
【50代再起動#13】「起きていることは全て正しい」
こんにちは。
50代ひとり社長です。
「起きていることは全て正しい」
これは、私の古いノートに書いてあった言葉です。
正直、調子のいい時には、あまり深く刺さらない言葉かもしれません。
でも、今回のように「現実は、なかなか思い通りにいかないな」と感じる時には、この言葉が妙に重く響きます。
この言葉は、起きたことをすべて肯定しろ、という意味ではないと思っています。
むしろ逆です。
起きた現実から、目をそらすな。
起きたことは、今の自分の状態をそのまま映してくれる。
だから、まずは現実を受け止める。
そこからしか、次の改善は始まりません。
今回も、現実を受け止めて、次の改善につなげるために、私が挑戦しているプロップファーム取引の6月1日から7日までの内容を振り返ります。
1. 今週のリアルな取引データ
まずは、今週の取引データです。(6/1 - 6/7)
勝ちトレード:31回
負けトレード:30回
勝率:50.8%
平均利益:+9,666円
平均損失:-11,383円
リスクリワードレシオ:0.85
合計損益:-41,831円
勝率だけを見ると、極端に悪いわけではありません。
でも、平均利益より平均損失のほうが大きい。
つまり、勝っても小さく、負ける時は少し大きい。
これでは、トータルでは残りません。
この週は、酒を飲んでトレードしたり、ルールを破ったりと、内容としてはかなり散々でした。
数字以上に問題だったのは、トレードの姿勢そのものです。
2. 良かった点:物理的に自分を止める仕組みを作れた
今回の結果だけを見れば、かなり厳しい内容です。
ただし、すべてが悪かったわけではありません。
前回の大敗後に、強制的に自分を止めるための防衛策を設定できました。
それが、この2つです。
アルコールを飲んだら、PCの電源コードを鍵付きの引き出しに入れる
夜22時以降は、絶対にパソコンがある部屋に入らない
かなり原始的な方法です。
でも、こういうアナログな仕組みほど強い。
意志が弱いなら、意志に頼らない仕組みを作る。
これは、今回あらためて大事だと感じました。
負けを取り返したい。
もう一回だけ入りたい。
ここで勝てば少し戻せる。
そういう危険な気持ちは、当然あります。
でも、パソコンの前に座れない状態を作ることで、二次災害は防げます。
これは大きな収穫です。
損失が出たことも、起きている事実。
その後に追加で大きく壊れない仕組みを作れた事も、同じく起きている事実です。
悪い現実だけを見るのではなく、すべての現実も見る。
そこから次の改善が始まるのだと思います。
3. 悪かった点:負けを引きずり、トレードの軸がブレた
一方で、悪かった点もはっきりしています。
それは、ルールを破って負けた過去のトレードを引きずったことです。
頭では、「思考の損切りをする」「次のトレードは次のトレードとして見る」と決めていました。
でも、実際にチャートを開くと、心のどこかに焦りがありました。
なんで、あんなことをしてしまったんだろう。
早く取り戻したい。
少しでもマイナスを減らしたい。
このままだと失格ラインが近い。
その焦りが、トレードの判断を少しずつ狂わせました。
本来なら、待つべき場面で待てない。
入るべきでない場所で入りたくなる。
少し逆行しただけで、必要以上に不安になる。
結果として、微損切りを繰り返す。
これは、完全にトレードの軸がブレている状態でした。
今回の一番の反省点は、「損失そのもの」よりも、損失を抱えた後の自分の状態管理だったと思います。
相場で起きたことは、すべて自分へのフィードバックです。
厳しいですが、今回の損失も、焦りも、微損切りも、今の自分の実力をそのまま映してくれた結果です。
ここを認めない限り、次には進めません。
4. 改善点:来週は勝ちに行く前に、型を取り戻す
Funded7のようなプロップファームのチャレンジでは、感覚的なトレードは命取りになります。
特に今のように失格ラインが近い状態では、「取り返す」という発想そのものが危険です。
だから来週は、勝ちに行く前に、まず型を取り戻します。
改善策① トレードの回数を減らす
次の週は、リハビリ期間と考えます。
目的は、利益を大きく取ることではありません。
まずは、ルールを100%守る感覚を取り戻すことです。
そのために、トレードの回数を減らします。
場合によっては、トレードしない日があってもいい。
大きく勝つより、まず大きく壊れないこと。
今の私に必要なのは、派手なホームランではなく、まず守備練習です。
改善策② その日の方針をLONGかSHORTに絞る
もうひとつの改善策は、事前にその日の方針を決めることです。
これまでは、LONGかSHORTかを明確に決めないままトレードすることがありました。
でも、それだと相場に振り回されます。
上位足の形や大きな流れを確認して、今日はLONG目線なのか、SHORT目線なのかを事前に決める。
もちろん、相場が想定と違えば無理に入らない。
でも、最初から方針がないままチャートを見ると、上がれば買いたくなり、下がれば売りたくなる。
いわゆる往復ビンタをくらいやすくなります。
チャートを見ながら考えるのではなく、事前に決めた作戦をチャートで確認する。
この順番に変えます。
改善策③ 「取り返す」を禁止ワードにする
今の自分にとって、一番危険な言葉は、
「取り返す」
です。
この言葉が出た瞬間、トレードは仕事ではなく、ギャンブルに寄っていきます。
来週の目的は、取り返すことではありません。
生き残ること。
ルールを守ること。
型を戻すこと。
この3つに絞ります。
起きていることは全て正しい。
だからこそ、今の損失も**「罰」ではなく「修正ポイント」**として扱います。
まとめ:起きたことを受け入れたところから、本当の再起動が始まる
「起きていることは全て正しい」
まさに、その通りだと思います。
また、トレードと人生は、どこか似ている気がします。
本当は、コツコツ登っていくしかない。
一歩ずつ進んで、気がついたら少し高い場所にいる。
それなのに私は、ついヘリコプターで一気に頂上まで行こうとしてしまいます。
でも、50代からの再起動に、そんな都合のいいヘリコプターはありません。
失敗しても、コツコツ。
崩れても、コツコツ。
もう一度立て直すために、またコツコツ。
必要なのは、派手な逆転劇ではなく、泥臭く続ける力なのだと思います。
「起きていることは全て正しい」
この言葉は、今回の私にとって、単なる前向きな言葉ではありませんでした。
現実から逃げないための言葉でした。
不格好でもいい。
現実を受け入れれば、次の一手は必ず見えてきます。
引き続き、50代ひとり社長の泥臭い再起動ログにお付き合いいただければ幸いです。