
CVR140%増加、学校法人のビフォーアフター分析
他社のWebサイト改善事例から、前後分析をして、一般サイトに転用できるアイデアをまとめました。
学校法人三幸学園(専門学校・通信制高校などを全国展開)が、株式会社WACULの支援を受けてWebサイトのUI/UX改善に取り組み、2024年から2025年にかけてCVRが約140%向上した、という事例です。

サイトのアーカイブ(2024年1月時点)と現在の状態を突き合わせて、何が変わったのかをUI視点・コンテンツ視点の両方から見ていきます。
自己紹介
こんにちは、Web365の野田です。 普段、Web365というフリーのWeb担当として、クライアント企業への Webから売上増を目標に、企業データ分析、Webサイト分析改善 (分析・制作・マーケティング)をワンストップでサポートしております。
UI視点のBefore/After

WACULの担当者いわく、当初サイトには十分な集客があったものの、フォームまでの導線が分かりにくい状態が残っていたとのこと。最初の改善は、オープンキャンパス申込を受け付けるイベント一覧のコンテンツに、申込フォームへの直リンクを追加したことだったそうです。この「導線を通す」という発想が、その後のUI改善全体の起点になっています。
トップページ全体を比較すると、次のような変化が見られました。

一言でまとめると、「情報を削って、CTAを増やして、摩擦を減らす」という王道の型でした。
コンテンツ視点のBefore/After

構造だけでなく、訴求メッセージそのものも変わっています。

UIの改善が「導線を強化する」施策だとすると、コンテンツの改善は「遷移行動したなくなる理由をつくる」施策と言えそうです。
転用可能な3つの型

三幸学園のケースから抽出できる、他業界にも転用しやすい型は次の3つです。
パターン01:フォーム直リンクで導線を通す
集客はできているのにCVが伸びない場合、まず疑うべきは「フォームまでの距離」。申込・資料請求のコンテンツから、フォームへ最短で辿り着けるようにする。

パターン02:CTAを常設・複数化する
CTAをページ中盤の1箇所に置くのではなく、ヘッダー固定・フッターカード化などで複数の接触機会をつくる。

パターン03:統計から個人の物語への転換
「運営規模・実績」を主語にした硬いコピーから、「一人の生徒・利用者」を主語にした物語調のコピーへ。ヒーロー画像も集合・施設カットから人物ポートレートへ切り替える。

出典:株式会社WACUL導入事例「WebサイトCVR140%改善を起点に、個別最適から全体最適へ。マーケティング全体を見据えた取り組み」(https://wacul.co.jp/works/sanko)
今後も事例から前後分析した改善アイデアを作成しますのでお気軽にフォローください。
提案資料(PowerPoint)をダウンロードできます

このシリーズの事例を、社内・クライアント提案にそのまま使えるスライドにまとめています。たとえば、下記のような型をスライド内に掲載しております。(その他数十の施策を掲載、今後も更新予定です)
フォームへの直リンク+CTAの常設(資料請求CVR約140%/応募者約2.5倍)
施設・実績訴求から人物訴求へ(上記2事例で並行実施)
「お客様の声」をUGC風カードに(ABテストでCVR約217%・勝率97%)
購入までの画面と入力を減らす(商品ページからのCVR+1.5〜2%)
抽象コピーを具体的な悩みの言葉に(8週間以上生き残った訴求)
すべて「Before → After → 転用できる型」の同じ構成。実際の画面ではなく配色を揃えた汎用図解なので、自社の画面に置き換えて使えます。
記事を追加するたびに同じフォルダを更新するので、一度購入いただければ今後の事例も同じリンクから最新版を取得できます。
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