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心がざわついた大会と、静かに響くビートルズ


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    2026ワールドカップ閉幕

    2026年北中米ワールドカップが終わりました。
    準決勝以降は、残念だと思う場面がいくつもありました。
    正直、「未来を担う次世代の子どもたちに見せていいのだろうか」と思うほど、大人げない振る舞いが目につき、一国を背負う代表として、あるいはサポートする立場として、あれでいいのかと疑問を抱くほどでした。

    ■大会全体を振り返って


    準決勝からフランスはどうしたのか。
    スペインは失点わずか1。
    スペイン対ポルトガルなんて、本来ベスト16で見るカードではないはず。
    ブラジルは日本に勝っておきながら、次であっさり敗退。まさに悲喜こもごも。

    開幕からツッコミどころ満載の大会だったと感じます。

    次回はスペイン・ポルトガル・モロッコの共催。
    ポルトガルとモロッコは分かるとして、開催国であり優勝国でもあるスペインの「1枠」はどう扱うのだろう。

    今回のような荒れた雰囲気ではなく、4年後はもっと平和的な大会になることを願っています。
    そして、我らが日本代表のさらなる飛躍にも期待が高まります。

    ■準々決勝 イングランド vs ノルウェー

    ノルウェーが先制し、イングランドはジュード・ベリンガム選手の同点弾。延長で逆転。
    私が推していたハーランド選手は途中交代。イングランドの対策が見事だったのか、彼の良さがまったく出ず残念でした。

    ベリンガム選手は本当に良い選手だと感じました。
    ドルトムント時代はハーランド選手とチームメイトで、仲も良かったようです。

    ドルトムントと言えば、かつてC大阪の香川真司選手が在籍していたクラブ。
    そして8月1日には国立で、我らがFC東京と国際親善試合を行うチームでもあります。


    話を準々決勝に戻すと、試合後、ノルウェーの勝利の「ヴァイキングロー」圧巻でかっこよかったのですが、見られなくて残念でした。
    それと同じくらいに感動した出来事がありました。
    それはイングランドの選手たちがサポーターの前へ挨拶に向かうと、スタンドから The Beatles の 『Hey Jude 』の大合唱。
    称えられたベリンガム選手は驚きつつ、少し恥ずかしそうにサポータに敬意と感謝を示す。その光景がとても良かった。

    『Hey Jude』 は『Let It Be』、『All You Need Is Love』 と並んで好きな曲。
    和訳を見ると本当に深い。だからこそ、あの瞬間は余計に胸に響きました。

    その感動を台無しにしてくれたのが、次にイングランドと当たった“あの国”。
    ベリンガム選手も相手の挑発に乗った部分はあるにせよ、相手選手のはしゃぎ方はさすがに度が過ぎていて、本当に残念でした。

    ■映画 『Across the Universe』 のこと


    ふと、昔観た映画 『Across the Universe』 を思い出しました。
    The Beatles の楽曲をミュージカル調に再構成し、激動の1960年代のアメリカとイギリスを描いた作品です。

    自由なのか、強制なのか。
    戦争に勝った国でさえ、戦後は荒れていた。
    それでも人の情や、ありふれた人間模様があって、強制に立ち向かう軸や力があったように感じられる。
    怖さもあり、最後には救いがある展開がとても良かった。

    今回のサッカーの荒れと、映画(あるいは時代)の荒れが、どこか重なって見えた気がしました。
    人は感情的になる時がある。日常でも些細な荒れは起こる。
    ただ、スポーツも世界も「人」が回しているものだから仕方がないのか。
    それで諦めてしまっていいのか。
    もっと平和に収める方法はないものか――そんなことを考えてしまいました。

    昨夜、YouTubeで 『Hey Jude 』を聴きながら 『Across the Universe 』の動画を同時に見ていたら、また観返したくなりました。
    DVDがあるはずなので、時間があるときにもう一度観ようと思います。

    心が少しざわついた大会だったけれど、最後に思い出した 『Hey Jude 』の優しい響きが、すべてを静かに整えてくれた気がします。


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    書く・描く・作る・撮る・読む。静かな営みの積み重ねが、私の世界をやさしく形づくる。 非HSS型HSPでINFJ。ひとりでいる時間にこそ息づく50代の感性。喧騒の外側でそっと灯る光を、自分の歩幅で綴る創作手帖。

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