
水の音|140字小説(#シロクマ文芸部)
水の音が紙の中で丸まっている。飛び出した熱は平行四辺形の座標。天井の枕は洋梨の冠を投げ捨てた。リンボーダンスの紫陽花は鯨の涙を弾くじゃないか。手紙を煮て焼いて、食べたのは誰?亡くした胡瓜は背中のほこり。三等星の珈琲がチンアナゴの首にかけられた。落とした右胸を届けてくれた春霞。
シロクマ文芸部の企画「水の音」に参加しています。
小牧さん、よろしくお願いします。
【わたりあめのノージャンルな140字ショートショート】

水の音が紙の中で丸まっている。飛び出した熱は平行四辺形の座標。天井の枕は洋梨の冠を投げ捨てた。リンボーダンスの紫陽花は鯨の涙を弾くじゃないか。手紙を煮て焼いて、食べたのは誰?亡くした胡瓜は背中のほこり。三等星の珈琲がチンアナゴの首にかけられた。落とした右胸を届けてくれた春霞。
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