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Photo bytarohanamana

娘の反抗期の第一弾【中学受験が始まった直後】

    妻と娘の『初の合戦』は、娘が小学校4年生の夏休み前だった。
    『合戦』は、偶発的に起きたのではなく、いくつかの要因が重なって起きたと思う。
    私が思ったのは、①娘が反抗期に入って行く時期であった、②妻は娘の勉強、習い事ほか生活全般に干渉し過ぎていた、③娘自身が受験のために通い出した塾で自分が思うように進めていなかったなど。

    実際は①の反抗期は不可抗力である。
    妻と娘の初の合戦は、②と③が引き金となった。

    私が晩に帰宅した時は、戦いの後半終盤戦であった。
    二人は夕方からぶつかっていたようである。

    妻が怒っている姿、口喧嘩の舌鋒は、夫婦であるからお馴染みのことであったが、娘が同じように、やり合っている姿に初めて遭遇した。
    妻は普段は穏やかで、物腰もおとなしいが、怒り出したら別人化し、火がついたらなかなか消せない。これはどこの家庭も同じかと思う。

    娘はもっとおとなしい女の子と思っていた。
    当然、母娘であるから、小さい口喧嘩みたいなことは、これまでにもあった。

    しかし、今回は、もちろん、口喧嘩であるが、大人同士が喧嘩しているように、双方が怒りガチでの戦っていた。

    私が帰り、二人の喧嘩を見て、余りの本気度に「何やってんだ」と制した。

    すると娘が「パパ。ママが滅茶苦茶なことを言うんだよ」、「ママはエスカレーターで受験勉強したことがないのにうるさ過ぎなの」と私に喧嘩の経緯を説明しながら泣いている。

    娘が自分なりに作戦を考えているところを妻が突っついたことが端緒になっていた。

    娘が言っていることも想像出来き、妻が大人の合理的な観点で、娘にアドバイスしようとしていることもわかっている。
    どちらが正しい、悪いでもなく両成敗することではない。

    妻、娘両方に、「受験っていうのは、情報戦なんだよ」。
    「情報戦というのは、最新の情報でないとダメ。パパのも、ママのも古い。最新の情報は塾の先生が持っている。先生に聞くのが一番早い」と言い、双方の言い分を一旦両方潰した。


    「はるかは頭が良いんだから、まだ始まったばかりの今は、効率的なインプットの仕方が身につくように教えてもらおう」
    これは娘のイラついていることの的を突いた。
    私からすれば、ただ自分の経験則を言っただけである。

    妻も娘も私の前で喧嘩は続けられずに、休戦になった。

    その後、三人で夕飯を食べながら、こういう時の対処法は、こうするのが良いとか、少し勉強方法の各論を話した。
    私の役目は、勉強は教えられないし、父母娘の受験チームを本番までに最高のコンディションに持って行くだけである。

    この休戦のあと、小競り合いはこの後もあったが、喧嘩原因としては終戦になった。

    寝る時に、妻が今日の娘との喧嘩の話をし出した。
    「あき君、今日、はるかね・・・」と想像の通りのことを報告してくれた。
    「はるかに刃向かうわれて、びっくりしたんだ?」と聞くと「そう。頭きちゃって…」という。
    妻にとって何にも代えられない一番大切なのは、娘であるから、気持ちは分かる。
    「二人にとって大切なはるかの思春期が無事に過ぎて欲しいな」と思った。
    「男親としては、女の子がどう思い考えているのかは予見ができない」
    「どんなの頭に来ても、手を挙げるのはダメだからね」というと、妻は「それは絶対にしない」と言い、当たり前だが、夫婦にとってはるかが大切ということが確認できたからか、妻はそれ以上は言わなかった。

    以上が妻と娘の合戦一回目であるが、合戦というものは、何度か起きるものである。

     
     
    主に『妻との馴れ初め』から『娘の誕生・巣立ち』までを書いていますが、時系列は思いたった順に書いているため前後しています。 現在は妻、野に帰れならい『保護ハト2羽』と暮らしています。 ほぼ毎日投稿していますが、日々の雑談や思いついたレベルの話です。

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