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GLP-1経口薬・AIインフラ・外食の価値戦略は続くのか?|Mad Money 2026年8月12日

    今回の「Mad Money」は、レバレッジをかけたファンドの強制売却で急落したAIデータセンター株が、再び買い戻される可能性を中心に展開しました。NVIDIAの計算資源をめぐる大型資金調達、Intelの増資、CoreWeaveやNebiusの反発を整理したうえで、Novo Nordiskの経口減量薬、Zoomの企業向け成長、Coherentの光通信需要を検証。最後はLightning Roundと外食株の「お得感」に話題が移ります。本稿では、番組内の発言と公表資料による補足を分け、日本人投資家が確認したい材料とリスクをまとめます。

    今回の要点3つ

    1. AI株の急落は「業績悪化」よりも強制売却が主因だったのか

    クレイマーは、7月末のAI関連株の急落について、事業そのものよりも、レバレッジをかけたファンドの資金繰りとマージンコールが大きかったと説明しました。

    ただし、強制売却が終わったからといって、金利上昇や設備投資負担、株式の希薄化リスクが消えたわけではありません。

    2. 経口GLP-1薬と企業向けAIが、既存企業の再評価材料になっている

    Novo Nordiskでは、経口版Wegovyの利用拡大が会社の方向性を変える可能性が議論されました。一方、Zoomでは、Anthropicへの投資価値よりも、企業向けサービスとAI機能の収益化が本質だとクレイマーは指摘しています。

    Coherentについては、データセンター内の銅配線を光通信へ置き換える長期テーマが強調されました。

    3. 消費者は「安さ」を選び、価値を提供する外食企業が伸びている

    米国の食品価格の一部が低下するなか、値下げやお得なメニューを用意する外食企業に消費者が集まっていると番組では説明されました。

    Brinker、Texas Roadhouse、CAVAなどは、単なる値上げではなく、客数を維持するための価格戦略が評価されています。

    番組全体の流れ

    レバレッジ清算後のAIデータセンター株

    何が語られたか

    番組冒頭でクレイマーは、米国市場を「闘牛が走るパンプローナ」にたとえました。NASDAQは上昇した一方、ダウは小幅安となり、AI半導体やデータセンター関連株に買いが戻った一日でした。

    クレイマーは、ファンド「Situational Awareness」が大量の借入金を使って約450億ドル規模のポートフォリオを構築し、わずかな下落をきっかけに保有株が一斉に売られたと説明しました。

    その影響で、NVIDIA、CoreWeave、Nebius、Lumentum、Super Micro Computer、Intelなどが大きく下落したとしています。

    その後、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOと大手金融機関が、データセンターの計算資源を金融商品として扱う構想を進めていると紹介しました。

    クレイマーの見方

    クレイマーは今回の下落を、企業の競争力が崩れたというより、資金繰りによる投げ売りと捉えています。

    また、古いNVIDIA製GPUにも需要があることから、GPUは短期間で価値がなくなる自動車ではなく、価値を保ちやすい宝飾品に近いと表現しました。これはあくまでクレイマーの見方ですが、CUDAを含むソフトウェア・エコシステムが中古GPUの価値を支えているという考え方です。

    背景解説

    NVIDIAの公式発表では、Apollo、BlackRock、Blackstone、Brookfield、Goldman Sachs、KKRなどとAI計算インフラ向けの融資プラットフォームを構築し、将来的に5000億ドル超の第三者資金を動員する構想が示されています。

    ただし、これは現時点で個々のGPUを裏付けにした債券が完成したという意味ではありません。金融機関との覚書や資金調達プラットフォームの計画として読む必要があります。

    また、番組の自動字幕ではIntelが「1500万株から2000万株へ増額」と読める箇所がありますが、Intelの公式発表は150億ドル規模から200億ドル規模への増額で、1株95ドル、約2億1053万株の公募です。字幕の「million」は金額と株数が混ざった可能性があります。詳細はIntel公式発表で確認できます。

