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高速道路割引適用と除外のデザイン - 後編

     昨日の前編では、《『休日割引』の適用除外をズルズル延長措置》について紹介しましたが、今回は他方の『深夜割引』に関するメディアニュースから入ります。~後半で思考題材へと展開します💡

     

    ◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

     

    《NEXCO各社管轄の全国の高速道路での料金制度》
    ◆深夜の時間帯(0~4時)
    ◆約30%割引

    と紹介されています。

     もう少し補足すると
    ◆0時~4時の間にNEXCOが管理する割引対象区間を走行
    すればよく(ETCは入出場管理がシステム化されているので実現)、「この4時間に料金所を通過した場合」ではありません🙅 ※つまり長距離の場合に配慮され得る(≒必須)要件

     

    ◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

     

    ニュースのリンクを貼り付けますが、開く必要はないです(^▽^;)

    ※リンク部分は将来無効化すると視認できなくなるので👇

    高速道路で深夜0時前になると起きる謎の“大渋滞”。
    料金所の手前では多くのトラックが全ての車線を塞ぐ異様な光景が...。
    毎晩のように大渋滞(迷惑駐車)が発生するそのワケとは。

     

     以下の展開はそれほど難題ではないですから、交通や運輸に興味が無い方でも、ここは少し「本質思考への扉をたたく例題に続くもの」として踏ん張ってください👍

     冒頭で割引制度の概要を載せたので、パッと見で「どういった事案が生じているのか」を察せますよね?

    もし深夜0時よりも前に出場(料金所通過)をすると高くつくからそれを回避/『深夜割引』適用 しようと、牛歩戦術🐄ならぬ「時間待ち停車」が横行している🚚
    ※職業ドライバーばかりなので、会社からそのような指示が出ているのか運転手個人の判断なのか…本稿では「誰が」の要件には注目しません。

     割引適用目的での時間調整のため、【SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)の駐車場をトラック等の貨物自動車が埋め尽くし、その前後の路側帯や乗用車スペースにまで占拠している/交通安全も脅かされている】というニュースは以前からありました。
     それだけに留まらず、料金所直前の幅広になったエリアに、しかも複数列で駐停車するに至る例もある様子が撮影されていました📹
     群集心理的なものもあるのでしょうか、もはや堂々とした様子にも見え、その度合いはさすがに当方の想像を超えていたんです😲

     

     まずは、同じ〔利用者〕の並列的な立場としてこの話を聞くと、
    ◆料金がだいぶ安くなるなら、待っていられる時間的ゆとりがあるなら、そのような行動に出るよね~

    という感想に寄りがちなのだと想像します。「趣旨自体は追及するものではない」と。
     それはつまり『料金体系がそのようになっているのだから0時に殺到するのは仕方なし』との評価🙄

     

    ◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

     

     とは言え。《見方を変えてみる》のが、my note での思考軸です💡

    上述の展開の『然るべくして…』。
    果たして本当にそうでしょうか?

     

     0時を過ぎるのを待って、出口料金所ゲートを通過(流出)するんです。その後、下道(一般道)の道程はおそらく長くない、という運行が多くを占めるのだと想像します。というのは、深夜2時や3時に現着(つまり、配達/納入/荷卸)するような路線はゼロではないけれど極少であるはずだからです。
     貨物輸送たるもの、夜行 - これを『宵積み』と言いますが、【夕方~夜に積み込み⇒数百キロメートル運搬⇒翌朝一に取り卸し】という事例が大多数で、これらの車両も概ねこのような便🚛

     一例として、納期が翌朝8時だとして、(途中の休憩を挟むことは法令で厳格に規定されていますが、)行った先で待機することになりがち。
     つまり、流出後の足の長さ(行程)が時間カツカツになるほど遠い路線ばかりではない(結局充分早く着いて近くでゲートが開く時間待ちをすることになる)だろうから、これほどまで【0時直後通過】が限定的条件になるような例は稀なはずで、「どうしてもそこに殺到してしまう」との要件はかなり弱く、「割引適用のために4時間幅の中で出口を通過したい」だけ、な制約の緩さがあるのでは?と思われます。

     文面の説明では難解ですか?
     別の言い方をすると、【翌朝一の納期時刻までに間に合わせるために、その先の一般道の距離は短いわけだし、出口の通過時刻を0時過ぎよりもっと後にずらすような走行配分にシフトすれば集中を回避できる】環境下にある運送が多い、という点に注目したいところ。

     こと昼間運行なら特に、「早いほどよい」な事案が多く占めそうですが、(出口直前のSA/PAでの待機作戦のみならず)行程のもっと手前で「出発をずらすなどの調整が出来ない」事情に見舞われている例はごく少数のはず、だということは、本質思考をすれば気付けます。現状、”そこ”で滞留・待機しているわけですから🙄

     そのように、夜行の貨物運送において概ね「段取りの工夫」「融通」がきくにも関わらず…が、事態を悪化させてしまっているのではなかろうか、との分析に至るわけです。

     

     かかる『迷惑駐車』報道に関し
    ◆割引制度の仕組みが悪い とする運行側の不満
    ◆トラック運転手/業者⇒けしからん とする道路管理者側
    ◆その他第三者による表層からの思い込み意見
    など、評価する前に、問題の本質を掴み、ちょっとした工夫心得で解消に近づけるのではないかという合理性追究力が望まれます。

     

     《前編》記事の要件と、ごく直接的には関係ないのですが、未だに休止措置が取られている『休日割引』と同等の適用を受けるべく、休日の走行は深夜になってから…という作戦が湧いてくるため、実は関連性があります。

     

     あと、「(こんな時間に高速道路利用しないし)そもそも運輸業界において見舞われている懸案なんか自分には関係ない👋」と、他人事だとお思いかもですが、

    業界のコスト増は、私たち全生活者が購入するあらゆるアイテムの販売価格アップの要因になるのだ

    ということも意識されたいです😅

     

     

     

     

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    会社員をしながら〔本質把握〕と〔合理性追求〕に日々明け暮れ、気になったことを書いています。と言っても、専門的な難解なものではなく、今よりもう少し「モノゴトを別の角度から見てみる」という心掛けが広まればいいのになぁ、との願いを抱きつつ、”気付き”の提案をしていきたいと思っています。