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私の香景 時雨の境内

    時雨の石段に、濡れた苔と古い杉の匂いが立ちのぼる

    線香の煙が雨にゆるんで、朽ちかけた木の香とまじわっていく

    鐘の余韻が消えるころ、しっとりと土の匂いだけが境内に残った

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    はじめまして、プーリーです。 人生は、過ぎてから初めて物語になるのかもしれない。 三行の詩から、十行の短編、長編小説まで。 言葉の長さは違っても、描きたいのは人間の心。 読んだあと、あなたの心に何かひとつ残せたら。