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Photo bynoouchi

介護と読書は相性がいい

    介護と読書は相性がいい
    そう思いたい
    そういう介護が出来たらいいなと思う
    思うだけじゃない
    なんとか実現したい

    母は所謂トラブルメーカーだった
    母の頭の中では自分は癌の末期患者で
    父は浮気をしていて 自分を捨てようとしている
    浮気相手は財産目当てで 自分が死んだら家へ乗り込んでくる
    占いに凝って 年に2~3回 もうすぐ死ぬはずと騒ぎ立てた

    父はアルツハイマー認知症だった
    耳が遠くて 例えばこんな感じ
    「テレビが付かないんだ すぐ来てくれ 頼んだぞ」
    「で・・・(んちを交換すれば映るよ)」
    「で」だけで電話は切れる
    掛けなおしても埒が明かないから さっさと身支度して車で向かう
    片道1時間掛けて 電池があれば3分で問題解決

    介護でどん詰まりまで行ったことはない
    いつもその途中で終わりを迎えた
    だから介護そのものに苦労した記憶はない
    そう思えるのは 制度のおかげであり
    名も知らぬ人たちの親切であり
    決して自分の日頃の行いではない
    ただ 子育てやら仕事やら 自分の余裕のなさで
    日々の生活で手一杯だった
    だから必要に駆られて読んだ本は何冊もあったが
    本に救われた記憶はほとんどない

    もうすぐまた介護なるものが始まるみたいだ
    でも今度は少し余裕がある気がする
    きっと大丈夫
    根拠のない自信だが希望すら持っている
    介護と読書は相性がいい




     
     
    人生と言う広き海を見わたす時 何を目指して航海するか 「note」文字通り「メモ 覚書き」のための場所です 日記は苦手 主人の難病発病を切っ掛けに私自身の現在と過去そしてこの先の人生について思うところを書いています その思いを心に留め置いて頂ければ幸いです

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