    投資家が見るべきポイント

    • ハイパースケーラーのAI設備投資が維持されるか

    • データセンター事業者の資金調達コストと負債水準

    • GPUの稼働率、耐用年数、再販価値

    • NVIDIAへの顧客集中度

    • Intelの増資による1株価値の希薄化

    • 長期金利、原油価格、地政学リスク

    • 株価が上昇しても、利益成長が追いついているか

    DraftKingsの成長は本物か

    何が語られたか

    視聴者はDraftKingsについて、スポーツ関連の取扱高が増え、60万人の新規エンゲージド顧客を獲得し、スポーツブックの顧客を失っていないと説明しました。

    さらに、証券関連サービスや取引所、マーケットメイカー機能を社内に取り込み、予測市場やスポーツベッティングのアプリを広げていると紹介しました。

    クレイマーの見方

    クレイマーはDraftKingsを好意的に見ているとしながらも、過去に同銘柄について判断を誤ったことを認めました。

    したがって評価は「やや強気」ですが、過去の見通しが外れたことを踏まえ、強い買い推奨というより監視候補としての位置付けです。

    背景解説

    DraftKingsの直近決算では、スポーツ消費者取扱高が131億ドル、前年同期比15%増となった一方、売上高は14億4300万ドルで前年同期比5%減でした。取扱高が増えても、顧客に有利な試合結果や販促費によって売上や利益が変動する点に注意が必要です。DraftKingsの公式決算資料でも、取扱高と売上高は別々の指標として示されています。

    投資家が見るべきポイント

    • スポーツブックの取扱高と利益率

    • 顧客獲得コストと継続率

    • 予測市場に関する規制

    • 州ごとのライセンスと税率

    • 大型スポーツイベント後の顧客維持

    • キャッシュフローと販促費

    Novo Nordiskの経口減量薬

    何が語られたか

    Novo Nordiskは、糖尿病・肥満治療薬であるGLP-1製剤の先行企業です。番組では、決算が予想を上回り見通しも改善したにもかかわらず、株価が大きく下落したことが紹介されました。

    同社のCEOマイク・ドウストダール氏は、米国で同社製品を使う人が1年前より70%増え、その大きな要因が経口薬だと説明しました。世界で約150万人が経口薬を使用し、米国では処方件数が500万件を超えたとも述べています。

    クレイマーの見方

    クレイマーはNovo Nordiskを「大きなリセットの途中にある企業」と位置付けました。人員削減や価格引き下げで短期的な利益には重しがあるものの、経口薬が会社の方向性を変える可能性に注目しています。

    評価は「やや強気・再評価候補」です。ただし、Eli Lillyとの競争、薬価、臨床試験の失敗リスクを考えると、決算を確認しながら判断すべき銘柄です。

    背景解説

    CEOは、米国の薬価圧力やMFN(最恵国待遇)を意識して、注射薬の価格を大幅に引き下げたと説明しました。売上の大半は依然として注射薬であり、経口薬の成長がその減収をどの程度補えるかが重要です。

    また、CEOはNovoの経口薬の体重減少率が17%、Eli Lillyの経口薬が12%と説明しました。ただし、両社の試験は同一条件で比較されたものではありません。番組内の数値を、そのまま優劣の確定材料にしてはいけません。

    Novo Nordiskの公式投資家資料では、2026年第2四半期の調整後営業利益が333億8900万デンマーククローネとなり、通期見通しを引き上げたことが確認できます。公式投資家向け資料

    投資家が見るべきポイント

    • 経口Wegovyの処方件数と継続率

    • 注射薬から経口薬への置き換え効果

    • 平均販売価格と薬価引き下げの影響

    • Eli Lillyとのシェア争い

    • 心血管・腎臓関連の追加適応

    • 臨床試験の結果

    • ADRの為替変動とデンマーク企業特有の税務

    Zoom Communicationsの復活

    何が語られたか

    Zoomはコロナ禍に一時588ドルまで上昇した後、利用者がオフィスへ戻ると株価が急落しました。しかし、今回の番組では、企業向け事業とAI機能が再評価の原動力になっていると説明されました。

    クレイマーはAnthropicへの投資価値にも触れましたが、これは本質的な投資理由ではなく、株価に加わったボーナスだとしています。

    本質は、企業向け顧客の増加、残存履行義務の強さ、AIによる会議準備・文字起こし・議事録作成機能です。

    クレイマーの見方

    クレイマーはZoomについて、製品が使いやすく、企業向けサービスの成長が続いている点を評価しました。番組内では、調整後利益の17.5倍程度で取引されているとして、翌日から買うことを検討してもよいという強い姿勢を示しました。

