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DAZ on Chromebook|DAZ Studioをインストール - DAZ.Chro 実験室

    ChromebookのLinux開発環境でDAZ Studioをインストールし動かしてみたので紹介します。前回WINE9.0をインストールしているのでその続きです。

    ★ 2025年4月29日時点の情報:ChromeOS FlexでChromebook化したPCのLinux環境にFlatpakからLutrisをインストールし、DAZ Studio 2025 を動かす方法を以下の記事で紹介しています。

    Windows11非対応PCの延命やChromebook plusの購入検討などの参考にしてください。

    事前準備として、ChromeOSの標準ファイルマネージャーで、Linux開発環境の非表示ディレクトリ/ファイルやWindows環境のフォルダー/ファイルをシームレスに表示して相互にファイル操作する方法も紹介します。

    事前準備

    WINEに付属のexplorer(winefile)という簡易的なファイルエクスプローラーアプリを使ってもファイル操作やアプリの起動が可能ですが、今回はChromeOSの標準ファイルマネージャーを使う方法を紹介します。

    ChromeOSのChromeブラウザーからアプリのインストーラーなどのファイルをダウンロードするので、Linux開発環境やWindows環境も含めて、ChromeOSの標準ファイルマネージャーでシームレスにファイル操作ができると便利です。

    Linux開発環境のファイルを表示する

    ファイルマネージャーは、そのままでは「Linux ファイル」を開いても、Linux開発環境の非表示ディレクトリ/ファイルが見えません。

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    ファイルマネージャーの「Linux ファイル」を開く

    右上のスリードットメニューを開いて「非表示のファイルを表示」をクリック。

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    非表示ディレクトリ/ファイルを表示する
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    Linux開発環境の非表示ディレクトリ/ファイルも表示

    「.wine」を開くと、WINEが管理しているディレクトリやファイルが表示されます。

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    .wineディレクトリを開く

    さらに「drive_c」ディレクトリを開くと、Windows環境のフォルダーやファイルが表示されます。

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    drive_c ディレクトリを開く

    さらに「users > kirayan(ユーザー名)」フォルダーを開くと、ユーザーが通常管理するフォルダーやファイルが表示されます。

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    ユーザーフォルダーを開く

    例えば、ChromeOSの「ダウンロード」フォルダーにダウンロードしたインストーラーファイルを、Windows環境の「Downloads」フォルダーにコピーするといったファイル操作ができます。

    Windows環境のファイルのみ表示する

    Linux開発環境のディレクトリやフォルダーを元のように非表示に戻します。

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    Linux開発環境のディレクトリ/ファイルを非表示

    ターミナルを開いて、以下のコマンド($+スペースは除く)を実行します。

    $ ln -s  /home/$USER/.wine/drive_c /home/$USER/wine

    これにより、非表示ディレクトリの「/home/(ユーザー名)/.wine/drive_c」を、「wine」という名前のハードリンクとして「Linux フォルダー」に置きます。

    「$USER」はユーザー名のことですが、このまま実行しても良いですし、私の場合は「kirayan」に変更してもOKです。

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    ハードリンクによるWindows環境のファイルのみ表示

    Linux開発環境の非表示ディレクトリ/ファイルは、通常は見えない方がなにかと都合が良いです。必要な時だけ、非表示ディレクトリ/ファイルをスリードットメニューから表示するようにします。

    WINEの設定を変更する

    winetricksをターミナルから起動し、「Select the default wineprefix > Run winecfg」を選びます。

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    WINEの設定を変更する-1
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    WINEの設定を変更する-2

    「Graphics」タブを開いて「Allow the window manager to decorate the windows」のチェックを外します。

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    Graphicsタブ

    「Desktop Integration」タブを開いて「MIME types > Manage file and protocol association」のチェックを外します。

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    Desktop Integrationタブ

    「Apply」をクリック後「OK」をクリック。

    これにより、Windows環境のウインドゥのデザイン(トップバーなど)がWindowsっぽくなります。また、不必要なファイルの関連付けがなくなります。

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    Aboutタブ

    DAZ Studioをインストールする

    DAZCentralが使える場合

    DAZ Studio標準のインストーラーは「DAZインストールマネージャー(DAZIM)」ですが、今回試すとインストールはできても起動するとフリーズして使えませんでした。

    そこで、過去に使っていた「DAZCentral」は、DAZ3Dにログインし、アカウントメニュー「MY ACCOUNT 」の「Product Library」を開いて、検索窓に「dazcentral」と入力し「FILTER」をクリックすると、インストーラーがダウンロードできてインストールもOKでした。

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    DazCentralのインストーラーをダウンロード

    しかし、今回DAZ3Dのアカウントを登録して始めるケースに対応できるよう、DAZでは今までに使ったことがないメールアドレスで、DAZ初心者としてアカウントを登録し、DAZCentralを検索してみましたが、表示されませんでした。

    DAZCentralを過去に使った経験がある場合は、DAZCentralをインストールし、それを使ってDAZ Studioをインストールできますが、DAZCentralが使えないDAZ初心者の場合は、DAZ Studio単体でのインストールを試みます。

    DAZ Studio単体をダウンロードする

    同様に「MY ACCOUNT > Product Library」で検索窓に「daz」と入力して「FILTER」をクリックし、左側に表示される検索結果から「Daz Studio 4.x Pro」をクリック。

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    Daz Studio 4.x Pro インストーラーのダウンロードページ

    詳細は「View Product Page」リンクをクリックすると、内容が確認できます。非常に高機能な人物向け3DCGアプリですが、無料でフルに使えます。

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    Daz Studio 4.x Pro マニュアル・ダウンロード

    下にスクロールすると7つのダウンロードボタンがあります。

    ここでの「Manual」という言葉は、文書のマニュアルではなく、「手動」という意味です。DAZIMやDazCentralからの自動インストールと区別するためですが・・・

