
1本目と200本目は、別人が書いた記事でした——本棚が、増えていく
1. ふと、1本目を見返してみたんです
noteで、200本目の記事を書きました。
バッジがもらえたりして、ちょっと嬉しくて、記念に1本目を見返してみました。
……別人が書いた記事に、見えました。
いや、別人じゃないんです。同じ私が、半年かけて、少しずつ変わっていっただけなんですよね。
今日は、その変化の話を、残しておこうと思います。
2. 最初は、自分の経験を書くところから
書き始めたとき、素材は、自分の中にしかありませんでした。
研究の仕事をしていた時期、教育の現場にいた時期、書籍の仕事をしていた時期——名前が入っているものも、入っていないものも、たくさんありました。
書けるところから、書く。それが1本目の判断でした。
関わってきた方々に迷惑がかからないトーンで、ゆっくり書いていきました。
3. 保護者へのアプローチ、という柱ができた
書いているうちに、●保護者の方へのアプローチ●の話が、自然と増えていきました。
子どもと接する現場で、保護者さんとやり取りをする機会がたくさんありました。
その経験を、言葉にして置いていく、ということに、だんだん役割を感じるようになりました。
ここが、最初の柱でした。
4. 企業・人事・経営の話にも、広がった
そこから、記事の射程が、少しずつ広がっていきました。
部署異動、役割の変更、新規事業の立ち上げ——法人でも、個人でも、いくつか経験させてもらってきました。
その中で見てきた、企業の実務の話、人事の話、経営の話が、記事の素材として出てくるようになりました。
保護者から、子どもから、企業へ。この順番で、題材が広がっていったんです。
5. 社会派の記事も、書くようになりました
さらに、目の前で起きている社会の現象や、会社の現象についても、書くようになりました。
研究の仕事をしていた癖が、ここで出ました。
なるべくエビデンスを確認しながら、関わる方々に迷惑のかからないトーンで、慎重に書いていく。
社会派の記事に広がっていったのも、半年の中での変化です。
6. 「壮絶ですね」と、よく言われます
書いているうちに、気づいたことがあります。
読んでくれた方から、「壮絶ですね」「よく乗り越えましたね」と言われることが、増えてきたんです。
最初は、戸惑いました。
自分としては、普通のことを書いているつもりだったので。
7. でも、過ぎたことなんですよね
辛い経験は、確かに多かったと思います。
でも、それなりに仕事ができて、それなりに生活ができて、精神が病まずに、今もここで書いています。
負けず嫌いなわけでもないんです。負けたものは、負けたと受け入れてきました。
受け入れた上で、ブラッシュアップして、先に進む。
過ぎたことなんで、重たく背負っても、しょうがないんですよね。
8. それでも、違うなら、違うものを渡す
ただ、人からすると、違って見えるらしい。
よく考えたら、そりゃそうなんです。見てきた景色が違えば、受け取るものも違う。
違うなら、違うものを、一つずつ渡していけばいい。
そう思って、半年、書き続けてきました。
9. ここで、気づいたことがあるんです
半年書いてきて、改めて気づいたことがあります。
辛い時期を通り過ぎてこられたのは、私が強かったからではないんです。
隣に、誰かがいてくれたからなんですよね。
これは、半年書き続けて、ようやく、はっきり言葉にできるようになりました。
10. 聞いてくれる、評価してくれる、温かく返してくれる
話を聞いてくれる人がいました。
冷静に評価してくれる人がいました。
温かく、自分の話を返してくれる人がいました。
解釈してくれる人がいました。
それが、私の精神を支えた、一番大きなものだったんです。
強さじゃなくて、隣にいてくれた人の存在が、効いていたんですよね。
11. ラボは、隣にいる場所でありたい
だから、メンバーシップのラボを、そういう場所にしたいんです。
隣にいる場所。
聞いて、評価して、温かく返す、場所。
書き手と読者が、同じ机に並んで座れる場所。
200本の記事を貯めてきたのは、その場をちゃんと作るためだったのかもしれません。
12. 本棚が、増えていく
これからも、ラボもメンバーシップも、名称や中身が変わるかもしれません。
でも、変わったら変わったで、昔のものはそのまま置いておきます。
本棚が増えて、ジャンル分けされていくイメージです。
古い本を捨てずに、新しい棚を増やしていく。
書く側も、読む側も、少しずつ、居場所を広げていけたらいいなと思っています。
13. 教育の現場で、学んできたこと
一つだけ、書いておきたいんです。
教育の現場で、長く、子どもたちや先生方と関わってきました。
そこで学んだのは、●人は、関わる誰かがいれば、立て直せる●ということでした。
子どもも、大人も、同じなんです。
ラボでやりたいことは、現場でずっとやってきたことの、延長線にあるんだと思います。
14. 200本目の、お願いを二つ
最後に、200本目に、お願いを二つだけ。
一つ目。間違っていたら、教えてください。私は、ちゃんと謝ります。
二つ目。よかったら、コメントをください。全部にお返事できないこともありますが、全部読んでいます。
これからも、本棚を、一緒に増やしていけたら嬉しいです。
200本目、読んでくれて、ありがとうございました。