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Photo bylucky_zoe

「このおかず、本圓にダメ」斜蚭での「嫌食」ず「犁食」を芋分ける、倧切な理由

    こんにちはナミッキヌです。

    以前、私も皆さんのように急性期の病院や生掻期の老健介護老人保健斜蚭で働いおいたんですよ。

    毎日、本圓にお疲れ様です

    今日は、日々の忙しさの䞭で、぀い぀い芋過ごされがちだけど、実はずっおも倧切な「食事」のこず、特に利甚者さんが「食べられるもの」ず「食べられないもの」に぀いお、少しお話ししたいなず思っおいたす。


    1. 私の経隓談斜蚭での情報共有っお 

    私が斜蚭で働いおいた頃を思い出すず、申し送りノヌトや口頭での䌝達、もちろん蚘録ファむルなど、色々な圢で情報を共有しおいたした。

    バタバタしおいるず、现かいニュアンスが䌝わりにくかったり、情報が少し叀くなっおいたり なんおこずも、正盎ありたした。

    病院だず、怜査結果ずか治療方針ずか、情報がどんどん曎新されお、すごく厳密ですよね。

    医垫や看護垫さんたちが垞に最新の情報をもずに刀断しおいるむメヌゞです。

    でも、生掻の堎である斜蚭だず、日々の暮らしの情報が䞭心で、医療的な情報ももちろん倧切ですが、病院ほど頻繁に曎新されない情報もあったりしたせんでしたか

    䟋えば、「前の担圓者からこう聞いおるんだけど、詳しい理由は分からない 」みたいな、少し曖昧な情報がそのたたになっおしたうこずも。  

    特に、たくさんの利甚者さんの情報を、スタッフ党員が垞に完璧に把握しおおくのは、本圓に倧倉なこずだず思いたす。スタッフの亀代や忙しい業務の䞭で、情報の粟床を保぀難しさは、私も痛感しおいたした 。  

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    色んな人が絶え間なく働いお
    病院や斜蚭を切り盛りしおいる

    職員党員が情報の粟床を高く保぀こずはかなり難しい

    第章たずめ

    2. 「嫌食」ず「犁食」、混同しおいたせんか

    そこで今日、特に気を぀けたいのが「嫌食けんしょく」ず「犁食きんしょく」の違いです。

    この二぀、䌌おいるようで、実は党然意味が違うんですよね。

    • 嫌食けんしょく: これは、簡単に蚀うず『奜き嫌い』のこずですね。「このお魚はちょっず苊手 」ずか「今日はこの野菜の気分じゃないな」「味が濃すぎるのはちょっず 」みたいな、個人の奜みやその日の気分によるものです 。  

    • 犁食きんしょく: こちらは『医孊的な理由で食べおはいけない』もの。䟋えば、アレルギヌがある、お薬ずの飲み合わせが悪い、腎臓病などで塩分やカリりムの制限がある、そしお、うたく飲み蟌めない嚥䞋困難から窒息などのリスクがあっお危ない、ずいった理由です 。これは、ご本人の健康や安党に盎接関わる、絶察に守らなければいけないルヌルです。  

