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第3回|ジンをカバンに忍ばせて。「物語が生まれるBAR」へ。

    ジンを一本、こっそりカバンに忍ばせて、気になっていたバーへ行きました。

    きっかけは、Instagramでたまたま見つけた「物語が生まれるBAR」。名前からして、ZINE GINが大切にしていることと近そうだなと思ったんです。

    人と物語を紡ぐきっかけになるお酒をつくりたい。そんな思いで始めたブランドなので、まずは自分で行ってみようと。

    そこで出会ったのが、晟太さんとゴメさんでした。

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    バーあのひとは本棚もあって素敵な空間

    ゴメさんは、人を巻き込む天才です

    ゴメさんは、とにかく話が上手。いろいろな人を巻き込む天才だなと思います。

    面白いエピソードが次々に出てきて、その話しぶりは、お笑い芸人顔負けです。

    例えば、クリスマスイブに気に入った男子を誘ったら、オシャレなBARがスナックになる話。

    オシャレなBARが、スナックに?

    思わず、私の口癖が出ます。「なんのはなしですか?!」笑

    どうしてそうなったのかは、ぜひ、ゴメさんご本人から聞いてみてください。

    こうした話の面白さに加えて、人を巻き込み、一緒に何かを始める力もある。カバンに忍ばせてきたジンを、実際のコラボレーションへつないでくれた立役者でもあります。

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    バーの中にある本棚で気に入った本を読みながらも飲めます。

    本を選んでもらったら、知らない自分の好みに出会った

    そして、晟太さんの本の知識にも驚かされました。

    特に楽しかったのが、選書のコンテンツです。

    「あなたは今どんな気分で、どうなりたいですか?」

    そんな質問から始まります。

    「なんのはなしですか?」と、一瞬、心の中で。これは、高価な壺でも買わないといけないのかな〜。笑

    もちろん、それは私の冗談です。質問に答えていくと、晟太さんの選書ストックから、いろいろな本が出てきます。

    自分では、きっと選ばなかっただろうなという本ばかり。それなのに、今の自分とどこかでつながっている感じがする。

    そこで出会ったのが、ルソー晩年の作品『孤独な散歩者の夢想』でした。読んでみたら、結果、買って帰ることに。

    人と話したことで、読む本が変わる。自分だけでは出会わなかった読書体験が始まる。こういう時間って、いいなと思いました。

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    バーあのひとのコンセプトも素敵です。

    カバンの中のジンを、出してみる

    お二人はジンがお好きで、当時、バーでは深川ジンが提供されていました。

    そこで、持ってきたZINE GINの話をしました。コンセプトも合いそうなので、ぜひご一緒しませんか、と。

    すると、ちょうど最近、知り合いからコンセプトが合いそうな人がいると紹介されたばかりだったそうで、とてもいい意味で驚いてくださったんです。

    ぜひ一緒に何かしましょう、と、その場で話が決まりました。

    行ってみて、話してみる。そして、ゴメさんが、その出会いを一緒に何かをするきっかけへとつないでくれる。カバンに入れてきた一本のジンが、コラボレーションになりました。

    仲間が増えると、バーも少しずつ変わっていく

    そこから、7月、8月、9月とご一緒させていただいています。

    最初は、ゴメさんと晟太さんのところに、私が参加する形でした。それが、ZINE GINチームも定期的に参加するようになり、少しずつ仲間が増えていきました。

    開発担当のアツさんは、メニューを進化させてくれています。ジンフィズやジンレモンサワーなど、季節に合わせた飲み方を提案してくれるんです。

    余談ですが、せっかく開発してもらったジンレモンサワーは、全く出ませんでした。笑

    「ジンを初めて飲みます」という方も一定数いらっしゃるので、レモンサワーなら選ばれるかもしれない。そう思っていても、実際は違いました。

    なぜ選ばれなかったのかは、まだ答えが出ていません。ちゃんとお客さまの気持ちを捉えないといけないな、と実感しました。

    ……なんのはなしですか? バーの紹介のつもりが、ついメニュー開発の反省会に。笑

    プロデューサーのメイトさんは、ホール担当、そしてハムの盛り付け担当としても活躍。笑

    さらに、DJの流す音楽で、場の雰囲気もよくなっていく。

    誰かが加わると、その人ができることや好きなことが、バーの時間に重なっていきます。

    人が人をつないで、少しずつ物語ができあがっていく。その様子を見られることが、私にはとても印象的な体験です。

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    DJセットをお酒を飲みながら

    2026年10月10日、4回目のコラボです

    10月10日(土)は、「物語が生まれるBAR」とZINE GINの4回目のコラボイベントです。

    今回は、DJのご友人とのDJコラボも予定しています。また新しい人が加わって、どんな時間になるのか、楽しみです。

    本の話をしてみたい方も、ジンを飲んでみたい方も、どんな場所なのか気になる方も。ふらっと遊びに来ていただけたらうれしいです。

    そして、ゴメさんのお話を聞いてみたい方も、ぜひ。思わぬ方向へ転がっていく話を、ご本人から聞くのが一番です。笑

    開催日時:10月10日(土)19:30〜22:30
    会場:リトルトーキョー バーあのひと
    住所:東京都江東区三好1-7-14 リトルトーキョー3階
    アクセス:都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅から徒歩6分入場料:なし(1ドリンク・1フードのご注文をお願いします)
    予約:不要。当日、そのままお越しください。

    物語は、まだ続いていく

    カバンに一本のジンを入れて、気になる場所へ行ってみる。そこで話して、仲間が増えて、また次の人とつながっていく。

    最初にバーへ向かったときには、ここまで続くとは思っていませんでした。

    自分のお酒をつくった先に、こうした物語が待っていた。そのことが、今、うれしいです。

    そして、また別の出会いから始まった話もあります。そのお話は、10月13日に。



     
     
    「読むように飲むクラフトジン」ZINE GINの中の人、AKIRAです。お酒好きが高じて、自分のジンをつくり始めました。人と物語を紡ぐ一本を目指して。ジンづくりや小さなブランド経営の舞台裏、出会いから生まれるコラボを、失敗も交えて綴ります。

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