    上2つがMac版(32bit, 64bit)、その下の2つがWindows版(32bit, 64bit)で、今回は上から4番目の「Download」ボタンをクリックし、ChromeOSの「ダウンロード」フォルダーを指定してダウンロードしました。

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    Daz Studio 4.22.0.16 Windows 64bit版インストーラーをダウンロード

    必要なコンテンツやライブラリーは、DAZ Studioをインストール後にDAZ Studioを起動し、Daz Connectにアカウント(メールアドレス)とパスワードを登録すれば、オンラインでDAZ STudioからインストールできます。

    Windows環境にコピーする

    今回は、Windows環境でインストールを試みるので、先ほどダウンロードしたインストーラーファイルを、Windows環境の「Downloads」フォルダーにコピーします。

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    ChromeOS側のダウンロードからコピー
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    Windows側のDownloadsに貼り付け
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    インストーラーのコピー完了

    DAZ Studioをインストールする

    winetricksをターミナルから起動後、explorer(winefile)を起動します。

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    winetricksからexplorerを起動する

    「Downloads」フォルダーに、DAZ Studioのインストーラーがあることを確認し、ダブルクリックで起動します。

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    DAZ Studioをインストール-1

    「Next >」をクリック。

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    DAZ Studioをインストール-2

    Licence Agreementの「I accept the agreement」を選んで「Next >」をクリック。

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    DAZ Studioをインストール-3

    Content Agreementの「I accept the agreement」を選んで「Next >」をクリック。

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    DAZ Studioをインストール-4

    以後はデフォールトのまま「Next >」を順次クリック。

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    DAZ Studioをインストール-5

    進捗状況が表示され、最後の方でVisualがインストールされます。

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    DAZ Studioをインストール-6

    「I have read and accept the licence terms」にチェックを入れ「Install」をクリック。

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    DAZ Studioをインストール-7

    「Finish」をクリック。

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    DAZ Studioをインストール-8

    同様にチェックを入れ「Install」をクリック。

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    DAZ Studioをインストール-9

    「Finish」をクリック。

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    DAZ Studioをインストール-10

    「Next >」をクリック。

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    DAZ Studioをインストール-11

    2つのチェックを外し「Finish」をクリック。

    以上で、DAZ Studioのインストールは完了です。

    DAZ Studioを使ってみる

    DAZ Studioを起動する

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    DAZ Studioを起動する-1

    explorerで「My Computer > C: > Program Files > DAZ 3D > DAZStudio4」までダブルクリックで左側のフォルダーツリーを順次開きます。

    右のパネルで「DAZStudio.exe(Application)」をダブルクリックして、DAZ Studioを起動します。

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    DAZ Studioを起動する-2

    初期設定

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    初期設定-1

    「Yes, I will participate.(recommended)」を選び「OK」をクリック。

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    初期設定-2

    「Connect to Your DAZ 3D Account」を選び、登録したメールアドレスとパスワードを入力し、チェックを3ヶ所に入れ、左下にチェックを入れ「Connect」をクリック。

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    初期設定-3

    左下にチェックを入れ「Next」をクリック。

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    初期設定-4

    名前(DAZGENとか)とWebサイトのURL(https://note.com/dazgen/とか)を入力し、左下にチェックを入れて「Next」をクリック。

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    初期設定-5

    全部にチェックを入れ「Next」をクリック。

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    初期設定-6

    左下にチェックを入れ「OK」をクリック。

    これで初期設定は完了です。

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    初期設定-7

    Genesisモデルをインストール

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    Genesis Starter Essentialsをインストール-1

    左パネルの右側の上から2番目のタブ「Smart Content」をクリック。

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    Genesis Starter Essentialsをインストール-2

    左側のメニューツリーで「Figures > People > Female > RealWorld」を開き「Genesis Starter Essentials」をダブルクリック。

    白黒のアイキャッチ画像が上から少しづつカラーに変化しダウンロード/インストールされます。

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    Genesis Starter Essentialsをインストール-3

    進捗状況は左下の数字や、右下の%プログレスバーでも確認ができます。

    テスト用モデルをレンダリング

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    テスト用モデルを試す-1

    「Fiery Genesis」をダブルクリックしてシーンに読み込みます。

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    テスト用モデルを試す-2

    試しにそのままIrayレンダリングしてみました。

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    テスト用モデルを試す-3

    Irayレンダリングは約2分で完了したので、そこそこ高速です。

    WINEは仮想OSのオーバーヘッドが無いので、Chromebookのリソースを最大限有効に使えるからだと推測されます。

    実際の使い方は、今後の記事でわかりやすく紹介する予定です。

    基本的には、今回ChromebookのLinux開発環境のWINE上のWindows環境にインストールしたDAZ Studioを使ったチュートリアル形式とします。

    まとめ

    ChromebookのLinux開発環境にインストールしたWINEのWindows環境に、DAZ Studio単体をインストールして、テスト的にレンダリングまでを行ってみました。

    想定していたよりスムーズにインストールができて動いたので安心しました。

    さらに、想像以上にサクサクヌルヌルと操作ができ、Irayレンダリングもデフォールトのままでそこそこ高速だったので、十分実用的だと感じています。

    次回以降の記事で、ChromeOSの標準ファイルマネージャーからDAZ Studioを起動する方法や、Genesis 8 Femaleを用いたデジタル美少女モデルの作品づくりなどについて、順を追って紹介していく予定です。

    参考リンク

    DAZ Studio 4.X クイックスタート・ガイド(英文PDF)>>> DAZ3D サイト へ

    DAZ Studio 4.X ユーザー・ガイド(英文PDF)>>> DAZ3D サイト へ


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