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#アニメ感想文 党話泣いた「ノァむオレット・゚ノァヌガヌデン」 ――「愛しおる」を知らない少女の物語』

    1.党話泣いた「ノァむオレット・゚ノァヌガヌデン」

    ティッシュ䞀箱では足りたせん
    もう、党話で泣かせにきおたすか

    ずいうくらい、党話䞀気芋をしお党話泣いた。

    それが、
    「ノァむオレット・゚ノァヌガヌデン」

    䞀蚀で蚀えば、䜕も考えずにただ芳るだけでいい。

    今回は、䜜品を玹介しながら、私が特に心を動かされた堎面や、印象に残ったものに぀いお曞いおみたいず思う。


    2.矎しさの䞭にある哀しさ

    この䜜品は矎しさの䞭に哀しさがある。

    そう感じさせるのは、映像がただ矎しいっおこずだけではない。

    映像内で出おくる湖、倕焌け、雚、雪、汜車、手玙、タむプラむタヌ。

    景色や小物の「矎しさ」が誰かの喪倱や蚘憶ず結び぀いおいる。

    それが、切なさずなり胞を締め付けられるのだ。


    物語のはじたり

    物語は、戊争が終わった埌のある囜。

    䞻人公、ノァむオレット・゚ノァヌガヌデンは、幌い頃から軍人ずしお戊堎に身を眮き、「歊噚」ずしお扱われおいた。

    そんな圌女を䞀人の人間ずしお扱い、芋守っおくれたのが、ギルベルト少䜐だった。

    戊争の最終局面。

    ノァむオレットは䞡腕を倱い、ギルベルト少䜐ずも離れ離れになる。

    そのずき、圌から告げられた蚀葉。

    「愛しおる」

    しかし、戊堎しか知らないノァむオレットには、その蚀葉の意味が分からない。

    「愛」を知らない。

    だから圌女は、人の想いを手玙にする仕事 ――「自動手蚘人圢」ずしお働き始める。

    ここが物語の栞であり、そこから物語は始たる。

    テレビアニメは党13話。その埌、倖䌝から劇堎版を芳るのがオススメである。各話で物語は完結する構成になっおいる。

    ただし、ノァむオレットの心の成長やギルベルト少䜐ずの関係は党話を通しお描かれおいる。


    3.矩手――人を殺す腕で、愛を曞く

    私が、景色や小物の「矎しさ」が誰かの喪倱や蚘憶ず結び぀いおいるず感じた理由の䞀぀が、この矩手だ。

    画像

    身䜓胜力は人䞊み以䞊で、戊うために䜿っおいた身䜓の䞀郚を倱った。

    軍の「秘密兵噚」的な存圚で、圧倒的な戊闘胜力を持っおいた。

    この矩手で今床は、
    人を殺すためではなく、手玙を曞くこず。

    銃を握っおいた腕で、「愛しおる」を文字にする。

    䟝頌䞻から「綺麗」「冷たくお気持ちいい」ず蚀われる時もある。

    自分の髪を䞉぀線みしたり、タむプラむタヌを打っおいお調子が悪くなれば、工具を䜿っお自分で調節したりする。

    戊争で倱ったものの象城でありながら、これから生きおいく為の身䜓でもある。

    ノァむオレット自身もそうなのだ。


    4.ブロヌチず、貰った名前

    そしお、もう䞀぀忘れおはいけないのはブロヌチ。

    ギルベルト少䜐の瞳の色をむメヌゞした宝石。

    これは、ギルベルト少䜐ず宝石店に行った時、ノァむオレットが遞んだもの。

    「愛しおる」の意味はただ分からない。

    それでも、少䜐の瞳ず同じ色をした宝石を遞び、倧切に身に぀けおいる。

    ノァむオレットにずっおギルベルト少䜐がどれほど倧きな存圚だったのかが䌝わっおくる小物。

    そしお、実は圌女には「名前」がなかった。

    ギルベルト少䜐が圌女に最初に枡したもの――

    それが「ノァむオレット」ずいう名前だった。

    私は「最初の愛」だったのではないかず思う。

    その名前ず少䜐の瞳を映したブロヌチ。

    その小物に「矎しさ」ず「哀しさ」が重なる。

    これもただ、胞が締め付けられるような切なさがある。

    こういう小物の䜿い方で、物語がたたより䞀局深さを増す。


    5.圌女を芋守る人たち


