メインコンテンツへスキップ
見出し画像

人生を変える「行動変容」の秘密——よりみちさんが語る、5つの攻略法【講演会レポート】

    「行動が大事」とは誰もが耳にする言葉。
    でも実際には、どうすれば「動ける自分」になれるのでしょうか?
    ——ここは葛飾区青砥駅。人生ゲームでお馴染みの、タカラトミー本社のお膝元です。

    画像


    画像

    ルーレットに導かれて辿り着いたのは、かつしかシンフォニーヒルズ!


    画像

    8月23日に開催された心のつばめ会主催 講演会
    『想いを行動に変える秘訣~行動変容ってどうするの?~』
    登壇したのは、元ひきこもりで発達障害を抱えながら、現在は「書く・描く・語る」アーティストとして活動するよりみちさん。30年近くにわたる実体験から導き出した「行動変容メソッド」を、ユーモアを交えながら語ってくれました。


    画像

    ▼よりみちさんプロフィール

    発達障害とうつの経験から「よりみちも、わたしの道」と表現し続けています。
    noteコミュニティ【よりみちの地図】では月1お茶会&限定動画配信中。
    LINE公式では毎月壁紙プレゼント/メルマガは月1で“ウェブ雑誌”を発行中。
    「あなたの心の絵を描きます」──制作・講演・ご相談受付中です。

    【自己紹介】発達障害の私がアーティスト“よりみち”という名前の理由|よりみち
    よりみち lit.link(リットリンク)


    ▼心のつばめ会とは?

    精神障害・発達障害でお困りのご当人やご家族様、支援職のかたへの相談事業を通じて、一般の方々とともに「心の健康」をテーマに共有会を開催しているNPO法人です。
    毎月第2土曜日に相談会、第4土曜日に学習会などをかつしかシンフォニー別館会議室にて14:00〜16:30ぐらいまで開催しています。

    NPO法人 心のつばめ会


    なぜ人は「動けなくなる」のか?


    画像

    なぜ現代人は行動できないのでしょうか?よりみちさんは、現代人が行動できない原因は「情報」に溺れていることだといいます。
    感情を入れている「理性のオリ」がストレスでゆるみ、感情があふれる
    ↓
    脳が「危険だ!」と判断し、行動をストップさせる
    ↓
    現代特有の「情報過多」が、その悪循環をさらに加速させる

    スマホから得る情報量は、江戸時代の1年分に相当するそうです。
    悩み事があるときにも、ネット検索やAIに質問すれば100個以上の答えが返ってくる時代。情報が多すぎて選べない状況が、私たちを行動不能にしているのです。

    よりみち流・行動変容の「5つの攻略法」

    この悪循環を断ち切るために、よりみちさんは5つの「攻略法」を考案しました。

    画像

    ① 考えないで手を動かす

    「恥ずかしいな」「どう思われるか」と考えるから動けない。

    よりみちさんは父が倒れた時、考える前に自然に動けた経験から「考えずに手を動かす」ことの重要性に気づきました。
    23時台になったら不完全でも必ず投稿する「撤退ライン」を設定するなど、「完璧主義」をやめることで2年間毎日投稿を継続しています。

    ② 安心を得られる場所を作る

    人の悩みは永遠に解決しないからこそ、人は「安心」を求めて動きます。

    よりみちさんはアート展の詳細が決まる前に会場を押さえ、「やらざるを得ない状況」を自分で作り出すそうです。

    ③ 他者との比較から抜け出す

    SNSで他人の成功を見ると「自分なんて」と動けなくなります。

    対策は「過去分析」。友達と遊んで気分が晴れた、家族に励まされてやる気が出た——そんな「うまくいった時の共通点」を見つけることで、自分の成功パターンが見つかります。

    ④ 負けチームから勝ちのチームへ動く

    同じ能力でも、いる環境で成果は変わります。

    「この人といると前向きになれる」環境を積極的に選び、変えられる環境は変えていくことが重要です。

    ⑤ 身体の拒絶反応に得意分野で立ち向かう

    嫌な人に会うとじんましんが出る、職場で冷や汗が出るなどの身体症状が現れることがあります。
    よりみちさんは「得意分野での自信をもつことが、心の援護射撃になる」と説明してくれました。弱点を得意分野でカバーしていく手法を実践しているそうです!


    「一人ひとりのタイミング」がある


    画像

    最後によりみちさんは、こう力強く語りました。

    「よりみちさんみたいに行動できない……と悲観する必要はありません。人それぞれのタイミングがあり、今は休むときかもしれない。それも大切な"選択"なんです」

    水の飲み方も、箸の持ち方も人それぞれ。行動のスタイルもまた、一人ひとり違って当たり前。

    大事なのは、自分に合った動線を見つけ、少しずつ改良しながら進むこと。
    その第一歩は、あなたが「今日できる小さな行動」から始まります。


    参加者のみなさまからの声


    画像
    • 「当事者のお話を直接細かく聞けて勉強になった」

    • 「初の講演会、ありがとうございます。私も数をこなしていこうと思います」

    • 「フィールドを作るのは難しいけれど、少しずつストレスを減らしたい」

    • 「安心できることを心がけたいと思いました」



    編集後記

    正直、最初は「行動変容って何?」と思いながらの参加でした。

    でも実際に参加してみて、「考えずに手を動かす」という言葉を聞いたとき、確かに私も悩みすぎて動けなくなることがよくあるなと実感しました。特によりみちさんの「完璧じゃなくていい、撤退ラインを決めて続ける」という考え方は、今すぐ実践できそう!と心に火が付いた気がしました。

    似た悩みを抱える人たちが集まる場の温かさを感じられた、あっという間の2時間でした。みなさん、ありがとうございました。


    ▼よりみちさんのことをもっと知りたい方へ▼
    メンバーシップ「よりみちの地図」はこちらから

    よりみちの地図|よりみち


    ▼「心のつばめ会」のイベントに参加してみたい方へ▼
    最新イベントは公式LINEから!

    心のつばめ会 | LINE 公式アカウント


    今回、この記事を書いてくれた人は?

    教育ライター・猪狩はな

    教育ライティング・合同会社ここらいと代表。中高一貫男子校講師、公立中正規教員、私立高講師×webライターを経て、現在は教育ライターとして活動中。「教員の経験」と2児の母としての「保護者の視点」を生かした取材・執筆を行っている。専門は国語・古典。趣味は手帳・文房具集め。

    合同会社ここらいと:https://sites.google.com/view/cocowrite/

    noteURL:https://note.com/hana_so14



     
     
    発達障害の商業作家・アーティストよりみち。 書く・描く・語るの三軸で活動。 自伝エッセイ商業出版済み。 生きづらさを抱えながら歩き続けた言葉を届けています。 noteメンバーシップ【よりみちの地図】で、思考の裏側に触れられます。

    あなたへのおすすめ