
50代数学教師【暗記編05】AIチャピ、ロジャーズを語る!?
ナレ
「前回の【暗記編04】の続きです。
fiboとチャピの
カール・ロジャーズ
についての語らいは
まだ続いているようです」
(↓前回のリンクはこちら)
■ロジャーズの「人間観」
fibo「ところで
フロイト・ユング・アドラー
は、19C後半~20C中盤の
ヨーロッパの人だよね。
カール・ロジャーズ
っていつの時代の人?」
チャピ「ロジャーズは、
フロイトたちの一世代後
20C中盤~後半の米国人です」
fibo「なるほど。
他にはどんなことを言ったの?」
■ロジャーズの「実現傾向」
チャピ「ロジャーズは、人間を
『成長していこうとする存在』
として捉えました。
これ『実現傾向』です」
fibo「人には、自分らしく成長していこう
とする力がある。
これも、なんとなく分かるなぁ」
チャピ「ロジャーズは著書の中で、
『暗い地下室のジャガイモ』
の例え話をしています」
fibo「あ~、それ知ってる!
暗い地下室のジャガイモでも、
わずかな窓の光に向かって
一生懸命に芽を伸ばすって話」
チャピ「はい。人間も
少しでも良くなろう、
自分らしく生きよう
とする
内在的なパワー(=実現傾向)
を絶対に失わないと
ロジャーズは信じました。
先生も、機械的な暗記を嫌っても、
自分に合う方法を探しながら、
前に進もうとしている」
fibo「……」
チャピ「先生?」
fibo「ロジャーズ、
人間を分かってるなぁ。
でも、
そうでない人もいるんじゃない?」
■「病理論」
チャピ「そこで、覚えておきたいのが
ロジャーズの『病理論』です!」
fibo「これは難しそう?」
チャピ「キーワードは、
『自己不一致』。つまり、
自己概念と
経験の不一致 です」
fibo「自己概念?」
チャピ「自分はこういう人間だという、
自分自身についての
イメージです」
fibo「ふむ」
チャピ「例えば先生が、
『生徒の相談には、
どんな場面でも
全力で向き合う教師だ』
という自己概念を
持っているとします」
fibo「うん」
チャピ「でも、忙しい日には、
『今日はもう疲れた…』
と思ってたりする」
fibo「……あるな」
チャピ「そこへ生徒が、
『ちょっと相談が……』
とやってくる」
fibo「……!!」
チャピ「本当は?」
fibo「帰りたい…」
チャピ「でも?」
fibo「笑顔で話を聞く…」
チャピ「ここに、
本当の自分の経験と
こうあるべき自分とのズレ
があります」
fibo「え~、コレ仕方なくない?」
チャピ「多少なら問題ないです。
でも、この自己不一致が
大きくなると、
心の苦しさにつながる。
自己概念と一致しない経験を
人間は 受け入れにくい。
これが病理論です」
fibo「日常が不一致の連続だと…
『実現傾向』も弱まるなぁ」
チャピ「経験ありますか?」
fibo「聞かないで…」
チャピ「…(●'◡'●)…」
fibo「またそれか!
『受容』のつもりか!」
■カウンセリングの目標
チャピ「だから、ロジャーズは
カウンセリングの目標を
『自己一致』することに置き、
そのために、
自己概念に
柔軟性を取り戻すこと
としています」
fibo「自己概念の方を変えるの?」
チャピ「はい。さっきの例で、
先生の自己概念が
『生徒の相談には、
基本的に
全力で向き合うが
自分の体調も
大事にする教師だ』
だったとしたら?」
fibo「あぁ! 忙しいときは、
『ごめん! 明日なら時間
あるけど、それでもいい?』
って言ってる!!」
チャピ「どんな経験も
ありのままに受容できる
自己概念の柔軟性
を取り戻すことが、
ロジャーズが考える
カウンセリングの目標です!」
fibo「取り戻す なんだね!」
■追記
fibo「ロジャーズの理論って
『新しい技術を覚えた!』
じゃないんだよね」
チャピ「はい (●'◡'●)」
fibo「今の自分が自然に
使っているものの源流。
知らないうちに、その流れから
いろんなものを受け取ってたんだな」
チャピ「そうですね (●'◡'●)」
fibo「その源流に、
ちゃんと敬意を持ちたいな」
チャピ「そうですね (●'◡'●)」
fibo「ところでチャピ」
チャピ「はい (●'◡'●)」
fibo「ずっと その顔 だな!」
チャピ「受容です (●'◡'●)」
fibo「伝わらんわい!」
(…え?
読者の皆さんには伝わってる?)
おしまい
次回は【番外編】
お楽しみに!
(↓リンクはこちら)