
空手家パパさんの小説アプリで遊んでみた。
こんにちは。
小岩に愛され、小岩を愛する風来坊。
コロッバーKAWAIです。
今回は、空手家パパさんが記事で公開されていたアプリで遊んでみました。
このアプリ、自分でキャラクターを作り、物語の中で「どう行動するか」を選んでいくと、その回答をもとにChatGPTが物語を自動で作ってくれます。
つまり今回は、いつものように私が物語を書くのではなく、
コロッバーは質問に答えて、行動を選ぶだけ。
その先の物語は、ChatGPTにお任せです。
そのため今回は、普段のコロッバーの記事とは、ちょっと違った雰囲気になっています🐔✨
今回、私が決めたのは主人公の名前だけ。
コロッバー。
あとはChatGPTにお任せして、物語を進めてみました。
すると始まったのが、
「消えた404号室」
さて、どんな物語になるのでしょうか。
それでは、どうぞ。
消えた404号室
午後10時47分。
見知らぬ住宅街を、僕は一人で歩いていた。
なぜここにいるのか。
自分でも、よく分からない。
ただ、行かなければならない場所だけは分かっていた。
夕凪ハイツ。
ポケットの中で、カードが震える。
取り出すと、そこには一つの数字が浮かんでいた。
404
「……404?」
顔を上げる。
道路の向こうに、古びた四階建てのマンションがあった。
夕凪ハイツ。
その四階。
窓辺に、小さな人影が見えた。
子どもだ。
そう思った瞬間、影は消えた。
トン。
トン。
今度は、すぐ近くから音がした。
入口脇の集合ポスト。
最下段にある、部屋番号の書かれていない区画が少しだけ開いている。
中を覗く。
そこには、古びた円筒形の器が入っていた。
上面は銀色の薄い蓋で覆われている。
その端には小さく、
404
と刻まれていた。
「なんだ、これ……」
僕は蓋の端に指をかけた。
全部は開けない。
半分ほどまで、ゆっくりとめくる。
中を覗く。
小さな銀色の包みが、一つ入っていた。
包みの表面には「Ⅳ」。
裏返すと、かすれた文字が残っている。
内へ戻せ。
「戻せって……」
僕は包みを取り出した。
そのときだった。
「それ……どこから出した?」
振り返る。
管理人室の前に、白髪の男が立っていた。
「そこのポストです」
僕が答えると、男は器を見つめたまま動かなくなった。
「知らない……はずなんだが」
「はず?」
「昔、それを見た気がする」
その瞬間。
四階から声がした。
「……お願い」
あの子だ。
僕は銀色の包みを開けた。
中には、灰白色の細かな粒と、薄い欠片が入っている。
僕はそれを、残さず器の中へ入れた。
さらさらと粒が底へ落ちていく。
最後の一片が入った瞬間。
器の内側に、青白い一本の線が浮かび上がった。
ぐるりと一周。
まるで、
ここまで。
そう示しているようだった。
管理人が息を呑む。
「……地下だ」
「え?」
「管理室に古い給湯設備がある。二十年前にも、誰かがそこから高温の水を汲んでいた」
僕は器を持って地下へ向かった。
錆びた設備を動かす。
しばらくすると、高温の透明な水が流れ始めた。
器を見る。
内側には、あの線。
「……まさか」
僕は半分だけ開いた蓋の隙間から、ゆっくりと注いだ。
線を越えないように。
少しずつ。
そして――
ぴたりと線の高さまで満たす。
青白い光が器の内側を一周した。
「……あったかい」
少女の声がした。
器の中から。
僕は思わず手を止める。
すると、半分までめくれていた銀色の蓋が小さく震えた。
管理人が言う。
「閉じるんじゃないか?」
「……ですよね」
僕は銀色の蓋を元へ戻した。
ぴたりと閉じる。
カチッ。
内部で何かが噛み合った。
「開けてみます?」
僕が言うと、
「まだ」
声がした。
目の前に、手のひらほどの小さな少女が浮かんでいた。
背中には透明な羽。
いつの間に現れたのか。
「今は開けちゃダメ」
「なんで?」
「分かんない」
「分かんないのかよ」
精霊は笑った。
「でも、まだ!」
仕方なく待つ。
器には触れない。
開けない。
ただ待つ。
静かな地下室に、時計の音だけが響く。
カチ。
カチ。
カチ。
どれくらい経っただろう。
器から伝わっていた振動が、ふっと止まった。
そして四階から、
「……もう、いいよ」
少女の声がした。
僕は器を引き寄せた。
銀色の蓋に指をかける。
