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今日聴きたいこの1曲【Quiet Life:Japan】

    デビッド・シルビアン率いる(率いた)バンド、ジャパンです。
    このバンド、初期と後期では全然音楽性が違いますよね。
    初期の頃はロキシーミュージックやデビッド・ボウイなどのグラム・ロックのパンク・ロック的解釈で、これはこれで個性的な音を鳴らしてましたが、後期になると東洋的な思想への憧れとアンビエントな思想を、独自のリズム感覚で奏でる、唯一無二と言ってもいい音世界を構築するようになりました。
    ラストアルバム「Tin Drum」収録の「The Art Of Parties」「Ghosts」「Sons Of Pioneers」などは、リズム、詩の世界観など、独特の感性で古さを感じさせない音世界です。
    わずか3〜4年でここまでの変化(進化)を遂げるとは、恐るべしデビシル。。。
    その進化の過程で過渡期という位置付けと言えるのが「Quiet Life」です。
    デビッド・シルビアンは、この曲からジャパンが始まった、と過去2作を否定するような発言をしてますが、個人的には過去2作をお洒落なヨーロピアン・ポップに衣替えしたような印象を受けます。
    とは言え、過去の作品と比較すると、格段に洗練された音と演奏は、ジャパンの全シングル中でも1、2を争うかっこよさで、少し後から盛り上がりを見せる、ニューロマンティックの先駆けみたいな音だと思いますし、デュランデュランやスパンダーバレエのようにヒットこそしませんでしたが、決して引けは取らない出来だと思います。


     
     
    70年代から80年代の洋楽好き。たまに日々の生活の中で感じたもの、触れたものについても書いていきたいと思います。

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