メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byfuten_seisuke

【振り返り】⑭地獄の入り口へようこそ(薬疹編)

    前回の続きです↓

    ◈ 地獄の始まり

    化学療法で出た薬疹はだんだん良くなっていったのだが、今度は新たなタイプの違う湿疹がどんどん出だした。
    そして、今まで出なかった部分を含め全身くまなく広がりだすのであった…

    そしてとにかくコイツはカユイ!!
    首の方まで出てくる。(顔が無事だったのが唯一の救い)
    アンテベート(ベリーストロングに属する塗るステロイド薬)を全身に塗り、痒み止めを飲むが一向に良くなる気配はない。どんどん湿疹が全身を覆っていく(しかもかゆい!!)
    夜中も痒みで寝られない(´;ω;`)
    とりあえず冷やすと一時的にましになる程度。
    夜な夜なナースステーションで保冷剤をもらって冷やす。
    (昼間は看護師さんが気をつかって持ってきてくれるんだけど、夜中はわざわざナースコールしてまで持ってきてもらうの悪いなぁと思って、、)
    まるで夜中の暗闇の中、病棟を徘徊するゾンビですよ笑(絵的にスゲェ怖い)

    だいたい3つ保冷剤をもらう。
    ひとつは枕タイプ、これは枕の下(枕の下に敷くのではなく、下に並べて置く)
    そこに寝転んで背中を冷やす。
    そしてふたつは小さめのをもらって、痒いところを順繰りに冷やしていく。

    とにかく全身なのでいたちごっこですよ。キリがない。全身冷やしながら寝るので当然寒い((( ;゚Д゚)))
    なので、電気毛布をかけて寝るっていう…もうわけわかんね(ヽ´ω`)

    そしてお風呂あがりと寝るときにステロイドを塗るんだけど、全身真っ赤になった自分の体を見るのが辛くて、
    夜は消灯時間になってから、持参したダイソーで買ったちっちゃいLEDランタン(これはこれでかわいいし便利💕)にタオルをかけて少し光をマイルドにして、そのうす明かりと静寂の中で全身にステロイドを塗ってました。
    (自分の事だけどかわいそうだぜ…(。´Д⊂))

    あ、いい忘れましたが、一応皮膚科にも診てもらってます(ステロイド(アンテベート)と痒み止めの薬が出ました。)
    ここまで酷くなるとは思ってなかったのかなぁ。
    ごっそりステロイド一箱処方されて、てっきり絵の具セット一箱くれたんかと思ったもん。(写真撮っとけば良かった)

    ◈ この状態で退院?!

    そんなこんなで、血液の数値は正常に戻り退院することになった(えぇ?!体の湿疹どうすんの?!)

    主治医の説明としては、おそらくこの薬疹は点滴の抗菌剤が原因なのではないかと、だから点滴が必要なくなればだんだん良くなるという。(見立て)

    再び皮膚科からもごっそりステロイドと痒み止めの飲み薬のお土産を持たされ、婦人科からも色々薬を持たされ、退院するのであった。
    金曜日の事であった。
    (前回の退院も金曜だった、、嫌な予感しかしない、、)
    せめて土日は入院しとくべきだった。
    でもその説明で、じゃあだんだん良くなるんかな?と思ってしまった。

    しかしこれは大きな間違いであった。

    ◈ 結局また救急で病院へ

    勝手知ったるわが家に帰ってくる。

    が、痒みはおさまるどころか、ひどくなっていく。全く寝られず発狂するレベルに達していく…(#`皿´)

    これはいくらなんでも話が違う!
    もう我慢の限界や!!!ってことで日曜日の救急外来に電話して、再び駆け込む。
    そこで初めましてだけど、皮膚科の先生(女性)がいたのでホッとする。が、、、

    そしたらなんと!撮影会?!じゃなくて、薬疹の証拠?資料写真?を撮られることに。パンツ一丁で!?
    撮るなら事前に言ってよぉ~!もぅ~!( ;∀;)
    かゆいしそれどころじゃなくて、ビロビロのくたびれたおパンツ履いてきちゃったじゃん…(´Д⊂ヽ

    親世代は言ってました。
    “病院に行くときは新しい下着を来て行きなさい(新品じゃなくても見られて恥ずかしくないものを)”と。特に亡くなったお義母さんが言っていたのを思い出します。
    今、身に染みてますよ。お義母さん(´・ω・`)

    取り敢えずビロビロ撮影会は終了し、診察になったのですが、
    今の辛さを切々と訴えまして、とにかく治る気がしない、寝られないし辛い、死ぬほど辛い。と。

    結局、内服ステロイドを服薬して、ステロイドもこのまま塗って治しましょうと。ここまできたらステロイド内服しないとなかなか良くならないと思うと。

    ◈ 不信感…

    ほらね、、、私も言ったんですよ入院の時の皮膚科の先生に。(こちらも女性の先生でした)
    前に花粉症で酷い肌荒れに悩まされた時に、セレスタミン(内服ステロイド)を出されたときに、びっっくりするぐらいよく効いて、その時初めて皮膚症状でもステロイドを内服することを知ったのです。

    なので、そのような話をして、内服ステロイド出して欲しいと言ったんですよ。だけど、ステロイドってのは、色々な炎症性のものに使われるが、免疫力を下げてしまう。
    今の私の状態、抗がん剤の後に服用するのは良くないのではないかと、抗がん剤で免疫が下がるのにさらに下がってしまうのではないかと。(治療チームで決めたのかは分からないが)

    なので、その時はでなかったけど、ここまでひどくなって結局免疫が下がってる時に服用することになったじゃん?(しかももうシャバに出てるしw)
    だったらあの時早く出してくれたらムダに苦しむこともなかったよね…(ヽ´ω`)
    もっと早く治ってたよね…( ;∀;)

    むむぅ…!!
    これは、一回ちゃんと主治医と私たち夫婦、三者できちんとこれからの事を話し合わなければいけない。
    治療方針に納得はしているが、不測の事態が起きた場合の事など、これからの事できちんと足並みを揃えていきたい。
    これからまだまだ長い戦いになるのだから!

    と、言うわけでがん相談センターに電話し、あれやこれやと相談することにしたのであった。


    次の話へ


    今日の教訓 : 病院に行くときは見られても恥ずかしくないおパンツを履いておくべし!

    #創作大賞2025
    #オールカテゴリ部門

    この記事が参加している募集

     
     
    2025年4月に45歳で子宮体ガンステージⅣbに。そして妹も母も同じ病気に罹患しており、遺伝性腫瘍のひとつ【リンチ症候群】と確定。抗がん剤(TC療法)+免疫チェックポイント阻害薬(イミフィンジ=一般名:デュルバルマブ)の併用治療全6回を終え、11月に手術、今めっちゃ元気です!

    あなたへのおすすめ