
90年代CDを本気で聴くなら、中古オーディオが面白い
以前、CDの整理について書いたことがあります。
サブスクで音楽を聴くのが当たり前になった今、それでも──
ふと手に取った、あの1枚のCD。
「これ、ちゃんと“かけて”聴きたい」
そんな気持ちが湧き上がる瞬間ってありませんか?
実家のCD棚を整理していた時、懐かしいアルバムを見つけた私は、その衝動のまま、中古のオーディオ機器を探す旅に出ました。
CDプレーヤーがない!衝動で始まった機材探し
まず必要なのはCDプレーヤー。でも、最近の部屋にはもうそんな機材がありません。
「レシーバーなら、スピーカーにも直接出力できるし、中古で安くあるかも?」
そう考えて探した末に出会ったのが、ONKYO CR-S1。完動品で4,000円。トレイ式じゃないのも良い。出力端子も十分。これはいい買い物でした。
“あの頃の音”を鳴らすスピーカーを探す
次に探したのはスピーカー。やっぱり90年代っぽさを再現したい。
地元のリサイクルショップで見つけたのが、Panasonic SB-CH700。3ウェイのしっかりした構成で、当時のバブルコンポ感がたまらない1台。3,000円。これは即決です。
実家から眠っていた機材も発掘
さらに、実家で眠っていた機材を発掘。
ONKYOの**A-5VL(アンプ)とSKW-10(サブウーファー)**を追加で引っ張り出し、システムを組み上げました。
せっかくだから全部使ってみようというノリです。
接続完了──昔の機材で“今の音”を鳴らしてみた


再生したのは、当然あの曲。
CHAGE & ASKA「僕はこの瞳で嘘をつく」──
このSB-CH700のCMソングでもありました。選ばない理由がありません。
CHAGE&ASKA 「僕はこの瞳で嘘をつく」
発掘したアルバム TREEの1曲目です。
“この音だった…”記憶ごと蘇る1曲目

面で押し出してくるような音圧。
Bluetoothスピーカーでは出せない中高域の分離感と、しっかりした低音。
ASKAとCHAGEのハーモニーが、あの頃と同じように胸に響く──。
まさに「これこれ!」と、思わず声が出てしまいました。
CDアルバムを“通して聴く”良さを思い出す
そのまま、King Gnu『CEREMONY』をかけてみました。
サブスクでは聴いていたのに、CDで聴くとまた印象が変わります。
アルバムを通しで聴く体験って、やっぱり特別なんだなと実感。
中古オーディオでも、驚くほど音楽を楽しめる
もちろん、ハイエンドオーディオと比べれば限界はあります。
でもこの中古セット、数万円のBluetoothスピーカーでは出せない音をちゃんと鳴らしてくれます。
そこには“音の手触り”と、ほんの少しの“手間”がある。
でもその手間が、音楽に触れる時間をちょっと特別にしてくれるんです。
音楽は、記憶の引き金になる
音楽って、思い出に結びついています。
再生機材を変えるだけで、記憶の解像度すら上がるような体験がある。
昔好きだったCD、引っ張り出して、ぜひ“かけて”聴いてみてください。
きっと、あなたの中にも眠っていた「何か」が、音と一緒に蘇るはずです。
閲覧ありがとうございました。
📌 この体験が、私のオーディオ沼の原点です。
ここから機材が入れ替わっていく様子を、連載として記録していきます。
こちらより連載しています
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