
Weber Grillで焼くスモークド・バスクチーズケーキ
日曜日のnoteは、いつもの「未来創造学」はお休みです。
その代わりと言ってはなんですが、先日コミュニティのBBQでバスクチーズケーキを焼いてみたので、その様子をご紹介しようと思います。
BBQの締めに本格スィーツを出したい。
そんなちょっとした驚きの演出。
Weberグリルで焼く、本格バスクチーズケーキ!
早速、バスクチーズケーキの材料から。
意外とシンプル!バスクチーズケーキの材料
◾️18センチケーキ型にぴったり
・クリームチーズ 400g
・グラニュー糖 150g
・生卵L 4個
・薄力粉 大さじ2
・生クリーム 45%以上 400g
材料はこれだけ。意外とシンプルですよね。
ここから、BBQの締めに本格スイーツを出すための「手順と戦略」をお伝えします。
◾️鉄則:一番最初に焼く!
ここが、いきなり最大のポイントです。
バスクチーズケーキは、焼いた後にしっかりと冷まして、生地をねっとり落ち着かせる時間が必要になります。本当は「一晩寝かせる」のがベストなのですが、BBQの現場ではギリギリのラインで完成させます。
1. まずは火おこし

年季の入ったWeberグリルとラピッドスターターの出番です。
チムニースターター(大)いっぱいに炭を入れます。下半分弱は火がつきやすいKingsfordのチャーコールブリケット、半分強は火持ちの良いオガ炭を使用。完全に炭に火が点くまで、30分程度かかります。
2. 火がつくまでにチーズケーキの仕込み
炭の準備をしている間に、生地を手早く作っていきます。
・型の準備: クッキングシートを水で濡らしてクシャクシャに丸め、広げてケーキ型に敷き詰めます。

・クリームチーズを練る: 常温に戻したクリームチーズを大きめのボウルに全部入れ、ステンレスの泡立て器などで柔らかく練ります。(冷たい場合は電子レンジで少し温めてください)。最初はボソボソしていますが、ダマにならないようによく混ぜます。


・グラニュー糖を投入: 150gをしっかり計って入れ、さらに混ぜます。


・卵を投入: 溶き卵を2〜3回に分けて少しずつ加え、よく混ぜ合わせます。

・薄力粉を投入: 粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

・生クリームを投入: 400gを少しずつ混ぜていきます。これでかなり滑らかな生地になります。



・型へ流し込む: 用意したケーキ型に優しく注ぎ入れます。


◾️Weberグリルへ投入!

◾️チャーコールレイアウトの工夫
炭の配置は「2ゾーンスプリットファイア」(左右に炭を山にして置く配置)にします。
ここで今回のもう一つのポイント。ピザストーンを中央に使い、炭の直熱を避けてチーズケーキの焼け具合をコントロールします。(実はこのアイデア、Geminiが提案してくれました)。スモークの香りを纏わせるため、スモークチャンクスも少し投入します。

スモークチャンクスも少し投入。
◾️いざ、焼きの工程へ
グリルの庫内温度が200度になったら、いよいよケーキ型を投入!うまく焼けるでしょうか……。


これ、大事
待つ事45分

まだちょっと真ん中が柔らかすぎ
焦げ色ももう少し欲しい…
追加15分

バスクチーズケーキは真っ黒にしたい

◾️忍耐の冷却タイム
網から下ろして粗熱を取ります。時間が経つにつれて、少しずつ真ん中が沈んできます。


焼きたてを味わってみたかったんだもん。
この後、ひたすら待ちの時間が続きます。
BBQ(炭火)ならではの面白さ
ガスオーブンと違って、Weberグリルでの炭火焼きには以下の要素が加わります。
・ 下からの遠赤外線
・ ドーム内の輻射熱
・ わずかなスモーク
これらが組み合わさることで、香りに深い奥行きが出ます。焦げ目も、どこかガスオーブンより「野生味」がある仕上がりになるのが魅力です。
しかし、ここは我慢です。
バスクチーズケーキのポテンシャルは時間経過で劇的に変化します
焼きたて: ★★★★☆
3時間後: ★★★★★★
一晩冷蔵: ★★★★★★★★★★
冷えることでクリームチーズがキュッと締まり、甘みがはっきりとし、中心がねっとりとした極上の食感に。切った断面も美しくなります。
🔥 Smoked Basque Cheesecake 完成!

手前のジャムはスペアリブのソース用に
赤い梅(露茜)で作ったもの
どうでしょう?
BBQでこれが出てきたら驚きませんか?
ほんのりとしたスモーク香が鼻を抜け、しっかりと「BBQらしさ」を感じる大人のデザートに仕上がりました。
スモークウッドの選び方
お好みでスモークウッドを変えてみるのも楽しいですね。
例えば
* リンゴ:甘い香りでデザート向き
* サクラ:少し和風で香りが華やか
* オーク:バニラっぽい樽香が加わる
* ピーカン:ナッツのような優しい香り
次回の作戦:フルコースメニューへの組み込み
この経験を活かし、次回は本格的なBBQフルコースのメニューに組み込んでみようと思います。最初にチーズケーキを焼いてしまえば、BBQの終わりに最高の状態で提供できるはずです。
例えばタイムスケジュールはこんな感じ
Weberグリル2台体制でのタイムスケジュール案はこんな感じです。
時間 バスクWeber リブWeber
9:00 火起こし 火起こし
9:30 バスク投入 リブ投入
10:30 完成・冷却開始 リブ低温調理継続
10:40 Weber空く リブ継続
10:45〜スキュア・前菜. リブ継続
11:00〜 ゲスト到着 最初の一品
11:15 サーブ開始
11:30 野菜・追加 リブ継続
12:00. 乾杯
12:30 肉いろいろ リブクラッチ
14:00 デザート待機 リブ完成
15:00頃バスクチーズケーキ提供
このスケジュールなら、完璧なタイミングでバスクチーズケーキを出せそうです。次回はこのタイムテーブルで実践してみます!
◾️今回活躍した道具たち
最後に、今回使用したおすすめの道具を紹介しておきます。
貝印の18センチケーキ型
底が取れるタイプが圧倒的に使いやすいです。送料込みで1000円程度とリーズナブルなのも嬉しいポイント。
ラピッドファイアチムニースターター(大)
BBQの必需品。ウチワで必死に扇がなくても、放置するだけで確実な火おこしができます。
Weberピザストーン
直火を遮るディフレクターとして大活躍。今使っているものは色が薄いですが、新調するなら汚れが目立たない「黒」が良いなと思っています。
Weberは二台体制

二台のWeberを積んで公園に行く
カングーは測ったようにピッタリ
Weberは迷わず22インチ(57センチ)
スペアリブなど肉のサイズに合わせるとそれしかない
ステルス仕様という真っ黒モデルが出てる!高いけど…
炭もWeber
ちょっと大きめのブリケット。ちょっと高級品だけど
Kingthfordもね
こちらも定番。なんとFordがT型を作っていた時に、ボディの廃材から炭をつくりディーラーで売り始めた歴史がある。ヘンリーフォードの従兄弟の会社らしい。
今年からCOSTCOに置いてない⁈
オガ炭
こちらは火持もよいので混ぜて使います。
Weberグリルだと酸素不足で失火しやすいので、そこだけ注意!
みなさんもBBQでバスクチーズケーキ。
ぜひ試してみてください!