    評価は「強気」です。ただし、これは番組放送時点の見方であり、株価上昇後に期待が先行していないかを確認する必要があります。

    背景解説

    Zoomの公式決算では、2026年度第1四半期の売上高が12億3900万ドル、前年同期比5.5%増。企業向け売上高は7.2%増でした。非GAAP営業利益率は41.1%で、企業向け事業の伸びが確認されています。Zoom公式決算資料

    次回の第2四半期決算は、Zoomの公式IRによると8月25日に予定されています。Zoom公式IR

    投資家が見るべきポイント

    • 企業向け売上高と大口顧客数

    • AI機能の有料化率

    • 純ドル拡大率と解約率

    • Microsoft Teamsなどとの競争

    • 自社株買いの効果

    • Anthropic投資の評価変動

    • 次回決算の売上高見通し

    Coherentの光通信需要

    何が語られたか

    Coherentは、光通信部品やレーザーなどを手がける企業です。クレイマーは、同社が非常に良い決算を発表したにもかかわらず、株価が時間外取引で下落したのは、直前まで株価が上昇していたためだと説明しました。

    ジム・アンダーソンCEOは、7四半期連続で過去最高売上高を更新し、四半期売上高が20億ドルを超えたと説明。今後12カ月以内に、四半期売上高が30億ドルを超える可能性にも言及しました。

    クレイマーの見方

    クレイマーはCoherentを技術的に非常に優れた企業と評価し、強気姿勢を示しました。

    背景解説

    Coherentの公式発表では、2026年度第4四半期売上高は20億4600万ドル、前年同期比33.8%増。2027年度第1四半期の売上高見通しは22億〜24億ドルです。Coherent公式決算資料

    同社のCEOは、データセンター内で銅配線から光通信への置き換えが進み、より高速で省電力な通信が必要になると説明しました。米国に20カ所超の製造拠点を持ち、テキサス州シャーマン工場ではNVIDIAとの関係も深めています。

    投資家が見るべきポイント

    • AIデータセンター向け売上高

    • 光通信部品の粗利益率

    • NVIDIAへの顧客集中度

    • 中国製部品規制の影響

    • 米国工場の増産投資

    • Lumentumなど競合との技術差

    • 株価上昇後のバリュエーション

    食品価格と外食株の価値戦略

    何が語られたか

    番組後半では、食品価格が一部低下しているにもかかわらず、大手チェーンのメニュー価格は下がりにくいと説明されました。

    クレイマーは、地域の個人経営レストランが価格を下げ、全国チェーンからシェアを奪っていると指摘。値上げだけでなく、消費者に価値を返す企業が勝ちやすい環境だとしています。

    クレイマーの見方

    Brinkerは「外食チェーンの王者」と評価されました。親会社のChili’sが10.99ドルの食事や6ドルのマルガリータなど、お得感のある商品を提供している点が評価されています。

    Texas Roadhouseについても、牛肉価格が高いなかで10.99ドルのステーキ企画を維持したことが、顧客獲得につながったと説明されました。

    字幕ではBrinkerの同店売上高成長が「21四半期連続」とされていますが、同社公式IRでは「20四半期連続」と表記されています。ここでは数字を断定せず、長期的に同店売上高が伸びている点を重視します。Brinker公式四半期資料

    背景解説

    米労働統計局の7月CPIでは、食料品店で購入する「food at home」が前月比0.1%低下しました。レタスは16.4%下落した一方、外食価格は0.3%上昇しています。米労働統計局CPI

    Texas Roadhouseは、2026年第2四半期の同店売上高が6.2%増となりました。Texas Roadhouse公式資料

    主要銘柄の深掘り

    NVIDIA(NVDA)とAIインフラ関連株

    • どのような会社か
      AI向けGPU、データセンター向けネットワーク、CUDAソフトウェアを提供する半導体企業です。CoreWeave、Nebius、Super Micro Computer、Lumentum、Coherentなど、AIインフラ関連企業にも影響を与えます。

    • 番組内で語られた内容
      強制売却でNVIDIAや関連株が下落したものの、CoreWeaveの決算やGPUの再利用価値が安心材料になったと説明されました。

