メインコンテンツへスキップ
見出し画像

コミチ会員「200万人突破」のご報告【決意表明】

    「どうして、マンガにこんなに熱くなれるのだろう?」

    この問いを自分自身に投げかけることがあります。幼い頃から読み始めたマンガは、気がつけば私の人生の大きな部分を占めるようになっていました。

    そして今、マンガDXのスタートアップ「コミチ」のCEOとして、日々「MANGA」のグローバル展開の可能性を追求する日々を送っています。

    この度、コミチの会員数が200万人を突破し、月間アクティブユーザー(MAU)が500万人を超えたことをご報告できることを、心から嬉しく思います。

    この数字の背後には、マンガを愛するすべての人たちの支えがあります。出版社の皆さん、マンガ家の皆さん、そして何より読者の皆さんの応援があってこそです。

    本日は、私たちコミチの歩みと、これからの挑戦について記したいと思います。

    「コミチ」の歴史:100年愛されるマンガづくり

    最初に数字の話から。コミチの成長曲線は、まさに起業家が夢見る理想の形です。

    会員数のグラフを見ると、2022年に50万人を超えたあたりから急激な上昇カーブを描き始め、2023年末には100万人を突破。そして今年、ついに200万人の大台に乗せることができました。

    MAUに関しても同様の傾向が見られます。2021年の終わりには100万人程度だったものが、2023年に300万人を突破し、今や500万人を超えています。

    画像
    コミチの会員数とMAU

    この数字の背景には、「コミチ+」を導入いただいたWebマンガ誌の着実な増加があります。

    画像
    コミチ+導入実績19メディア

    読者の皆さんが求める作品に、出会える場を増やし続けてきた結果だと考えています。

    画像
    コミチの歩み

    2018年3月、コミチは「マンガを世界に知らしめる」という大きな夢を掲げて創業しました。

    当初はマンガ投稿サイト「コミチ」としてスタート。2019年4月には月間投稿数が1,000件を突破し、小さな一歩を踏み出しました。

    画像
    創業当時のオフィス

    転機となったのは2020年7月の「ヤンマガWeb」ローンチです。初めて大手出版社とタッグを組み、プロのマンガ家さんの作品を届けるプラットフォームへと進化しました。

    続く2021年10月には「コミチ+」第1号となる「コルクスタジオ」をローンチ。「コミチ+」は出版社のWebマンガ誌をサポートするSaaSサービスで、コミチの柱となるビジネスモデルです。

    2023年3月には「ヤングアニマルWeb」「ヤンチャンWeb」をローンチし、マンガのプラットフォームとしての地位を確立し始めました。

    2023年は飛躍の年でした。3月に「ウェブトゥーンカオスマップ」を発表し、5月には秋田書店の「チャンピオンクロス」をローンチ。

    画像
    現在のオフィス。ここ2年で3回の引っ越しを経験。

    2024年に入ると、4月に7,500万PV、会員数100万人を突破。6月には「リマコミ」「ビッコミ」をローンチして取扱作品数が2,000件を超えました。

    そして2025年3月には「コミチ+」第16号として「コミックグロウル」をローンチし、現在に至ります。

    日本のマンガが「MANGA」として世界に愛される

    コミチがこれから実現したいビジョンについてお話しさせてください。

    日本のエンターテイメントが世界で認められる時代が到来しています。任天堂の「スーパーマリオブラザーズ」が生み出したハリウッド映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の世界興行収入は13億6000万ドル(約2000億円)を超え、YOASOBIの楽曲「アイドル」は日本語史上初の米ビルボードのグローバルで首位(米国除く)という快挙を成し遂げました。

    マンガも例外ではありません。

    日本のマンガが「MANGA」として世界に愛される時代が、ついに本格的に到来しました。

    画像
    NHKスペシャル「新ジャポニズム 第1集MANGA わたしを解き放つ物語」が2025年1月5日に放送

    かつて「海外でマンガが売れる」と言えば、まずアニメ化されて人気を得た作品が、数年かけて翻訳されて海外の書店に並ぶというのが定番のパターンでした。しかし今、その状況は大きく変わりつつあります。

    週刊少年ジャンプで連載中の『カグラバチ』が海外のSNSで大きな話題となり、米国や韓国など日本を除く9カ国の平均で連載初週から急上昇しました。これまでは翻訳出版に時間がかかり、アニメ化などを経て数年がかりで認知度が上がるパターンが大半でしたが、集英社や講談社などの出版社が相次いで翻訳版のサイマル(同時)配信を始めたことで状況が変わりました。(「2024年、ウェブトゥーンの勝算」参照)

