
ツユクサと、時間が重なった朝
庭の片隅に咲くツユクサ。
少し前、緑色の苞(ほう)の中から青いつぼみが顔をのぞかせているのを見つけた。
ツユクサの花は、こんなところから出てくるんだ。
初めて知ったその姿が不思議で、それから毎朝、庭に出るたびに様子を見るようになった。
あの青いつぼみは、いつ咲くのだろう。
苞からのぞく青い姿は何度か見かけたけれど、なかなか開いた花に出会えない。
気づけば、花を終えたような姿になっている。
どうしてだろう。
そんなことを思いながら、今朝も庭に出た。
今日は、いつもより少し遅い時間。
ふと足元を見ると、ツユクサが青い花びらを広げていた。
鮮やかな青が二枚。
その下には、小さな白い花びら。
真ん中には、黄色い雄しべが並んでいる。
横からのぞくと、緑色の苞に包まれていて、ようやく花が咲いているのがわかった。
あとで調べてみると、ツユクサの花は一日花で、朝に咲き、昼ごろにはしぼんでしまうことが多いらしい。
そうだったのか。
私はずっと、花が咲くのを待っていたつもりだった。
けれど、私が見ていない時間に咲いて、しぼんでいたのかもしれない。
ツユクサと私の時間は、少しすれ違っていたのかな。
苞の中には、まだ青いつぼみが見える。
花を終えた苞もある。
今朝咲いていた花も、やがてしぼんでいくのだろう。
今朝は、たまたま開いた花に出会えた。
今日は、少しだけタイミングが合ったみたい。

枝豆のようにパカっと出てくるんだ!
と驚いた日の写真。

