
オモロ〜食堂に参加して考えた大人のA面とB面、そして「妄想力」の話
この前の日曜日、あやセンターぐるぐるで行われた「あだちオモロ〜食堂」というトークイベントにスピーカーとして登壇させていただきました。

イベントの趣旨としては、高校生や大学生といった、これから仕事に就くであろう若者たちが対象ということでしたが、当日参加者のうち学生さんはわずか2名だけ。私がお話ししたのは午後の部だったので、もしかしたら午前の部はもっといたのかもしれませんが。
それでも、「おもしろい大人の生き方」に興味のある人たちが集まってくれたのか、まっすぐこちらを見て、話を聞いてくれていたのがありがたかったです。
ちなみに写真のような顔出しソフトクリーム看板を被って参加者の前にさっそうと登場した私。「オモロ〜」な場にふさわしい演出ができたと自画自賛しています。

A面とB面の生き方
今回、私が話したのは「大人のA面とB面」について。
• A面:仕事、社会的な役割、稼ぐための活動
• B面:自分が楽しいと思うこと、やりたいこと、おもしろいこと
A面の話としては、eatocoの「親子で気軽に入れる喫茶店」のこと、そして、お店で取り組んでいる「物々交換」について、それぞれ「あやせのえんがわ」主宰の森川さんリードのもと、お話ししました。
B面の話は、もっと自由です。
物々交換という変なことをしていると、テレビの取材依頼があったりすることや、テレビで紹介されたことをきっかけに川崎市の小学校の授業に呼ばれたりしたこと、そしてお店のブランディングムービーとして次はゾンビ映画を作りたい、というお話もしました。
シャッター商店街を練り歩くゾンビから逃れようとした人々がeatocoにたどり着く。そしてeatocoでとある特別なメニューを食べると、ゾンビ化を免れる──。そんな映画を作って、映画に登場するメニューを実際に提供する「コラボカフェ」をやりたい。
この話をしたとき、参加者のみなさんが「それ、おもしろい!」と目を輝かせてくれたのが嬉しかったです。

仕事にも、生き方にも「妄想」が大事
そして、今回のイベントで私が一番伝えたかったこと。
それは、仕事にも、生き方にも、「妄想力」が必要だということ。
「妄想」って言うと取るに足らないものと思われがちだけど、でも、違うんです。妄想って、「ないものを作る力」なんです。今はないけど、あったらいいなと思うもの、あったら確実に生活や人生が豊かになるもの。そういう「今はないもの」をゼロから「作り出す」のが妄想なのです。
これってすなわち、新しい未来を作る、未来を構想する力ってこと。
だから、妄想はすごく大事。
ただ、それを「妄想」というと聞こえが良くないから、適宜「構想」と言い換えていこうね、というお話をしました。「私、妄想してるんです」っていうとバカみたいだから、そういうときは「構想しています」って言うんだよ。そう言うとなんだかちゃんとしてる感じがするでしょう(笑)、と。

行動に移してこそ妄想は構想になる
で、ただ構想してるだけじゃあやっぱり妄想の域を出ません。行動に移してこそ妄想は構想になります。
頭の中にある妄想は、どんどん外に出して、発信して、実際に形にしていく。
「こんなものがあったら面白いな」「こんなことができたらいいな」そうやって思い描いたことを、実行するのはあなたです。
例えば物々交換も、もともとは「お金を介さずに頼り合える関係を地域の中に作りたいな」という妄想からはじまりました。
子育てカフェもそう。子連れ大歓迎のカフェが家の近くにあったらいいなと妄想したのがはじまり。
そしてそんな妄想を、「こんなカフェを作りたいんだけど」と周囲に話し始めたら、みるみるうちに仲間が集まり、手作りの小さなマルシェをやることから始まったのです。
ゾンビ映画のアイデアだって、もともと好きだったゾンビ映画と、物々交換を面白がってくれた人が作ったブランディングムービーが結びついて生まれたもの。
そう、あなたが動けば、周囲が変わり始めるのです。
妄想には、世界を変える力があるのです。
仕事(A面)だけじゃなく、B面を大事にすることで、世の中はもっと面白くなっていくと思いませんか? もっと言うと、A面・B面と分けるのじゃなく、どっちもA面!っていう生き方が、人生をもっと豊かにすると思うんですよね(「両A面」ってありましたよね、むかし)。
大人になっても、妄想できる人でありたいし、そういう大人が増えたらいいなと思います。
…ということで、近いうちに、ゾンビが歩く商店街、やります。
詳細は追ってお知らせしますので、お楽しみに!