    • クレイマーの評価
      セクター全体には強気です。ただし、すべての銘柄を直ちに買うというより、金利と資金調達環境が安定していることを条件にしています。

    • 成長材料
      AIサーバー投資、データセンター拡張、光通信への移行、金融機関による設備投資支援です。

    • 主なリスク
      AI投資の減速、設備の過剰発注、金利上昇、顧客の自社開発チップ、規制、株価の過熱です。

    • 日本人投資家が注意すべき点
      半導体株は為替と米国金利に敏感です。決算後の時間外取引で大きく動くことも多く、1銘柄に集中せず、設備投資の実額とキャッシュフローを確認したいところです。

    DraftKings(DKNG)

    • どのような会社か
      スポーツベッティング、オンラインカジノ、予測市場などを展開する米国企業です。

    • 番組内で語られた内容
      顧客数や取扱高の増加、サービスの内製化が紹介されました。

    • クレイマーの評価
      やや強気。ただし、過去の判断ミスを認めており、慎重さも残しています。

    • 主なリスク
      規制、販促費、顧客に有利な試合結果、州ごとの税制です。

    • 今後注目すべき指標
      取扱高、調整後EBITDA、顧客獲得コスト、継続率、フリーキャッシュフローです。

    Novo Nordisk(NVO)

    • 成長材料
      経口GLP-1薬の普及、肥満治療市場の拡大、糖尿病・心血管・腎疾患領域への展開です。

    • 主なリスク
      Eli Lillyとの競争、薬価引き下げ、供給制約、臨床試験の失敗、副作用報告です。

    • クレイマーの評価
      やや強気。経口薬が再成長のきっかけになる可能性を評価しています。

    • 日本人投資家が注意すべき点
      NVOは米国上場ADRです。為替変動に加え、配当を受け取る場合は外国源泉税や国内課税の確認が必要です。処方件数だけでなく、価格引き下げ後の売上高と利益率を確認してください。

    Zoom Communications(ZM)

    • 成長材料
      企業向け契約、Zoom Phone、コンタクトセンター、AI Companion、会議後の業務自動化です。

    • 主なリスク
      Microsoft Teamsなどとの競争、成長率鈍化、AI機能の有料化の遅れ、Anthropic投資価値の変動です。

    • クレイマーの評価
      強気。Anthropic投資は付加価値であり、本質は使いやすい製品と企業向け事業だと評価しました。

    • 今後注目すべき指標
      企業向け売上高、大口顧客数、純ドル拡大率、AI機能の利用率、次回の通期見通しです。

    • 日本人投資家が注意すべき点
      ソフトウェア株は金利上昇局面でバリュエーションが下がりやすく、株価が安く見えても成長率の鈍化には注意が必要です。

    Coherent(COHR)

    • 成長材料
      光通信部品、AIデータセンター、銅配線から光通信への置き換え、米国製造拠点の増強です。

    • 主なリスク
      NVIDIAなど大口顧客への集中、設備投資の波、競合との価格競争、中国関連規制、急速な株価上昇です。

    • クレイマーの評価
      強気。技術力とAIデータセンターへの関与を高く評価しました。

    • 今後注目すべき指標
      データセンター向け成長率、粗利益率、受注残、設備投資、顧客別売上高です。

    Brinker(EAT)・Texas Roadhouse(TXRH)・CAVA(CAVA)

    3社に共通するテーマは、単純な値上げではなく「支払った金額以上の満足感」を提供することです。

    BrinkerはChili’sの低価格メニュー、Texas Roadhouseはステーキの価格維持、CAVAは客数の増加が材料になっています。

    一方で、値下げは利益率を圧迫します。原材料費、賃金、店舗出店費、同店売上高、客数の伸びを分けて確認する必要があります。

    Lightning Round

    Recursion Pharmaceuticals(RXRX)

    • クレイマーの回答:番組内で明確な買い・売り判断は確認できませんでした。

    • 判定:判断保留

    • 理由・補足:視聴者は、損失が続いており、早く成果を出す必要があると指摘しました。Recursionは臨床段階のテックバイオ企業で、今後は臨床試験や提携の進展が重要です。Recursion公式IR

    Fastly(FSLY)

    • クレイマーの回答:Fastlyの復活は認めつつ、Cloudflareの方をより好み、Akamaiにも好意的でした。

    • 判定:中立〜やや慎重

    • 理由・補足:エッジコンピューティングやCDN市場で競争が激しく、業績改善が続くかを確認する必要があります。

    NextEra Energy(NEE)