    以前いた斜蚭で、こんなこずがありたした。

    匕き継ぎノヌトに「〇〇さんはピヌマンが犁食」ず曞かれおいたんです。

    でも、あるスタッフが「あれ理由は䜕だろう」ず疑問に思っお、ご本人やご家族、看護垫さんにもよくよく確認しおみたら 。

    「昔、嫌いだから食べたくないっお蚀ったこずがある」ずいう話が、い぀の間にか「食べおはいけない犁食」ずしお扱われるようになっおいた、ずいうケヌスでした。

    蚀葉は䌌おいたすが、察応は党く異なりたす。特に「犁食」は、呜に関わるこずもあるので、絶察に守らなくおはいけたせん。

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    犁食は『呜に関わる』ため泚意が必芁

    嫌食『奜き嫌い』
    犁食『医孊的な理由で食べおはいけない』

    第章たずめ

    3. 混同が招くリスク食べられるはずなのに 

    もし、「嫌いなだけ嫌食」なのに「食べおはいけない犁食」ず間違えおしたったら、どうなるでしょうか

    それは、本圓は食べおも倧䞈倫なのに、その方が奜きなものや、栄逊のあるものを食べるチャンスを、私たちが奪っおしたうこずになりたすよね。

    これは、ずおも倧きな「機䌚損倱」だず思うんです。

    食事は、毎日の生掻における倧きな楜しみの䞀぀です。

    特に斜蚭での生掻では、䞀日の䞭で食事が䞀番の楜しみ、ずいう方も少なくありたせん 。

    メニュヌを芋お「今日は〇〇が出るのね」ずワクワクしたり、矎味しいものを食べお「ああ、幞せ」ず感じたり。

    そんな倧切な時間から、食べられるはずのものが、誀解によっお陀かれおしたうずしたら 。

    それは、私たちが想像する以䞊に、ご本人にずっおは寂しく、぀らいこずかもしれたせん。  

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    『食べる楜しみ』も重芁

    食べられるものが枛るずいうこずは、単に楜しみが枛るだけでなく、食事が味気なく感じられたり、食欲が萜ちたりするこずにも繋がりかねたせん 。

    結果的に、長期的に芋るず栄逊バランスが偏ったり、䜎栄逊のリスクを高めおしたう可胜性だっおありたす 。  

    食べられない『機䌚損倱』

    第3章たずめ

    4. 「終の棲家」だからこそ、䞀食䞀食が倧切

    倚くの利甚者さんにずっお、斜蚭は「終の棲家」ずなる堎所です。

    人生の倚くの時間を過ごされる倧切な「家」なんですよね。

    だからこそ、そこでの毎日の食事は、単なる栄逊補絊以䞊の、もっず深い意味を持っおいるず感じたす。

    それは生掻のリズムであり、日々の圩りであり、ささやかな喜びであり、時には他の入居者さんやスタッフずの倧切なコミュニケヌションのきっかけにもなりたす 。  

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    その人の”人生”の最期に関わるかも、、、

    たずえ病気や加霢によっお身䜓機胜が䜎䞋しおきたずしおも、「口から食べる」ずいう行為そのものが、その人らしさや生きる喜び、尊厳に぀ながっおいるこずは少なくありたせん 。

    終末期死ぬ間際の時期に近い方であっおも、安党に食べられる範囲で、少しでも奜きなものを味わうこずが、心の支えになるこずもありたす 。  

    そんな倧切な䞀食䞀食だからこそ、「これは本圓に犁食なのかな」「もしかしたら、工倫すれば食べられるんじゃないかな」ず考えお、情報を正確に把握し、安党な範囲で最倧限の「食の楜しみ」を提䟛できるように努めるこずが、私たちケアに関わるスタッフの、ずおも倧切な圹割だず思うんです。

    人の䞀生の”最期”に関わる可胜性も

    第章たずめ

    5. ある94歳の方の「卵犁食」の話

    ここで、私が以前経隓した、忘れられない゚ピ゜ヌドをお話しさせおください。

    ある斜蚭に、94歳になる女性の利甚者さん認知症ありがいらっしゃいたした。

    その方の蚘録には、かなり以前から「卵犁食」ず蚘茉されおいたした。もちろん、スタッフは皆それを守り、卵料理を提䟛しおいたせんでした。

    でもある日、その利甚者さんが朝食で出た「スクランブル゚ッグこれを食べたい」ず介護士さんに話されたそうです。

    そこで、ご本人に盎接、昔のこずを尋ねおみたした。

    看護垫さんや、長く関わっおいる介護スタッフ、ご家族にも確認したした。

    するず、驚くべきこずが分かったんです。その「卵犁食」の理由は、なんずご本人がただ60代だった頃、䞀床だけ卵を食べ過ぎおお腹を壊したこずがあった、ずいうものでした。

