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自分軸と他人軸は両立する

    noteを読んでいると、「他人軸で生きていた」「自分軸を持っていなかった」という話をよく見かけます。

    自分軸を持つことが大切で、他人軸で生きるのは良くない。

    そんな考え方が多いように感じます。

    でも、私はこの考え方に少し違和感があります。

    そもそも、自分軸と他人軸は対立するものじゃないのでは?

    人は両立する考えをなぜか対立させたがる傾向があります。

    今回も両立する考えを対立させてしまっているケースなんじゃないかと感じています。


    では、この2つがなぜ対立軸として扱われるのか。

    本当に両立させられないのか深掘りしていきましょうか。


    そもそも「他人軸」とは何なのか?

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    例えば、友人と食事に行くことになったとします。

    友人はイタリアンを希望していますが、自分は和食が食べたいと思っています。

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    このとき、次の2人はどのような選択をするでしょうか。


    Aさんの場合

    友人の希望を聞き、自分は和食が食べたいと思っていたものの、友人の希望を尊重してイタリアンに行くことにしました。


    Bさんの場合

    友人の希望を聞き、自分は和食が食べたいと思っています。

    しかし、断ると嫌われるかもしれない、悪く思われたくないと考え、本当は行きたくないイタリアンに行くことにしました。


    この2つは、どちらも相手の希望を優先していますが、その選択に至るまでの考え方は違います。

    私は、他人軸という言葉には、この2つの意味が混在しているように感じています。

    Aさんは、相手の希望を考慮したうえで、自分の意思で選択しています。

    Bさんは、他人からどう思われるかを気にして、自分の意思よりも相手の評価を優先してしまっています。


    世の中でよく使われている他人軸という言葉は、後者の意味で使われることが多いように感じます。

    しかし、他人の意見や価値観を参考にすることと、他人に自分の意思決定を委ねることは別物です。

    だからこそ、私は後者の状態を「他人軸」と呼ぶことには違和感があります。

    むしろ、「自分軸がない」と表現した方が適切なのではないでしょうか。

    冒頭で説明した「他人軸で生きていた」「自分軸を持っていなかった」という話についてもそうです。

    他人軸で生きていた事と、自分軸を持っていなかった事は繋げて考えられがちですが、実は全く別の話なのではないでしょうか。


    他人の価値観を参考にすることは悪いことなのか?

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    私は、他人の価値観を参考にすることには大きな価値があると思っています。

    自分一人で考えているだけでは、どうしても視点や発想に限界があります。

    他人の考え方を知ることで、自分では思いつかなかった選択肢や、新しい視点を得られることがあります。

    私自身にも、ロールモデルにしている方がいます。

    一人は、ブランドプロデューサーの柴田陽子さんです。

    柴田さんは、さまざまな企業やブランドの立ち上げ、ブランディングに携わってきた方です。

    私が柴田さんの考え方で特に注目しているのが、相手の立場に立って徹底的に考える姿勢です。

    誰がどのような場面で困っているのか。
    その人が本当に求めているものは何なのか。

    そうしたことを深掘りし、相手の視点から価値を考えていく。

    私は、この姿勢を「徹底的な他人軸」だと捉えています。

    もう一人は、西野亮廣さんです。

    西野さんの考え方で印象的なのが、周りを勝たせるという姿勢です。

    西野さんは、オンラインサロンやYouTube、講演会などの売上を個人として直接受け取らず、会社に入れる仕組みを取っています。

    自身は会社から固定給を受け取っていますが、事業の売上や利益が増えても、自分の給料は変わらないという考え方です。

    一般的な価値観で考えると、自分の収入を増やす機会を手放しているようにも見えるかもしれません。

    西野亮廣さんにとっての「利益」が一般的な考え方とは違っているだけなのですが、ここを深掘りすると長くなるし、今回のテーマとは関係無いので置いておきましょう。

    とにかく、自分自身の利益だけでなく、周囲の人やプロジェクト全体に利益を還元していく姿勢に、私は大きな価値を感じています。

    この2人は、考え方や活動の方向性こそ違いますが、私がロールモデルにしているのは、他人のことを深く考え、他人を大切にする姿勢です。

    では、この2人や、それをロールモデルにしている私は他人軸で生きているのでしょうか?

    そうじゃないですよね。

    どういう手段で、何を基準に、どう動くか。

    他人軸と言っても、考えなければいけない事は多い。

    これらの意思決定は全て自分で行わなければいけないからこそ、強い自分軸が必要になってきます。

    他人を大切にするためには、相手のことを考えるだけでなく、どうすれば相手にとって良い結果になるのかを自分で判断しなければいけません。

    だからこそ、ロールモデルにしている2人にも強い自分軸を持って生きているように感じています。

    もちろん、私にも強い自分軸があります。


    他人を大切にすることと、自分を大切にすることは両立する

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    じゃあ結局自分軸が大切なの?と言われればそうではありません。

    自分の意思を大切にすることと、他人の意見や希望を考慮することは両立できます。

    他人軸と自分軸は対立させるものではなく、両立させてこそ意味を持つものだと私は考えています。

    例えば、サービスの質を上げる為には他人軸で考える事が重要になってきます。

    noteでもよく記事になっている「ペルソナ設定」についても、他人軸で考える為の手法です。

    しかし、これらの考え方には「お客様に喜んでもらいたい」という軸が最初にあります。

    楽しませたい、喜ばせたい、笑って欲しい。

    これらは全部自分の想いです。

    それならば、他人の幸せが自分の幸せになるという考え方は、他人軸でもあり自分軸でもあると言えるのではないでしょうか?


    まとめ

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    人は1人で生きていけない以上、自分軸だけで人生は完結しません。

    他人の考え方との兼ね合いが必ず必要になってきます。

    そして、他人軸を成立させるためには自分軸を持つ必要があります。

    結局、どっちも必要なんですよね。

    改めて考えをまとめてみると、両立できるというよりも、両立させないと成立しないものなのではないかと感じました。

    だからこそ、対立構造のような形で表現される世の中に違和感を持っていたんでしょうね。

    他人軸と自分軸は両立できる。

    私は改めてその想いを強くしましたが、記事を読んだあなたはどう感じたでしょうか?

    他人を大切にしながら自分も大切にする生き方をしてみようって考える人が1人でも増えてくれたら嬉しいです。

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    分析屋 はじめました。 |分析・考察・メタ視点・例え話が得意。 |新たな視点、意外な盲点、変わったアイデア |あなたの課題を乗り越える為の知恵が手に入ります。 |目標:2026年内にフォロワー8500人 現在多くのスキを頂いています。スキ返しが遅れてしまうかもしれません。

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