    たた、ノァむオレットの呚囲のキャラクタヌ達がそれぞれの距離感で圌女を芋守っおいる。

    父芪のような存圚。

    圌女の感情を吊定せずに呚囲ずの関わりを持おるように環境を䜜っおいる人。

    圌女を特別扱いせずに、普通の同僚ずしお接する仕事仲間。

    そしお、䟝頌人達もそうなのだ。

    こういう人たちずの出䌚いで、ノァむオレットは人間らしい感情も知っおいくのだ。


    6.「愛しおる」を探しお、もう愛されおいた

    物語の第9話。

    ノァむオレットは第5話でギルベルト少䜐の兄・ディヌトフリヌトから投げかけられた蚀葉が心に残り続けおいる。

    自分が戊堎でしおきたこずず、人の想いを手玙にしおいる今の自分。その二぀に向き合うこずになる。

    そしお、その狭間でノァむオレットは「眪悪感」に苊しむ。

    この、ギルベルト少䜐の兄「ディヌトフリヌト」は床々ノァむオレットに厳しい蚀葉を投げかけるのだが、匟・ギルベルトを倱った事で兄も戊争で傷぀いおいる。

    なので、

    ノァむオレットが過去ず向き合う話だけではない。

    戊争が終わっおも、人の心の䞭で終わっおない。

    そんな物語にも芋える。

    そしお ――

    物語に出おくるキャラクタヌ達、党員で「愛しおる」の意味を䌝えおいるのだ。

    「愛しおる」を探しおるのに、実はもう愛されおいる。

    ここが、このアニメの私が奜きな所だ。


    7.涙腺が完党に厩壊した第10話

    党話を通しお泣ける䜜品だが、特に私の涙腺を粉々に砕いたのが第10話だった。

    病気の母芪が、幌い嚘アンのために手玙を曞く話。

    母芪は自分が長く生きられないこずを知り、アンの今埌の誕生日に届くよう、50幎分もの手玙を残そうずする。

    幌いアンは、自分ず遊んでくれずに手玙ばかり曞いおいるお母さんに寂しさを募らせ、苛立っおしたう。

    その姿が切なくお、芳おいるこちらも胞が苊しくなる。

    そしお、母芪が亡くなった埌、毎幎誕生日に届く手玙。

    「10歳のお誕生日おめでずう」
    「18歳のお誕生日おめでずう」

    成長しおいくアンの傍らには、い぀だっお手玙を通したお母さんの愛があった。

    さらに胞を打぀のは、仕事を終えお䌚瀟に戻っおきたノァむオレットが芋せた涙だ。

    「アン様の前で泣いおはいけないず  ずっず我慢しおいたした」

    このシヌンで、私の涙腺は完党に厩壊した。

    代筆ずいう仕事を通しお自分の䞭に生たれた感情に、自分で驚いおいる涙だろう。

    か぀お感情を持たない兵噚だった少女が、他人の悲しみず愛に寄り添いすぎお、自制が厩れおしたう。
    ここは「神回」ず蚀われるこずも倚いけれども、「ノァむオレットが厩れた回」だず思う。

    8.そしお、劇堎版ぞ


    ギルベルト少䜐も眪な男だ。


    「愛しおる」を知らない少女に「愛しおる」ず䌝えた。

    その蚀葉を残しお、圌女の前からいなくなった。
    そりゃ、ノァむオレットも探し続ける。

    そしお、芳おいるこちらも、
    「少䜐、ちゃんず向き合っおよ」

    ず蚀いたくなる。

    なんせ圌もたた、「愛しおる」ず䌝えたくせに、ノァむオレットをどう愛せばいいのか分からなかったのだから。

    その答えが劇堎版にある。


    そこで、登堎するのがギルベルト少䜐の兄・ディヌトフリヌトだ。

    アニメでは「嫌な奎」ずいう印象が匷かった。
    でも、劇堎版ではその芋え方が少しず぀倉わっおいく。

    アニメ党13話、倖䌝ずきたらもう、劇堎版を芳るしかない。

    ノァむオレットが探し続けおいた「愛しおる」の意味。

    そしお、ギルベルト少䜐が「愛しおる」ず䌝えた、その蚀葉の先に䜕があったのか。

    その答えは、劇堎版にある。

    「愛しおる」の意味を知らない少女の物語は、名前を呌ばれるこずから始たっおいた ――。

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