
2026年度スカイリム放浪記-Apostasy - A Modern Skyrim Modlist-(1)
これだ! というのを見つけた。
それがこちら、Apostasy - A Modern Skyrim Modlist
かなり俺の好みに近いとしばらくやって確認し、今のところお気に入りだ。大変良い。
色々良いところがある。枚挙に暇がない。
とにかく「戦闘モーションに凝ってる」「プレイヤーの技術寄り」「ストレスのないレベリング」などなどの上に、とにかく動作が軽い。
これは前ふたつと真逆の発想で造られている。
とにかく必要最低限にして間引く間引く。
個人的にはバニラ(普通のスカイリム)の感覚を二、三枚いいように上乗せしたという感じでリマスター版という感覚がある。FPSを抑えているからぬるぬる動く。
あと適度にエロい。全部エロいんじゃなくてたまに装備がエロい。つまり有り難みがある。雰囲気も崩れない。
そして思い切ったことに、ドラゴンボーン博物館を全削除して採用していない。あの大人気、もはやデフォルト、しかし飽きる、それを全削除。
ドラゴンボーン博物館が便利かつ機能的なのは前回も書いた。
確かにいたれりつくせりだ。
しかし問題もあって、便利過ぎて「家」の概念が喪失し、結果として「家なんかいらん」ということとなり、要素一つを丸ごと乗っ取っている。
便利は便利だが寂しいものだ。
今回はないので「家」もちゃんと探したり使ったりする必要がある。
上記は一例なのだが、バニラで使いにくい/MODで消されがちな要素をピックアップして、あくまで軽い手間として再配置している。
例えば宿屋を使う。
「お部屋へ案内します」という動きがある。いや知ってるから案内しなくていい、となるのだが、微妙にレイアウト変えてあって部屋が何処にあるのか分からないことがあり「案内をお願いします」となるなどだ。
サバイバルモードも基本、バニラのAEで追加されたものをONなのだが、イマイチ温かった要素をちょっとだけ調整してある。雰囲気を味わうのにちょうどいい程度の調整だ。
なんだかんだ言って眠いから寝る、腹減ったから食う、寒い、ぐらいは欲しい。どれも微妙なデバフで抑えてあるから死ぬことはない。
死ぬことはない、と言えば、戦闘で死なないようになっている。
それだけだとチートじゃん、と思うかも知れない。しかし考えて欲しい。死んだらどうせセーブポイントからやり直すのだから、別に死ぬ必要はない。かといって緊張感が削がれる、難易度破壊、とはならないのが今作の白眉だ。
死んで蘇るたびに怪我をして、それがどんどん酷くなる。
つまり幾らでも粘れるが粘れば粘るほど勝率が低くなっていく。うっかりミスで倒せなかった、ぐらいなら挽回できるが無理なもんは無理、となったら諦めて撤退するしかない、というバランスだ。
これは無駄を省くと同時に「勝てないんだから諦める」という納得をプレイヤーに与えるし、やり直すときでも戦略を真面目に考え出す。一番痛いのはボス戦手前のうっかりミスだ。
デバフで「スタミナ回復不可」とかになったらその時点で撤退するしかない絶望がある。
ちなみにどんな重傷を負っても六時間くらい寝れば帳消しになる。
その辺のバランスも見事なもので、リアリティ優先というよりプレイアブル優先の設計という感じだ。良い。
フォロワーの削り方もセンスを感じる。
前回「数を連れ歩くとうるせえ」と言ったが、会話をするフォロワーを厳選している。掛け合いが好きならこのチーム、単独が好きならこの組み合わせ、特定クエスト狙いならこれ、ときれいに分担されていて、各地の従者を抜けばカスタムフォロワーは12人くらいだ。
賑やかしや役目が被っているものは容赦なく間引いてある。
人気があるから必須で入れておくか、とかそういうのない。
スカイリムMOD強度の高い病人の皆様向けに列挙すると
・ドラゴンボーン博物館
・ゼルザス
・イニゴ
・ルシアン
辺りのランキング上位を削ってある。
レミエルは残っているが、あいつに「キャラ同士の掛け合い」を委託しているし、そもそも掛けあう相手も少ない。
その代わり、余りフックアップされることのない別のカスタムフォロワーで出来の良いものを投入してあり、なかなかやり応えがある。
思ったのだが、キャラ同士の会話なんて最小限でよくて(俺は三人くらいに抑えるべきだと思う)「プレイヤーに話しかけてくる→個別クエスト発生」がちょうど良く、何より「新しい場所に行ったらその場所向けのコメントを一言発生させる」の方が邪魔にならないしうるさくなくていい。
それだとフォロワーも絞れるから大量に連れ歩かなくてもいい。
筋肉/弓/魔法くらいでいい案配に配分して、主人公入れた四人パーティにすると難易度の高い場所もギリなんとかなる、挑み甲斐がある。フォロワーの必要性を感じられる、といいことずくめだ。
かように「ちょっとでいい」をきっちり抑えた上で戦闘のバランス配分に凝っている、という印象だ。レベル上げもブレーキかけてある。経験値システムで「やりまくったらスキル上がる」ではなく「各レベルごとにポイント配分」という単純なものに変更してあるが、各レベルごとに上げられる限界が定められている。
ポイントが20あるから片手剣に全部ブッコミとかは出来ない。
出来ないのだが、先々のことを考えるとロールプレイを考えて配分しないとならなくなる。全部まんべんなく強い、とかは出来なくなる。
なにかとセンスの良い纏め方をしてあるMODリストだ。
この辺りは好みも当然あるが、俺の好みにはパコンと合っている。
前回なんやかや言ってもファストトラベル便利というかいる、と言ったが。何せそれなりに距離がある場所を往復するクエストとかしんどい。
そこで登場するのが馬ちゃんである。
馬ちゃんのことをすっかり忘れていた。だいたい、何もしてないバニラをやっていた頃の純粋無垢な俺だって「馬ちゃんいたらファストトラベルいらねえな」と思っていたことをすっかり忘れていた。
スカイリムのマップというのは言うほど広くなくて、その往復がしんどいのはプレイヤーの歩く速度が遅いからで、馬ちゃんの速度ならストレスがない。ないし、旅してる感じになるし、移動中に「おっ遺跡」「洞窟発見」とかやれて楽しい。ファストトラベルだと行ったポイントにしか行けないからね。あと割と強引なショートカットも馬ちゃんだと楽に越える。
ちなみにこのMODリストは削りまくっているので、好みで付け加えても余裕がある。むしろ「あとは好みにチューンナップしてください」という意図を感じ取れる。
なんならエロ系も乗る。
飽きたからやんないけど、裸ぐらいは対応する。何をするでもない。NeverNudeの項目をオフにするだけである。
余計な町の拡張も、やたらと増えているNPCもやってないしいないし、そっちの方がストレスだったものがきれいに整えられている。気持ち程度、ぐらいのものだ。
何もかもが良い、と思うのだが、一つだけクソ厄介な問題がある。
日本語翻訳チームが最新版に追いついていないため、かなりの数が英語のままで翻訳されていない。
なので自力でやる。というかAIにやらせるだけだが。
次回は翻訳編になる。
ここは目から鱗の連続だ。
狂人の皆様はなにかと期待して欲しい。