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Photo byishi99

耐切創グローブは、色々な場面で活躍する優れもの。


     会社という組織に属し、安全管理、品質管理、人材育成教育などに従事する会社員に共感していただける話題を書いています。
    今回は・・・・、

    グローブである。

     最近、工事現場で作業にあたる際に、ヘルメットや安全靴に加えて、耐切創グローブの着用を求められたという話をちらほら聞くようになった。

     先日、計画有給休暇を取った際、家にいても暇だし特に行くところもなかったので、東京国際展示場でたまたま開催されていた「ものづくりワールド」に行ってきた。
     特にお目当ての展示もなく、ただなんとなくブラブラと会場を歩いていると偶然、手袋メーカー2社の展示に遭遇した。展示ブースの前で、「へえー、手袋って用途によってこんなに種類があるんだ」と呆気に取られていると、メーカーの営業と思しき人に声をかけられ、いろいろと説明を受けたあとで、何気なく立ち去ろうとしたら、「あとで、サンプル送りますよ、名刺下さい」という口車に乗って名刺を渡したら送ってきたのが、下の写真の左側のグローブである。

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    耐切創グローブのサンプル

     このグローブは、もらった時点では発売になっていない新製品のサンプルだった。私自身は仕事で耐切創グローブをするような機会は無いので、自宅に持って帰りテストする事にした。

     さすがに自慢の新製品だけのことはあり、フィット感は抜群で、指先の感覚も良い。長い時間使っていても手の甲が蒸れて痒くなる感じもなく快適だ。しかしである。

     数時間ほどこのグローブで作業をしていて、ふと気が付くと親指の先に穴が開いている。それも両手である。薄いのにカットレベルDという優れものだが、指先に穴が開いてしまっては役に立たない。

     後日、メーカーからモニターアンケートの電話がかかってきたので、そのことを告げると、そんなに驚いた様子もなく。「もうちょっと厚手のやつ送ります」ということで送られてきたのが、写真の右側の物である。

     手の内側に貼ってあるニトリルゴムが最初の物に比べると厚手で、これならちょっとやそっとでは穴が開きそうにもない。試しに着けて見てグーパーグーパーやった感じでは、フィット感や柔軟性も大変良い。これも、家に持って帰って実際の作業で試してみた。

     実は、こういったグローブに興味をもったのには理由がある。この年、第二種電気工事士の技能試験を受験したのだ。
     半年前ほどから、ホーザンの電気工事士試験用工具セットを購入し、休みの日に自宅で練習していた。
     電気工事士の技能試験では、左手の指先でネジと電線を押さえながら、右手に持ったドライバーでネジを閉めるという作業がたくさんある。この作業では、指先が摩擦で擦れるし、尖った金属の電線の先や工具の刃が当たるので、どうしても指先に負荷がかかる。それで指先が薄いと穴が空いてしまうのだ。これは決して手袋がダメなわけではなくて、私が、ちゃんと作業に適したグローブをチョイスしていなかっただけのことである。

     電験三種試験の時もそうだったが、今回も私の先生はユーチューブである。技能試験などの動作を伴うものに動画の教材はうってつけだ。しかも、無料。(広告を見たくないのでユーチューブには毎月お金を払っているが)

     ユーチューブには、電気工事士技能試験に関する動画が沢山あり、その動画の中の一つに、作業をする時はグローブをした方が良い、というアドバイスをしているひとがいた。しかも、百均で売っているもので十分という話である。私は早速、自宅近くのシマホに自転車を走らせた。シマホに行って売り場を見ると、売っているグローブの多さに驚いた。手の内側が天然ゴムのものや、ニトリルゴムのもの(この違いがなんなのかよくわからないが)、スマホに対応しているものに、していないもの、値段も170円ぐらいの物から2,000円ぐらいのものまでピンキリだ。

     とりあえず数種類のグローブをチョイスし買ってきた。シマホにはカットレベルがDとかいうレベルの高いものは無かったので、そういうものもネットで探して購入してみた。

     かくして、10種類ほどのグローブがそろうことになった。技能試験の練習をしながら、手袋もとっかえひっかえ試すことに。実際に使ってみると分かるのだが、グローブはどれもフィット感や指先の感覚、ゴムの柔らかさ、滑らかさ、べたつき加減、蒸れ感、付け外しのしやすさなど、微妙に違う。グローブというものも、なかなか奥が深い。

     これを読んでいる皆さんの中にも、いろいろなグローブを試してみてこれが良いというお勧めがあるのではないかと思う。そんな自慢のグローブを知っている方は、是非コメント欄に書き込んで欲しい。

     ちなみに、技能試験本番にもグローブを持っていき着用したのだが、私の試験会場の教室では、私の席から見える限りの範囲で、グローブをしている人は一人もいなかった。私は当然みんなグローブをするものだと思っていたので、他の人がどんなグローブを使っているのか楽しみにしていただけに拍子抜けだった。しかも、自分だけ気合満々でグローブなんかはめちゃっていて少々恥ずかしかった。

     しかしである。グローブをした方が俄然作業性は良いし、それよりなにより、安全である。これから受験しようと考えている方には、グローブの着用をお勧めする。
     電気工事士の技能試験で使う以外でも、グローブはさまざまな作業の効率を上げてくれる。ダンボール箱を伸ばして畳んで重ねて縛るときとか、2リットルのペットボトルが6本入ったダンボールケースを持ち上げる時とか、もちろん、カッターナイフを使って何かを切る時には必ずグローブをする。
     そして、実は一番役に立っているのは、瓶詰めのジャムの蓋が開かない時だ。このグローブを装着して撚れば簡単に開く。お試しあれ。


     
     
    60歳で定年退職し、継続雇用で契約社員として働くおっさんが、過去の経歴をかなぐり捨てて、60代の働き方、遊び方を赤裸々に語ります。

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