
【短編小説】未開封の段ボール | 拝啓文芸部

帰宅すると、玄関前に段ボールが置いてある。
差出人は「黒島省吾」。
誰?知らない人だ。でも宛先は間違いなく私。
とりあえず段ボールを持って家に入る。
意外と重い。米袋でも入ってるのか。
テレビをつけると近所で起きた事件の続報だ。
「○○県で頭部の無い遺体が発見された事件で住所不定、無職の黒島省吾容疑者(42)が逮捕されました。なお被害者の頭部はいまだに発見されていません。」
黒島省吾?!
未開封の段ボールを見る。
まさか…な…。
嫌な汗を流しながらカッターでテープを切り、
恐る恐るフタを開ける。
恐怖で見開かれた眼球がこちらを見ていた。
あとがき
今回はMr.Qさんの拝啓文芸部に参加させていただきました。
一つのお題から、いろんなクリエイターさんのいろんなストーリーが生まれるのって面白いですよね♪
