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6224 JRC を通じて学ぶ、アクティブファンドの動向確認方法

    小型株の6224 JRC において、ファンドの売買動向・空売り動向・いびつな値動きが重なったことで、少しだけ有益なトレード判断に結び付きました。

    他の銘柄でも参考になる事例だと感じたのでメモ。


    大手アクティブファンドの買い増しを確認

    有名どころのアクティブファンドであるスパークスが、6224 JRC の株式を買っています。
    2024年7月時点で、13万株保有。

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    スパークス・日本株・マイクロキャップ・マザーファンド 2024年7月時点 組入資産


    2025年1月時点で、概算で18万株保有。

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    スパークス・プレミアム・日本超小型株式ファンド 2025年1月 月次報告書

    ファンドの純資産:99億
    株式比率:94%
    6224 JRCの組み入れ比率:2.1%
    2025年1月31日のJRC株価:1074円

    スパークスファンドの6224 JRCの保有株式数概算 = 18万株

    前月のマンスリーレポートには組入上位10位に記載がありません。
    なので、
    スパークスファンドが2025年1月に、5万株程度買い増したと見ています。

    機関投資家は決算前に下心で買うようなことはしない。というセオリーから考えれば、
    1/14の3Q決算発表を確認し、今後に期待できると判断して、決算後に買い増した。
    と考えるのが自然です。

    13万株に5万株足しており、日足の出来高が閑散していれば3万株程度の銘柄なので、それなりに逃げられない覚悟で買い増した。と判断しました。

    つまり、本決算をまたぐつもりのある、本決算での上昇、当面良い決算があると判断して買い増した。と判断しました。

    自分も、この3Q決算の後、本決算での来期計画が良いこと、当面成長する業績を見守れること、に期待して買いました。

    分析能力が高いファンドと、トレードアクションのタイミングが合っているのはプラスと考えています。

    空売りでのヘッジ調整を確認

    1/14の3Q決算発表翌日から、大きな出来高・大量の売買が発生し、ホルダーの入れ替わりました。

    同時に、1年以上ぶりとなる空売りも発生しました。

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    IR BANKより引用

    たいして急騰とも言えないチャートからしても、PER11台という状態からしても、決算内容からしても、

    純粋な売り仕掛けとは考え難いです。

    機関投資家が買い付け株価を調整するためのヘッジポジションと判断しました。
    ここは自信がないです。セクター全体に対するヘッジ対象としてJRCが選ばれた可能性もあります。。。。が、時価総額の規模からして考え難いので、やはりJRCの買いポジションに対するヘッジなんだろうな、と思っています。
    (詳しい方いたらぜひコメントください)

    2/12から空売りを解消しています。(下図、緑の範囲)
    株価1010を下回るあたりから、解消を始めています。

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    銘柄スカウターより引用

    機関投資家は、6224 JRC に対して、株価1010程度からは、空売りを解消するレベル。ここからは買いに回るレベルとしている。
    と見ました。
    (ここも確証は低いですが。)

    配当落ち日の歪な値動き

    2025/2/27 配当落ち日にもかかわらず、始値からして落ちず(下図緑枠)、一度も株価が落ちないまま、断続的に出来高を伴う買いが入りました(下図緑枠)。

    画像
    銘柄スカウターより引用

    普通に考えて、2/27の朝に前日終値で買うより、2/26に買っておいたほうが配当が貰えるので得です。

    2/27の朝に買いを入れていた人は、配当利回り以上に大幅下落したJRC株を買いたいからこそ、買いを入れておいたのだと考えます。

    が、実際には、そんな成り行き売りが出なかった。だから、なくなく、配当がもらえないのに前日終値で買った。

    普通に考えると、そう解釈すべきです。

    うーん…そうかな?

    …私のJRCのホルダーのイメージは、「とても下手で、焦りやすく、長くホールドしていられない人ばかりいる」というイメージです。
    いかにも下記のようなホルダーがいそうなイメージなのです。

    • 「配当だけはもらってから損切りしよう」「うわー、下落だー、でも仕方ない、成り行き売りだ」

    • 「ぜったいに配当落ちに安く買ってやる!」「え?下がらない。なら買わない」

    こんな投資家が多そうなイメージです。

    なのに、配当落ち日に我先に売る人がいない。下がらないのに買う人が大量にいる。

    明らかにおかしい。

    となると、イレギュラーな以下の状況だったという仮説が立ちます。

    1.ものすごい強い意志を持って、大量の買いを入れていた人がいた。
    2.弱小投資家の「配当もらっておいて損切りしよう」という売りは、実際あったのだが、すべて1.に食われた。

    この1.って誰なんでしょう?

    大口機関投資家、空売りのポジション解消。
    そんなところだよなぁ。と思うわけです。

    以下のようなことを考えて動いたんじゃないかと妄想しました。

    配当落ちでの意味のない狼狽売りが発生するであろうことを、3Q決算後の1/15からの買い付け時点で想定していた。

    空売りを最初から作っておいた。

    配当落ち日あたりで、JRCの株価センチメントが最悪となるのは想定済みで、最初から配当落ち日に空売りポジション解消するつもりだった。また、配当落ち日に出てくる弱い投資家の売りを買い受ければ、安く買いやすいと考えていた。

    と、妄想すると、つじつまが合うのです。

    答え合わせの方法

    小型株を買う上でファンドが一番気にしているのは、自分自身のトレードへの介入率だと思っています。コンプラ厳しいので。
    出来高総数に対しての自分のトレードの比率を上げることを嫌うでしょうから、1日で目的とするトレードは終わらず”連日”"何日にも分けて"買う必要があるのです。

    となると、もし仮説が正しければ、

    配当落ち日以降、大きな出来高を伴う買いが、”連日”"複数日"続く。

    株価自体は上がってほしくないと思っているはずなので、株価というより出来高を重視します。

    というわけで、JRCの今後の出来高上昇に期待したいですね。
    出来高上昇が確認できれば、強気になれる。確認できなければ弱気になれる。株価が下がってからの判断の前に、動けるチャンスになりうるわけです。

    実力のある個人投資家の方や、プロのファンドが来期決算を期待して買っていることが確認できたので、自分もある程度強気です。



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