
年金繰上げ生活できる?何歳まで生きるか当たりは付けられる
第4回は、何歳まで生きるかを決めます。
そして、それまでに必要な金額を逆算します。
今回もよろしくお願いします。
元地方公務員のフライドマロンです。
この連載は、私の年金生活の収支をシェアするものです。
みなさんのライフプランニングのお役に立てば幸いです。
年金を試算する前に、何歳まで生きるか決めておきましょう。
「未来のことなんて誰にもわからないよ」
そんな声が聞こえてきそうです。
無茶ですかね。
しかし、これを決めておかないと、今の貯蓄額で足りるのか(貯蓄がいくら必要なのか)が、わかりません。
やみくもに長生きしそうで、その不安から貯蓄を取り崩せず、お金を稼ぐためだけに働き続ける選択をしてしまいそうです。
安心してください。ヨーダじゃないんだから、何百歳とは生きません。
あるいは、見積もりが甘く、貯蓄がすぐ底を突き、早々に働かざるを得ないことになるかもしれません。
残念ながら「太く短く生きる」をモットーにしていても、そう思うようにはなりません。案外、人間は丈夫にできています。
働くにしても、社会との繋がりを持つとか、身体を動かすためとか、お金以外のファクターを理由にしたいものです。
寿命を決めましょう。
さすがに、サイコロを振って決めるのは、精度が低そうです。
先人たちの統計値から「これくらい生きそうだね」という当たりを付けてみます。
令和7(2025)年簡易生命表を参考にしましょう。
一番有名な数値から見てみます。
・平均寿命
男:81.35年、女:87.33年
ちなみに、日本の男性は世界第7位です。第1位はスウェーデンの男性:82.52年です。
女性は、もちろん、世界第1位です。丈夫だね。
しかし、この平均寿命は「0歳の平均余命」であるわけで、既に60歳まで生きてしまった私は、もっと生きるんじゃねという数字があります。
平均寿命を据えると、楽にクリアしてしまうことが多いわけです。
・平均余命(換算した年齢)
50歳 男:32.82年(82.82歳)、女:38.41年(88.41歳)
55歳 男:28.26年(83.26歳)、女:33.70年(88.70歳)
60歳 男:23.86年(83.86歳)、女:29.07年(89.07歳)
65歳 男:19.68年(84.68歳)、女:24.52年(89.52歳)
70歳 男:15.78年(85.78歳)、女:20.10年(90.10歳)
75歳 男:12.24年(87.24歳)、女:15.88年(90.88歳)
80歳 男: 9.10年(89.10歳)、女:11.95年(91.10歳)
60歳の私は、83.86歳まで生きている確率が高いようです。
平均寿命より2.51年長い数字となりました。
では、これにしようと思っていたところ、
平均余命さえも軽く超えてくる統計値がありました。
・死亡年齢最頻値
男:88歳、女:92歳
男は、88歳で亡くなる人数が最も多いのです。
平均余命から4.14年も生きながらえている数字ですね。
この年齢まで生きちゃうかも。
88歳に決めましょう。
ぜひ、全うしたいですね。
2022年厚生労働省「健康日本21(第三次)」に気になる数字がありました。
・健康寿命
男:72.57年、女:75.45年
健康でいられる年数だそうです。
(統計の年が違ってはいますが)72.57歳から88歳までの15.43年は、健康でいられないということ!
これは、シビアな数字ですね。
医療費や入院費用を15年分多く見積もりたくなります。
いや、食事内容に気を使ったり、ウォーキングなどの軽い運動を続けて、健康でいられる時間を延ばすべきですね。
有限の時間の中で、健康な時間を長く得ることの大切さに気付きました。
88歳まで、28年あります。
第3回の貯蓄額から第2回の固定経費を差し引き、28年で割り、1年間で取り崩すことができる額を計算してみます。
(39,230,000円 - 10,000,000円) ÷ 28年 = 1,043,928円
1年間で1,000,000円取り崩し可能です。
月にして80,000円強です。
この額に年金月額を足して、生活費に……なるのでしょうか。
そう、うまくいくのか?
記事に間違いなどありましたら、お知らせください。