    JETROの調査によれば、世界のマンガ市場は2023年の136.9億ドル(約2.14兆円)から、2030年には421億ドル(約6.6兆円)へと約3倍に拡大すると予測されています。特に米国市場は2023年の9.3億ドル(約1462億円)から、2030年には38.87億ドル(約6115億円)へと約4倍の成長が見込まれています。アニメ市場を含めると、その規模はさらに拡大します。世界のアニメ市場は2023年で312.2億ドル(約4.91兆円)、2030年には600.6億ドル(約9.44兆円)まで成長すると予測されています。

    画像
    JETRO「アニメ関連サービス・商品に関する米国市場レポート」(2024年版)を元に作成

    日本のマンガ・アニメが世界で認められ、大きな経済的価値を生み出す時代が到来しているのです。

    日本が生み出す「マンガ」の独創性や多様性がアニメとなり世界中に配信されて、コスプレや同人誌などのファン創作が生まれ、グッズやゲームなどに展開され、やがて世界中のファンに「MANGA」として愛されて「IP(知的財産)」として確立されていく。

    実際に、いくつかのマンガ作品はすでにグローバルIPとしての成功を収めています。『ワンピース』『呪術廻戦』『チェンソーマン』など、シリーズ累計発行部数が数千万部を超える人気作品は、アニメや映画、ゲーム、グッズなどへの展開を通じて巨大なIPとなっています。

    マンガの「グローバルIP化」に挑戦

    今後も、マンガを起点としたグローバルIPの創出は加速すると予想されます。技術の進化により、翻訳や配信のハードルが下がり、より多くの作品が世界中のファンに届けられるようになるでしょう。また、VRやARなどの新技術を活用した新たな体験の創出も期待されます。

    そのゼロイチの「始まりの場所」にあるのがマンガです。もちろん小説・映画やゲームから生まれるIPもたくさんありますが、マンガほど多くのIPを創出している場所はないと思います。

    作家や編集者が持つキャラクター設定、ストーリー展開、コマ割り、演出方法などのマンガ創作のエッセンスは、当事者だけが知っている「暗黙知」として受け継がれています。この「暗黙知」をデジタル技術によって「形式知」化し、IP創出を加速することが、グローバルIP展開の鍵となるはずです。(「IP創出への新たなチャレンジ──「マンガ」から「MANGA」へ」参照)

    コミチでは、以下の3つの方向性でマンガのグローバルIP化を支援したいと考えています:

    1.メディアミックス

    作家と編集者が生み出す独創的な「MANGA」作品を、様々なメディアでの展開可能性を見据えて支援します。創作プロセスから生まれる多様な表現を、アニメ、ゲーム、実写化など、多彩なメディアミックスへとつなげます。

    2.IP展開

    「MANGA」をIPの起点として捉え、作品の価値を最大化する事業展開を目指します。著作権管理の最適化、二次利用のための権利処理スキームの整備、クリエイターの収益最大化など、IP展開の基盤を構築します。

    3.グローバル展開

    日本発の「MANGA」を世界に発信するプラットフォームとして、各地域の特性に応じた展開戦略を推進します。言語や文化の壁を超えて親しまれるコンテンツ・IPとなるよう、ローカライズとプロモーションの両面からサポートしていきます。

    私たちコミチのミッションは、「マンガを世界に知らしめる」ことです。

    コミチの200万人の会員と月間500万ユーザーという数字は、単なる数字ではありません。それは「マンガ愛」を持つ人々の集合体であり、未来のマンガ産業を支える基盤です。

    コミチはこれからも、マンガのデジタル化に挑戦し続けます。出版社や編集者の皆さん、マンガ家の皆さん、そして何より読者の皆さんと共に、「100年愛されるマンガづくり」に貢献していきたいと思います。

    でも、そのためには皆さんの応援が必要です。この記事を読んでくださったあなたの「マンガ愛」が、次の100年のマンガ文化を育てます。

    コミチの挑戦は、まだ始まったばかり。これからも応援よろしくお願いします!


    マンガDXのスタートアップ「コミチ」は、いっしょにIPOを目指す仲間を募集中です。特にマンガメディアのディレクターや開発PM/PdM候補を急募しています。売上YoY200%成長、2期連続黒字化を達成し、急拡大中。カジュアル面談からでも、ぜひお声がけください!(詳細は下記HPをご覧ください)