
仕事が早い人=手が速い人、ではない
「仕事が早い人」って聞くと、手を動かすのが速い人を想像するかもしれません。
でも、僕が現場で「この人、仕事早いな」と思うのは、段取りがいい人です。
もちろん作業スピードも大事です。でも、どれだけ手が速くても、材料が足りなくて止まったり、次に何をするか決まっていなかったりしたら、結局そこで時間を使います。
僕自身、職長として意識しているのは、人の動きを止めないこと。そして、手戻りをしないこと。
例えば5人で現場に入っているなら、自分一人がめちゃくちゃ速く作業するより、5人全員が止まらず動けるように段取りした方が、現場全体では圧倒的に早いです。
昔と比べると、自分も仕事のスピードはかなり上がったと思います。でも、単純に手が速くなったというより、段取りができるようになったことの方が大きいです。
次に何が必要なのか。誰に何をやってもらうのか。どこまで終わらせれば、次の作業にスムーズにつながるのか。
そういうことを先に考えられるようになって、結果的に仕事が早くなりました。
よく「段取り八分」と言いますが、現場で働いていると本当にその通りだなと思います。
仕事の速さは、手を動かす前にだいたい決まっている。
最近はそんなことを思いながら仕事をしています。