今度は、もう一度開く。
中を覗いた。
「…………」
さっきまで粒や欠片だったものが、細長い帯のような姿に変わり、器の中で幾重にも絡み合っている。
その中央には、黒いものがまとわりついていた。
そして器の脇には、
いつの間にか二本の細長い金属棒が置かれている。
僕はそれを見る。
器を見る。
内側の線を見る。
二本の棒を見る。
もう一度、器を見る。
「…………いや」
なんだろう。
この一連の流れ。
妙な既視感がある。
半分だけ蓋を開けた。
中から小さな包みを取り出した。
包みを開けた。
中身を全部入れた。
内側の線まで高温の水を注いだ。
蓋を閉じた。
そのまま待った。
時間が経ってから、もう一度蓋を開けた。
そして今、
目の前には二本の棒がある。
「…………」
考えるな。
これは怪異だ。
僕は自分に言い聞かせた。
「バラバラなら……混ぜればいいのか?」
二本の金属棒を手に取る。
カードを掲げた。
「《光》」
青白い光が器の中を照らす。
その瞬間。
絡み合った帯の間から、黒い糸のようなものが姿を現した。
僕は二本の棒を器の中へ入れる。
底から持ち上げるように、
ゆっくり。
ぐるり。
もう一度。
ぐるり。
絡み合っていたものを、何度かしっかりとかき混ぜる。
「…………」
いや。
待て。
これ。
やっぱり――
カチャリ。
四階から音がした。
黒い糸が消える。
僕たちは階段を駆け上がった。
403号室。
その隣。
今まで壁しかなかった場所に、一枚の扉が現れていた。
404
僕は扉を開けた。
窓辺に少女が立っていた。
「……やっと、見つけてくれたね」
その背後には黒い影。
だが、《光》から逃れる場所はもうない。
影は壁から剥がれ落ち、僕が持っていた器の底へ吸い込まれていった。
僕は少女へ手を差し伸べる。
「帰ろう。ここにいる必要はもうない」
少女は僕の手を見る。
そして、
そっと握った。
404号室の外へ出る。
その瞬間。
少女の身体が淡い光に包まれた。
「ありがとう」
小さく笑う。
その姿は光の粒になり、夜の中へ溶けていった。
振り返る。
404号室は消えていた。
403号室。
壁。
405号室。
それだけだ。
「終わった……のか」
肩に、小さな精霊が座る。
「たぶん!」
「たぶんかよ」
僕はため息をついた。
そして手元を見る。
残された円筒形の器。
銀色の蓋。
内側の線。
空になった小さな包み。
二本の細長い棒。
「…………」
僕はもう一度、一連の行動を思い返した。
半分だけ開ける。
包みを取り出す。
中身を入れる。
線まで注ぐ。
閉じる。
待つ。
開ける。
二本の棒で混ぜる。
「…………」
夜の夕凪ハイツに、
僕の声が響いた。
「これ、カップラーメンの作り方じゃねえか!!」
――完。
ちょっと待ってください。
少女を無事に救出。
404号室の怪異も解決しました。
めでたし、めでたし。
……なのですが。
改めて、物語の中でコロッバーがやったことを振り返ってみます。
蓋を半分まで開ける。
中から小さな包みを取り出す。
包みを開けて、中身を入れる。
内側の線まで高温の水を注ぐ。
蓋を閉じる。
しばらく待つ。
もう一度、蓋を開ける。
二本の棒で中を混ぜる。
……。
カップラーメン作ってるじゃん🤣
404号室の怪異を解決していたはずなんです。
少女を助けようとしていたはずなんです。
それなのに、振り返ってみたら、
見事なくらいカップラーメンの作り方になっていました。
404号室。
消えた少女。
謎の器。
銀色の包み。
内側に浮かぶ線。
高温の水。
待つ時間。
そして最後の二本の棒。
物語の中では、どれも怪異を解決するための行動。
なのに全部つなげると、
カップラーメンが完成する。
ChatGPTに物語を任せてみたら、こんな展開になるとは思っていませんでした🤣
空手家パパさん。
素敵なアプリを公開していただき、ありがとうございました🐔✨
それにしても。
少女を助けに行ったはずなのに――
なぜコロッバーは、カップラーメンを作っていたのでしょうか。
ラーメンが食べたくなった方へ
ここまで読んで、
ラーメンが食べたくなってしまった方へ。
以前、カワウソくんさんに教えていただいた、
ホンビノスラーメンです🍜✨

怪異の話をしていたはずなのですが。
最後はラーメンで終わりました🐔🍜