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耳鳴り潰し259(粘土細工と寄生獣ごっこの親和性、レッドワン、タペタム)

     前日にやや無理していたのか、痛み止めを二回服用。最近の中で一番の首の痛み。

     ご飯時に観るものが最近YouTube「あかさかの箱(子どもたちが好きなマイクラゲーム実況者)」に偏っていたので、私のリクエストで映画を視聴。面白そうなものがないかとあらかじめ下調べをして、「レッド・ワン」にする。ドウェイン・ジョンソン主演の、クリスマス直前にサンタクロースが誘拐される話。

     つまらないわけではないけれど、突き抜けた感とか、一生思い出すシーンがあるかというと、そうではない。子どもたちにもそこそこ受けていたので良しとする。

     息子の好きな粘土遊びに付き合うと、この間YouTubeでダイジェスト動画を観ていた「寄生獣」の再現をリクエストされる。泉新一、田宮良子、A、村野里美らを粘土で作り、ミギーは息子が作って新一の右手に装着。ヘビのように長く動く筋肉的な造形に。寄生獣の代名詞ともいえる、頭部に寄生したパラサイトが大きく展開する捕食シーンが、粘土なら容易に造形可能。粘土好きの子どもを持つ世界中の親御さんにこのことを伝えたくなる。

    「寄生獣のアニメ観てみる?」と息子に聞くと「グロいからいい」という。鬼滅の刃がグロくて苦手な息子。それなのに何故寄生獣のダイジェスト動画を観ていたのか。漫画なら比較的取り出しやすいところにあるはず(押し入れの中のカラーボックス)だから持ってこようかとも提案したがそちらも拒否。話の概要は私から聞くだけでい、自分のやりたいのは粘土によるごっこ遊びなのだ、ということだろう。

     新一以外にも脳を乗っ取られていない人間、宇田の話をしたり、田宮良子は頭が良くて研究熱心で、自分で子どもを産んだことなども説明する。「A」が学校で同級生に正体がバレて薬品をかけられて暴れまわるシーンを再現していく。確かに小学一年生に漫画なりアニメなりで見せるのは酷なシーンだ。

     私の脳内に寄生獣の各シーンが再現されていく。以前の職場で寄生獣の台詞を引用したことも思い出した。年末年始、通常人員の多くが休みに入り、極端な人手不足に陥る食品生産工場での一場面。各社員に本日主にカバーする箇所の指示を出す。
    「N係長は検品メインでお願いします、Mは1ライン、Sは3ラインの後ろ取り、Kは防御頼む」
    「俺寄生獣に出てくるミギーじゃないです!」
     新一が敵の攻撃を防御するのをミギーに任せて、自分が攻撃側に回って相手を倒す覚悟をした場面。突っ込んでくれてありがとう。彼とは生産が大変な状況の時に二人で真剣な顔をして「今週のチェンソーマンは」とか話していた。

     中学時代に触れた漫画「寄生獣」の内容を、まさか40代半ばで子どもに伝えることになるとは思わなかった。私が父の蔵書の中から「カムイ伝」や「火の鳥」を読んだのは三、四年くらいだろうか。

     娘のらんま½熱は続いている。三十何話まで観ているから、あまりに早いペースだとあっという間に観終わってしまう、とも嘆いていた。
    「54話までしかないし」と嘆いているので調べてみたら、今観ているシーズン1は全54話だが、シーズンは3まであり、全部で161話だ。そのことを伝えるととても喜んでいた。

     ここでは公開していない名義でのkindle書籍500円価格帯の本が売れる。撤退しようとしていた路線だったが、まだ続けた方がよさそうだ。

     異想随筆集3「タペタム」追加。

     娘はブランコに座る前に「白いワンピースの女の子がいた」と言って息子を脅かしていた。もちろんそんな者はいない。きらきら光るタペタムに、ブランコを漕ぐ娘の足が当たりそうになる。避けているのか、透けているのか、タペタムはちょろちょろと子どもたちの周りを光って動き回る。私以外に気付いている者はいない。だから私の元にタペタムは寄ってくるべきなのに。なんかこう、うまいこと、猫の時代を思い出してすり寄ってくれたらいいのに、来てはくれない。

     昔は近付くと威嚇してきた黒猫も、晩年は子どもたちに撫でられるがままにされていた。我が物顔で公園内をパトロールしていた様子を今でも思い出す。手も足も耳もなくなっても、タペタムだけで公園を見回っているのだろう。

     娘の足がタペタムを蹴らないうちにその公園を離れた。川沿いを歩き、次の公園を目指して歩く。息子用のはずの、防寒用のパンダの被り物を何故か今日は妻が被っていた。被り物のパンダの目がきょろきょろと辺りを見渡す。その瞳の中にタペタムはない。黒猫のタペタムは公園の出口近くまでは見送ってくれたが、もうついてきてはいない。

    泥辺五郎 異想随筆集3「タペタム」より

     カクヨムとかに試しに載せてみようかとも考える。しかし他の人のをほぼ読まないのに投稿していいものか、という考えがいつもよぎる。

     今日の一枚「コンビニで売ってる物で出来ているコンビニ店員」

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    ドロベ・ゴロウ。二児の父。脳脊髄液減少症。何かしら書いてます。旧名「名無しさ」「村野」「楢山孝介」「新都社モラトリアム新書」「山下チンイツ」など。「みんなのフォトギャラリー」で画像を使用していただいた記事にスキをつけることがあります。見知らぬ人からのスキだと怖がらないでください。

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