
読書感想文|算数・数学が得意になる本
小中高の算数・数学でつまずきやすいポイントを解説してくれる本です。
小学生の娘が算数で苦戦していたことをきっかけに手に取りました。
算数・数学を教えるための本
本書は、算数・数学が苦手な人向けというより、子どもに教える立場の指導者向けの本だと感じました。
分数のわり算は分子と分母を入れ替えてかけ算する
マイナス × マイナスはプラスになる
円錐や角錐の体積は3分の1を掛ける
どれも学校で習ったはずなのに、いざ説明しようとすると言葉に詰まる…。そんな算数・数学の素朴な疑問を解説してくれます。
算数を学ぶ目的
算数を学ぶ目的は、処理能力を上げることではなく、考える力・論理的に説明する力を養うことにある
この考え方は、公式や解き方を覚えてテストに挑んでいた自分には耳が痛い話でもあります。本書を読みながら「ああ、そういうことだったのか」と学び直す場面が多々ありました。
文章題が苦手=国語力が弱いのではない
うちの子は文章題が苦手です。具体的には文章を読んで式を作ることにいつもつまずきます。
本書によると、これは国語力が弱いということではなく、身近な具体例を通じた“四則演算の意味の理解“が不足していることが原因だそうです。
たとえば、6個ずつビスケットの乗った皿が9枚ある場面を見て6×9あるいは9×6が浮かぶこと。
こうした”場面を見て自然に式が浮かぶ体験”を通じて、四則演算の意味が身についていくのだと書かれていました。
日常生活こそ最高の教材
勉強を教えるとなると、つい教科書とノートを開きがちですが、実は日常の中にこそ算数の感覚を育てるチャンスがたくさんあります。
買い物、料理、片付け、遊び…。
どれも四則演算の意味を体験として理解する絶好の機会。
この冬休みから、子どもたちとの日常に少しずつ取り入れていこうと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。