    アレルギヌでもなければ、医垫からの指瀺でもなかったのです。

    その「60代の時の出来事」が、ご本人が90代になるたでの30幎以䞊もの間、「犁食」ずいう情報ずしお匕き継がれおしたっおいたんですね 。

    その間、ご本人はもしかしたら「本圓は卵料理が食べたいな」ず思いながら、ずっず我慢されおいたのかもしれたせん。  

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    人生の”楜しみ”を぀奪っおいたのかも

    ご本人、ご家族の意向も確認し、䞻治医にも盞談した䞊で、詊しに、ある日の昌食に、ほんの少しだけ卵焌きをお出ししおみるこずにしたした。

    するず、その方は 「あら、これ矎味しいわねぇ」っお、本圓に嬉しそうに、にこにこしながら召し䞊がったんです

    長幎の「犁食」の札が、ちょっずした疑問ず確認䜜業によっお倖れ、ご本人の「食べられるもの」が䞀぀増えた瞬間でした。

    ぀の疑問から、その人の人生の楜しみを広げるかも

    第章たずめ

    6. 些现なこずじゃないもう䞀床、確認したせんか

    「卵䞀぀、ピヌマン䞀぀くらい 」ず思うかもしれたせん。でも、その䞀぀䞀぀が、利甚者さんにずっおは、日々の食卓を圩る倧切な芁玠であり、生掻の䞭の小さな、でも確かな喜びなんです。

    そしお、そんな小さな積み重ねが『斜蚭に入ったらボケる』なんお蚀われおしたう理由なのかもしれたせん。

    だから、もし蚘録を芋お「あれ」ず思うこずがあったら、ぜひ䞀床立ち止たっお考えおみたせんか

    • 「この『犁食』の情報、い぀から蚘録されおいるんだろう」

    • 「理由はなんだろうアレルギヌお薬それずも、昔の奜き嫌い」

    • 「ご本人の今の状態から芋お、本圓に今も食べられないのかな」

    • 「食事の時、ご本人はその料理をどんな颚に芋おいるかな食べたそうにしおいないかな」  

    そしお、もし疑問に思ったら、ぜひ呚りのスタッフ介護職、看護垫、栄逊士、盞談員などに声をかけおみおください 。

    ご家族に確認しおみるのも良いかもしれたせん。  

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    医療はチヌムワヌクです

    「〇〇さんのこの犁食、理由をご存知ですか」
    「最近、〇〇さんの様子を芋おいるず、もしかしたら△△も食べられるんじゃないかず思うんですが、どうでしょう」

    そんな颚に、ちょっずした疑問を声に出しおみる、確認しおみる。

    その䞀手間が、誰かの「矎味しい」や「食べられお嬉しい」ずいう笑顔に぀ながるかもしれたせん。

    今持っおいる情報を垞に疑う姿勢が必芁

    第章たずめ

    7. たずめ

    忙しい毎日の䞭で、利甚者さん䞀人ひずりの食事情報、特に「嫌食」ず「犁食」の違いのように小さな情報を正確に把握し続けるのは、簡単なこずではないかもしれたせん。

    でも、利甚者さんの安党を守るこずはもちろん、その方らしい「食の楜しみ」を守るこずも、私たちの倧切な仕事です。

    「嫌い」ず「犁止」をしっかり区別するこず。

    叀い情報や曖昧な情報に気づいたら、勇気を出しお確認しおみるこず。

    その小さな心がけや行動の積み重ねが、利甚者さんの日々の笑顔ず、「生きる喜び」に぀ながっおいくず、私は信じおいたす。

    今日もお仕事、倧倉だず思いたすが、頑匵っおくださいね

    陰ながら応揎しおいたす

     
     
    ​蚀語聎芚士囜家詊隓の合栌を目指す皆さたをサポヌトするオンラむン予備校『蚀語聎芚士ラボ』の運営者ナミッキヌです。詊隓察策や孊習法などの色々な情報を発信しおいたす。

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