
休職して“解放される”と思いきや、“毎日がカウントダウン”だった話
「え、全然元気になってないけど、大丈夫?」
日が経つにつれ、焦りが募る。
仕事を離れて休めば回復するって聞いたけど、なんか思ってたのと違う…
こんばんは、えいです。
最初のトピックは何にしようかなあと考えていましたが、
休職し始めた当初、一番想像と違ったことについて振り返ってみようと思います。
これは休職しはじめた最初の1ヶ月のお話。
金曜日の夕方、産業医面談を経て週明けから休職することが決まった。
進行中の案件がいくつもあるし、さすがに急すぎて難しいとゴネたけど、今の状態では働くことは許可できませんねぇ、と優しく産業医に説得されて最後はしぶしぶ受け入れた。
デスクに戻るとチームメンバーはすでに帰宅。
仕事の現状と今後の方針をメールにまとめ、メンバー宛に送信予約をして引き継ぐ。仕事関連のアプリは全部通知を切って、スマホの普段目につかないページへと追いやった。全てを丸投げすることへの罪悪感もありながら、こうして私の休職期間がスタートした。
10日後、心療内科で下された診断名は、適応障害。
なんとなく予想はしていたけど、いざ診断書に書かれた文字を見るとショックだった。障害、そうか、自分はこれまでとは違う状態なのか。突きつけられた現実にぽろぽろと涙が溢れてくる。病院を出たあと、心を落ち着けるために近所の有名なお寺へお散歩しに行った。(ここで自宅の鍵を落とし、その日の夜ビジネスホテルに泊まることになるなんてこの時の私は知る由もなく。ショックを受けると注意が散漫になることを学んだのであった)
地元を離れひとり暮らしをしている私は、ひとまず実家に戻ることにした。
医者に告げられた休職期間は1ヶ月。この時すでに2週間が経っていた。
なにもやる気が起きない。
とりあえずSNSを開いてみたり、録画したテレビを観る。別の日は県外に住む友人に会いに行ったり、美術館に足を運んだりしてそれなりに楽しかった。
だけど1人になった時、ふと頭に浮かぶのは仕事のことだった。
突然担当者が変わって先方はびっくりしてないかな。あの案件順調に進んでるといいけど。あ、だめだめ!仕事のことは考えないでおこう。
そして思う。
あれ…2週間も経ったのに、私なにも変わってない。
休職することが決まった時、同僚が「実は自分も休職したことがあるけど1ヶ月休んだらだいぶ元気になって、最後のほうは早く仕事がしたくてうずうずしてたよ」と言っていた。正直私はまだ、何もしたくない。
でも頭の中にはいつも仕事のことがちらついて、ちゃんと休めている感覚もない。あと2週間経てば同僚みたいに回復するのか?
そしてさらに1週間が過ぎた。
全然変わらない。
元気になった実感が全くない。3週間も経ったのに、あと1週間しかないのにどうしよう。
休職が決まった当初は、やった〜解放だ〜!と緩まる自分の姿を想像していた。だけどいざ始まると毎日がカウントダウンに感じて心が休まらない。あまりに想定外だった。
なにひとつ好転していかない自分と、それでも刻々と減っていく休職期間。休めばよくなるはずだと思っていたのになんでだろう…
こうして私は“休む”ことの難しさを痛感し、結局なんの変化も感じられないまま最初の1ヶ月を終えた。
振り返りながら書き始めたら、なぜか語り口調になりました。お恥ずかしい。
それはそうと、
回復にかかる時間とその過程は本当に人それぞれで。
今思えば1ヶ月で変化が感じられなくても問題ないし、むしろよくあることだなあと思います。
だけどなぜか変化するはずと信じていた私は、そのギャップに焦っていました。
もし当時の自分に会えるなら、
そのままで大丈夫。
なにも変わらないように見えて内側ではゆっくり変化が起きて、ちゃんと前に進んでるよ。
と、全力でハグしてあげたいです。
ちなみに、後日2回目の産業医面談をおこない、休職期間は延長されることになりました。
ただ実はこの時、心療内科医からは「休んでも意味がない、仕事復帰を許可する」と言われており。初っ端から意見が食い違う産業医と心療内科医。
ここから私は謎の板挟みが始まるのですが…その話はまたいつか。
追記
その後、3ヶ月通院してみて気づきました。
この先生…合わないかも…?