
姫と王子のnote舞踏会
※面白そうな企画を見つけたのでもしよろしければ参加させてください。
勝手に投稿しても大丈夫ですか?
現在私が執筆中の創作小説のキャラクターです。

宮殿の大広間へ続く扉の前。
エマは、隣に立つ姉の腕をそっと引いた。
👠エマ「お姉ちゃん。今日くらい、もう少し笑ったら?」
👑アシリア「笑っているわ」
👠エマ「……どのあたりが?」
👑アシリア「よく見なさい」
エマは姉の顔を、じっと見つめた。
👠エマ「難しいわね。この問題」
👑アシリア「あなたには、まだ早かったようね」
👠エマ「笑顔を見るのに実力がいるの?」
扉の向こうから、華やかな音楽が聞こえてくる。
👠エマ「私、踊っている途中で裾を踏まないか心配」
👑アシリア「さっきから、私の裾を踏んでいるわ」
👠エマ「先に言ってよ!」
慌てて足を引いたエマへ、アシリアが手を差し出した。
👑アシリア「行くわよ。足元を見て」
👠エマ「……うん!」
姉の手を取ってから、エマが笑う。
👠エマ「今のは分かった」
👑アシリア「何が?」
👠エマ「お姉ちゃん、ちょっと笑ったでしょ」
アシリアは答えず、妹の歩幅に合わせて歩き出した。