
鬼の形相で。
窓際の部屋だったけど
目の前は、建物の頭ばかり並び
コの字型になった、向こう側の
同じ病棟の扉がいくつも見えた。
歩行器や車椅子の人達が
恐る恐る、前に進んでいて
時折、颯爽と通る
白い白衣姿の先生や看護師さんたちと
談笑しながらの姿が見えた。
首が痛くなるくらい見上げないと
青い空は見えないけど
まぶしいな、の光は、やんわり感じられたから、窓際でよかったやん、と話す。
結局、検査入院の時も
ほんとの入院の今日も、そばにいた
手続きが終わったら
サッサと帰ろうかと思ったけど
口腔内の検査に、麻酔科の先生との話など
最終調整のあれやこれやも、付き添い
世話を焼きまくった。
昨日までは、義弟が入院したら
塩でもまいて、家でゆっくりしようと思っていたけど。
病院のなかに一緒に入ると
やっぱり不安だね、の義弟の気持ちと
一緒になってしまって
やさしいお姉さんに変わる
不気味がって、義弟、口数少なく、笑。
手術当日は、アニキが来るからね~と
冷やかしながら言うと、
パッと顔が明るくなった。
この兄弟は、仲がよいとかじゃなく
義弟にとって、夫は
揺るぎなく信じられる、たった一人の
肉親なのだ、夫がいなくなったら
私以上に
どうなるかわからないだろうな。

便秘なしで入院を迎えて
浣腸なし、素晴らしい、笑。
まだまだ、心配は尽きませんが
一歩、前進。
義弟が、また、前の生活に戻れるように
(一緒に住むのは、ご勘弁やしね)
できることだけ、していきます
鬼の形相で、笑。
最後までお読み頂きありがとうございました