価値観を360度眺め、時に否定し
「自分は何者か」「どう生きるか」を深く模索します。
親とは違う自分につくり変える時期ともいえます。
親は、コントロールはできません。
親としては、自分と似ている価値観であれば嬉しいし、安心かもしれません。
けれど、子どもは【自分で得た経験と、自分の眼鏡で見た世界】で自分の土台を作って行きます。
子どもは不満や不安、焦り、劣等感を感じると共に、自分を誇らしく思い自信をつけるタイミングでもあります。
「あんなにかわいかったのに・・」と思う日もあるかもしれませんが、
こころとからだのバランス、脳の発達のアンバランスに加え、感情も荒波の中にいます。
ひとりの子どもの中に
「自立したい自分」と「甘えたい自分」
「理想の自分」と「現実の自分」
「やりたいこと」と「やれること」
「自分らしさ」と「浮かないようにする自分」
とにかく葛藤の中にいますから、親も声掛けが難しくなります。
皆さんの子ども時代、思春期はどうでしたか?
親も手を放し、心は離さない時期へ
感情が揺れるのは 「発達の途中」で「人として自然な脳の反応」です。
親の脳も、ストレスや不安が強いときは、感情の脳が前に出て理性の脳が働きにくくなります。
25歳ころには、計画性や予測能力、 社会性が徐々に確立されると言われています。
思春期には、計画性や社会性が未成熟なために不安を感じやすく、それが 行動に影響を与えることもあり、思春期中は未熟な状態にあると理解しておくと振り回されにくくなりますよね。
大人へと成長する段階の子どもは、大人が一方的に旗を振り導く存在ではありません。
自立に向けた局面に入ってきます。
とはいえ、目も心も話してよいわけではありません。
思春期は、以前の記事でも書いた「傾聴」や「承認」がとても役立つ時期です。
否定や評価を加えず、良い悪いの答えをただ与えるのではなく、自分で答えを出せるように、ぜひ、一番の理解者でいれるように、一緒に学んでいきませんか?
親も、新たなステージへの幕開けの時期です。
大丈夫、思春期を乗り越えたら、きっと頼もしいわが子がそこにいますから。「何か相談したいことがあれば、いつでも聞くね」という扉を開けて、実際頼ってきたときは、否定や評価をせず、じっくり話を聴いてみてください。
あなたのNew息子、New娘、そしてNewわたしが、新しい幸せにたくさん出逢えますように。
親は自分満たしも忘れずに過ごしていきましょう。
今日も、Cocoharuに来てくれてありがとうございます。
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あなたの今日が、昨日より素敵な一日となりますように。