
【FX基礎学 第1回】FXとは何か・通貨ペアの仕組み
はじめまして、waiTD YOMIYAです。
このnoteでは「FX基礎学」と題して、チャートの読み方からエントリーポイントの見極め方までを、初心者の方でも順番に積み上げていけるように連載していきます。あわせて、実際のトレード記録も並行して公開していく予定です。
「待てないから負ける」という失敗を何度も繰り返してきた身として、感覚ではなく根拠に基づいてトレードするための土台を、この連載を通じて一緒に作っていければと思っています。
初回となる今回は、FXの基本的な仕組みと、これから何度も出てくる基礎用語を整理します。
FXとは何か
FX(Foreign Exchange、外国為替証拠金取引)とは、簡単に言うと「異なる国の通貨を売買して、その差額で利益を狙う取引」です。
例えば、1ドル=150円のときにドルを買い、1ドル=151円になったタイミングで売れば、その差額の1円分が利益になります(逆に円高に動けば損失になります)。
株式投資が「企業の株を売買する」ものだとすれば、FXは「通貨そのものを売買する」ものだとイメージするとわかりやすいと思います。
通貨ペアの仕組み
FXでは、必ず2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」という形で取引します。代表的なものは以下の通りです。
USD/JPY(米ドル/円):最も取引量が多く、値動きが比較的読みやすいとされる代表的な通貨ペア
EUR/USD(ユーロ/米ドル):世界で最も取引量が多い通貨ペア。米国とユーロ圏、両方の経済動向が影響する
EUR/JPY(ユーロ/円):ユーロ圏と日本、両方の材料に反応する
通貨ペアの表記は「基軸通貨/決済通貨」の順番になっています。USD/JPYであれば「1ドルが何円か」を表しており、これが上がれば円安(ドル高)、下がれば円高(ドル安)ということになります。
最初のうちは、値動きの特徴が比較的つかみやすいUSD/JPYから見ていくのがおすすめです。この連載でも、基本的にUSD/JPYを例に説明していきます。
覚えておきたい基本用語
pips(ピップス)
通貨の値動きを表す共通単位です。USD/JPYの場合、通常は「0.01円=1pips」として扱われます(例:150.00円→150.10円の値動きは10pips)。通貨ペアによって1pipsの単位が異なる点は、慣れないうちは少し注意が必要です。
レバレッジ
自己資金以上の金額で取引できる仕組みです。例えば資金10万円でも、レバレッジ25倍なら最大250万円分の取引ができます。大きな利益を狙える一方、損失も同じ倍率で拡大するため、レバレッジの使い方は今後の連載(資金管理の回)で詳しく扱います。
スプレッド
通貨を「買う価格」と「売る価格」の差のことで、実質的な取引コストにあたります。スプレッドが狭いほど、コストを抑えて取引できます。証券会社を選ぶ際の比較ポイントの一つです。
買い(ロング)・売り(ショート)
FXは株と違い、「安く買って高く売る」だけでなく、「高く売って安く買い戻す」という取引もできます。前者を買い(ロング)、後者を売り(ショート)と呼びます。下落局面でも利益を狙えるのはFXの特徴の一つです。
この連載の進め方
「FX基礎学」は全40回を予定しており、以下のようなステップで進めていきます。
チャートを読む基礎(ローソク足、サポート・レジスタンスなど)
テクニカル分析の土台(移動平均線、RSI、MACDなど)
エントリーポイントの見極め方
損切り・利確・資金管理
メンタルと実践への橋渡し
基本的に週1〜2回のペースで更新していきます。あわせて、実際のトレード記録も別記事で公開していきますので、「今回の基礎学で説明した内容が、実際のトレードでどう使われているか」を照らし合わせながら読んでいただけると理解が深まると思います。
次回は「ローソク足の基本」について解説します。FXやチャート分析において最も基本になる部分なので、ぜひ引き続き読んでいただけると嬉しいです。