
高尾山の次に登るなら。[大野山]
「高尾山は登った。次は、どこへ行こう?」
そんな人に、ぜひ知ってほしい山がある。
神奈川県山北町の大野山。
標高723メートル。
私の大好きな山だ。
まず、車がなくても行けるのがいい。
JR御殿場線の谷峨(やが)駅から歩いて登れる。里を抜け、登山道を少し上がると、もう富士山が見える。

雪をかぶった姿が現れるたび、つい立ち止まってしまう。こんなに早く絶景に出会えるなんて、ちょっと得した気分だ。
途中には、小さなお楽しみもある。
季節の果物のジャムや梅干しが並ぶ、
無人販売所だ。
山に来たはずなのに、まさかのお買い物。
登りで買うと荷物が重くなるのが悩ましい(笑)。
近くにはトイレもあって、
こういう小さな安心がありがたい。
そして、標高634メートル地点では
木彫りのウサギがお出迎え。
東京スカイツリーと同じ高さなんだそうだ。

地元の間伐材を生かした
チェーンソーアートだと知って、
また好きになった。
あんな大きな塔と同じ高さまで、
自分の足で登ってきたのか…
そう思うと、
少し元気をもらえる。
山頂は、草原のように広々としている。
富士山を眺め、眼下には丹沢湖とダム。
お昼を食べて、ぼんやり景色を眺めていると、あまりに気持ちよくて、私は時々昼寝までしてしまう。
山頂に着いたらすぐ下りるなんて、
もったいない。
何もしない時間まで楽しめる。

富士山がきれいな山はほかにもある。
でも、こののんびりした空気は、
大野山ならではだと思う。
それが、私がこの山を好きな理由だ。
もちろん、標高723メートルでも立派な登山。急な木段もあるし、山北駅に下りるコースは
結構な距離を歩く。

登山靴と雨具、水を用意して、
日没までに下山できる計画を。
トイレの状況やクマの情報も、
出発前に確認したい。
高尾山の次は、富士山を見ながら、
山頂でちょっと昼寝。
そんな一日も、いいんじゃないだろうか。
では、また。
Raika./來夏
※見出し画像はAI生成によるイメージです。
参考資料