    • クレイマーの回答:NextEraを好ましく思わず、取引の内容に問題を感じるという趣旨の発言でした。

    • 判定:弱気寄り・判断注意

    • 理由・補足:NextEra EnergyがDominion Energyとの約670億ドル規模の統合計画を進めている。NextEra公式発表

    Huntington Ingalls Industries(HII)

    • クレイマーの回答:米政府が海軍に多くの予算を配分する可能性があり、同社は米国軍艦建造で代替が少ない企業だと評価しました。

    • 判定:やや強気

    • 理由・補足:HIIの2026年第2四半期売上高は34億ドル、EPSは5.27ドル。通期の造船売上高見通しも引き上げられています。HII公式IR

    • 注意点:防衛予算が追い風になる一方、造船所の人員、納期、フリーキャッシュフローがリスクです。

    Vistra(VST)

    • クレイマーの回答:AI向け電力需要への懸念があるなかでも、Vistraは好ましく、売られ過ぎだと述べました。

    • 判定:やや強気

    • 理由・補足:直近決算では調整後EBITDAが17億6700万ドルとなり、通期見通しも維持されています。Vistra公式決算

    • 注意点:電力価格、発電設備の稼働率、買収負担、規制を確認する必要があります。

    Constellation Energy(CEG)

    • クレイマーの回答:Vistraとともに好感を示し、非常に優れた企業だと評価しました。

    • 判定:やや強気

    • 理由・補足:2026年第2四半期の調整後営業利益は1株2.55ドル、通期見通しは11.50〜12.50ドルへ引き上げられました。Constellation公式決算

    • 注意点:原子力発電所の稼働、規制、Calpine買収の統合、電力契約の条件が重要です。

    番組から読み取れる市場テーマ

    AI設備投資は「資金調達」の段階に入った

    AIデータセンターは、単なる半導体需要だけでなく、電力、光通信、サーバー、融資、保険を含む大型インフラになっています。

    一方で、負債を使った投資が増えるほど、金利上昇時の株価変動も大きくなります。

    GLP-1薬は「販売数量」から「価格と利益率」へ

    経口薬の普及はNovo Nordiskにとって大きな材料ですが、薬価を下げて利用者を増やす戦略が利益につながるかが焦点です。

    処方件数の増加だけでなく、平均販売価格、製造コスト、競合シェアを見る必要があります。

    AIはソフトウェアの業務フローに組み込まれる

    Zoomの例では、AIが会議の要約だけでなく、準備、会話、実行まで支援する方向に進んでいます。

    AI機能が実際に有料契約や解約率改善につながるかが、企業向けソフトウェアの評価を左右します。

    消費者は「安さ」ではなく「納得できる価値」を選ぶ

    外食では、値上げを続ける企業よりも、価格を抑えながら満足度を維持する企業が客数を伸ばしています。

    ただし、価値戦略は短期的に利益率を犠牲にすることもあるため、客数と店舗利益の両方を確認する必要があります。

    日本人投資家向けまとめ

    今回もっとも重要だったのは、AIデータセンター株の急落を「業績悪化」と即断せず、強制売却、金利、資金調達、設備投資を分解して考える必要があるという点です。

    今後は、NVIDIA関連企業の決算、AI設備投資額、データセンターの負債、Zoomの次回決算、Novo Nordiskの経口薬処方数と薬価、Coherentの光通信受注を確認したいところです。

    すぐに売買するのではなく、NVIDIA関連株は押し目と金利を確認し、Novo NordiskとZoomは次回決算後の見通しを確認する方法が現実的です。米国株は為替、ADRの配当課税、時間外取引、政策変更による株価変動もあります。クレイマーの評価は監視候補を探す材料として使い、最終的には決算と株価水準を確認して判断したいところです。

    免責事項

    本記事は、公開されている番組内容をもとに情報を整理・解説したものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。記事内の情報は作成時点のものであり、その正確性や完全性を保証するものではありません。投資判断は、ご自身の責任で行ってください。

    出典

    元動画

    https://youtu.be/ieKCMqjaF-U?si=7ICz-67aIzd-xm3_

    補足確認に使用した主要情報源

    #MadMoney #米国株 #NVIDIA #AIインフラ #NovoNordisk #Zoom #Coherent #決算 #LightningRound

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