
【PIVOT】 「子供の防犯」について解説 「安全なはずの場所」に潜む危険 ~子どもを守る実践防犯~ https://nonmadofactory.net/
1.はじめに
なぜ今、家庭防犯の常識を見直す必要があるのか
●子どもを狙う犯罪の変化
●昔は公園・通学路中心
●現在はマンション共用部、商業施設、SNS、オンラインゲーム、塾や習い事帰り
2.警察庁が示す傾向
●子どもへの声かけ、不審者事案は依然多数発生。
●特に「顔見知り風」「自然な接触」を装うケースが増加。
3.親の誤解と注意点
<親の誤解>
「オートロックだから安心」
→しかし、犯罪者は、“入る”より“ついて入る(共連れ)”という方法を使う。
<親としての注意点>
「マンション内だから安全」という思い込みをやめる
4.事例
<実例①>
●マンション共用部での被害
●エレベーター・その周りの共用部での犯罪
※近年、マンション敷地内やエレベーターでの児童被害事案が複数発生している。
<実例②:敷地内でのわいせつ事案>
●エレベーター内での接触
●共用廊下で待ち伏せ
5.防犯上のポイント
●犯罪者は「安心して警戒が緩む場所」を狙う。
●外より中の方が危険なこともある。
6.家庭でのルール
●エレベーターに知らない大人がいたら乗らない
●知らない人が2人きりなら次を待つ
●後ろから人が来たら一度離れる
●エントランスで「共連れ」をしない
<実践例>
「先に行ってください」と言える練習
<子どもの立場での注意点>
“変だな”と思ったら離れて(逃げて)よい
<親が教えるべき言葉>
「嫌です」
「家の人呼びます」
「警察呼びます」
※失礼ではなく命を守る行動。
2.「知らない人」とは誰か?
子どもへの危険な教え方
<悪い例>
「知らない人についていかない」
問題点:
子どもはすぐに
「知ってる人」
認定してしまう。
「知らない人」の具体的定義
家庭で決める基準
以下を知らなければ「知らない人」
フルネーム
仕事
どこに住んでいるか
親との関係
つまり、
「顔を見たことがある」
「挨拶したことがある」
だけでは他人。
実例②
「顔見知り風」の接触
過去の児童誘拐・声かけ事案では、
犯人が
「お母さんに頼まれた」
「送り迎えを頼まれた」
など自然な会話で信用を得るケースがある。
代表例:
大阪小6女児誘拐事件
犯人は巧妙に心理的距離を縮めた。
また、古典的手口として
「お母さんが事故に遭った」
という虚偽説明による接触事案も複数報告。
出典
各都道府県警察防犯資料
裁判記録
報道
親としての注意点②
「大人は子どもに道を聞かない」を徹底
家庭ルール化する。
子どもに教えるべきこと
正常な大人は:
大人に聞く
店員に聞く
交番に聞く
スマホを見る
だから、
「駅どこ?」
「荷物運んで」
「犬探して」
は危険信号。
子どもとしての注意点②
“助けて”を頼まれても離れる
ルール:
「親に聞いてください」
だけ言って離れる。
ついて行かない。
第3章 SNS起点の「見えない犯罪」
親が知らないうちに始まる接触
今最も増えている危険。
入口:
オンラインゲーム
ボイスチャット
TikTok
Instagram
Discord
最初は
「ゲーム友達」
として始まる。
実例③
オンラインゲーム経由の被害
中高生がゲームチャットやSNSで知り合った人物と接触し、
性被害
誘拐
家出誘導
金銭搾取
に発展した事案が全国で発生。
警察庁は
SNS起因の被害児童数を継続公表している。
出典
警察庁「SNSに起因する事犯の被害児童数」
犯人の典型的手口
STEP1 共感
「親うざいよね」
STEP2 信頼形成
「君だけは分かる」
STEP3 秘密化
「親には言わないで」
STEP4 呼び出し
「会おう」
これは犯罪者の典型的心理操作。
親としての注意点③
“監視”ではなく“会話”
NG:
「スマホ見せろ」
OK:
毎日5分でも
「今日誰と話した?」
を聞く。
重要なのは
「怒られない家庭」
被害兆候を言える環境。
家庭ルール例
SNS・ゲーム
本名を出さない
写真を送らない
位置情報OFF
オフ会禁止
親に言わず会わない
子どもとしての注意点③
「秘密にして」は危険サイン
大人が言う
「親には内緒」
は危険。
良い大人は
「親に確認してね」
と言う。
第4章 今日から家庭でできる実践防犯
親がやるべき5つ
① 帰宅ルート確認
② マンションルール設定
③ 合言葉設定
④ SNS利用確認
⑤ 毎日の会話
子どもが覚える5つ
① 一人でエレベーターに乗らない
② 知らない人を具体的基準で判断
③ 大人のお願いを断る
④ ネットで会わない
⑤ 違和感で逃げる
最後に
防犯で最も重要なこと
「怖がらせる」のではなく
「危険を見抜ける力」を育てる。
防犯は特別な才能ではない。
家庭での“具体的なルール化”が最大の防犯対策である。
プロフィール
松丸俊彦
元警視庁公安部外事捜査官。国内外の防諜・情報収集・テロ対策に従事。
退官後は防犯コンサルタントとして企業・官公庁・自治体・学校向け講演を展開。
NHK・プレジデント・日経などメディア出演多数。
現在はドラマ『VIVANT』シーズン2の公安・警察監修を務めている。
モットー:「防犯は観察の芸術である」
普段はセキュリティコンサルタントとして、コンサルティング、企業顧問、講演、研修、訓練、執筆、ドラマ監修、日本在外企業協会や海外建設協会のアドバイザー、防災士としても支援を行うなど国内外で活動しています。
こうした経験をもとに、身近な防犯について具体例を用いて解説します。
講演や研修はご要望の項目や時間に従って構成します。質疑応答や実演などのご要望にも対応させていただきます。公安的視点と外事警察の手法なども用いて解説します。
松丸俊彦への講演、研修、コンサルティングのご依頼を心よりお待ちしております。
お気軽に info@nonmadofactory.net までお問い合わせください。
また、詳細は当社ホームページでもご覧いただけます。
ホームページからのお問い合わせもぜひご活用ください。
▶️ お問い合わせフォームはこちらhttps://nonmadofactory.net/
松丸俊彦の記事は、noteのプロフィールページにも掲載してあります。https://note.com/dreamy_fowl9992/n/n6d7f434e30bb
著書には『ハニートラップにかかった男たち』
https://amzn.to/4wigAgT
・楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/18675211/
『元公安、テロ&スパイ対策のプロが教える! 最新リスク管理マニュアル 激増する国際型犯罪から身を守るために』
『強盗から詐欺まで シニアのための防犯対策読本』があります。https://www.amazon.co.jp/dp/4834779629/
メディアではNHK「クローズアップ現代」など、主要ニュース番組にコメンテーターとして出演。
https://www.facebook.com/watch/?v=1395006747842966
最後までお読みいただきありがとうございます。
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