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移り変わるとき


    私は、休みを取る時期がだいたい決まっている。

    季節の変わり目だ。

    春から夏。

    夏から秋。

    秋から冬。

    そして、また春。

    最初は、自分の体調管理のためだった。

    季節の変わり目、特に気圧の変化で体調を崩しやすかったからだ。

    だから、その辺りで少し休む。

    そんなことを繰り返していた。

    でも、もう久しくそんな状態にはなっていない。

    体調も、昔ほど崩さなくなった。

    それでも、休みだけは残った。

    そして、いつの間にか決まってすることまで出来た。

    旬を迎えるものを、少し早めに食べること。

    初春なら、フキノトウ。

    山菜を見かけると、

    「ああ、そろそろか」

    と思う。

    魚なら鰆も好きだ。

    味ももちろん好きだけど、食べると季節が少し近くなる気がする。

    もちろん、他の季節にもある。

    その時期になると、なぜか食べたくなるものが、ちゃんとある。

    気づけば、それが一年の楽しみになっていた。

    別に大型連休ではない。

    長くても三日。

    大体は二日くらい。

    旅行に行くわけでもない。

    何か大きな予定を入れるわけでもない。

    それでも私にとっては、欠かせない時間になっている。

    季節を感じる植物も好きだ。

    最近は、

    「盆栽って面白そうだな」

    なんて調べている。

    まだ買ってはいない。

    こういう時の私は、調べている時間が一番楽しかったりする。

    ここ最近、NOTEでは自分の深いところまで潜るような記事が多かった。

    今回は、別にそんなところまで行くつもりはない。

    ただ、

    季節が変わる頃になると、少し休みたくなる。

    そして、その季節のものを食べたくなる。

    それだけの話だ。

    最近は、春と秋がずいぶん短くなった気がする。

    気づいた時には、もう次の季節になっている。

    だからせめて、

    自分の周りで季節が変わった時くらいは、ちゃんと気づいていたい。

    来週から、私の「夏休み」が始まる。

    秋刀魚が食べたいな、

    と思っている。

     
     
    日常で引っかかったことを書いています。 親子、仕事、昔のこと、人との距離、そして時々どうでもいい話。 書くことはバラバラですが、書いている人は同じです。 分からないことは、だいたい分からないままです。 気になったタイトルから、どうぞ。

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