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第1回 AIに「䜜っおみお」ず頌んだ。写真倧䌚づくりの始たり

    「䜜っおみお」

    2026幎3月、私はChatGPTに、写真を察戊させるアプリを頌んでいた。

    ただし、この日の盞談は、そこで終わらない。簡易版のコヌド案が出お、さらにアプリ䞀匏のファむルを甚意したずいう報告があった。同じ日の遅い時間には、私はこう聞いおいる。

    「ちなみにWEBアプリずか
    サヌバヌっおどうやるの」

    䜜っおほしいものの泚文は枈んでいる。その動かし方は、これから聞く。

    私はプログラミングの専門家ではない。しかも、最初から完成を確信しおいたわけでもない。

    あずから、本圓に動くアプリが完成するず思っおいたかず聞かれお、私はこう答えた。

    「そらあんなに苊劎するずも思わなかったけど、出来るずは思っおなかったわ」

    䜜れるず信じ切っおいたわけではないのに、泚文はしおいる。どれほど倧倉になるかも、ただ分かっおいない。元祖PhotoBattleの開発は、そんなずころから始たった。

    写真を遞ぶ楜しみに チヌム察戊を加えたい

    犏山フォトコミュニティの䟋䌚では、以前から䜜品に投祚し、遞んだ理由を話し、講評や意芋亀換をしおいた。写真を持ち寄り、お互いの芋方を知る堎である。

    そこに、チヌムで写真を出し合い、察戊の結果を䌚堎で䞀緒に楜しむ仕組みを加えたかった。静かに鑑賞する時間も倧切にしながら、写真で盛り䞊がる楜しみ方を増やす。勝ち負けは、そのための入口だ。

    そういう倧䌚に䜿えそうなアプリも探しおみた。ただ、私が探した範囲では芋぀からなかった。そこで、今ならAIもあるし、時間をかければできるかもしれないず考えた。完成するずいう自信はなかったが、詊しおみる䜙地はある。䜜りたい倧䌚の方が、䜜り方より先にあった。

    最初期の盞談で私が䌝えたのは、写真を2枚、プロゞェクタヌに同時に映すこず。各チヌムがスマホに保存した写真をその堎で遞び、審査員3人がスマホで投祚しお、倚数決で決めるこずだった。iPhoneでもAndroidでも参加できるようにしたい、ずも䌝えおいる。

    審査員の人数たで決めおいるのに、サヌバヌの動かし方は聞いおいる。このあたりの順序が、いかにも私の開発である。

    ChatGPTからは、既存のスラむドず投祚サヌビスを組み合わせる案ず、専甚のWebペヌゞを䜜る案が出た。そこで私が返したのが、冒頭の「䜜っおみお」だった。

    動いたこずで 可胜性が芋えた

    この開発を振り返っお、最初にプログラムが動いたずきの気持ちを聞かれた。私の答えは、短い。

    「可胜性を感じたね」

    頌む前には、本圓にできるずは思っおいなかった。それでも、実際に動くものを芋お、AIず盞談しながら圢にできるかもしれないずいう期埅に、手応えが出おきた。

    MacBookに二圹を頌む


    この開発でChatGPTに盞談したのは、アプリの䜜り方だけではない。写真を遞ぶスマホ、審査員の端末、倧きく映す画面。それぞれをどう組み合わせるかも盞談した。

    私がサヌバヌにしたのは、MacBook Pro M1、メモリ16GB。参加者のスマホずやり取りし、倧䌚を動かす圹を、ノヌトパ゜コンに担っおもらう。

    しかも、サヌバヌ専甚にする぀もりではなかった。機材の盞談で、私はこう䌝えおいる。

    「いや、サヌバヌず叞䌚甚ノヌトを兌甚したい」

    仕組みを動かしながら、叞䌚甚の画面ずしおも䜿いたい。MacBookには、早くも兌務の話が来おいる。

    このずきは、投圱をiPad Proに任せる案を考えおいた。参加者のスマホには写真を遞ぶ圹、審査員のスマホには投祚する圹がある。チヌムのリヌダヌ甚画面を兌ねるスマホも考えた。パ゜コンだけでなく、スマホにも兌務が発生する。

    もちろん、これは途䞭の構想だ。䜕を誰の画面で操䜜するか、盞談しながら圢にしおいった。

    「圓時の構想」ず題した図。参加者のスマホ、審査員のスマホ、サヌバヌ・叞䌚甚ノヌトパ゜コン、投圱甚iPad、䌚堎の画面を点線で瀺す。圹割のむメヌゞ実際の配線図ではありたせん。
    圓時考えおいた機材の圹割分担。実際の配線や完成埌の構成を瀺す図ではありたせん。

    写真を芋せたいのに 画面が出ない

    さお、機材に圹割を割り振っおも、肝心の画面が出なければ始たらない。

    初期のテストでは、投圱甚の画面を取埗できないずいう問題が出た。写真を察戊させるはずが、その前に、写真を出す画面にたどり着けない。

    別の確認では、接続先を自動で読み取り、QRコヌドず文字で衚瀺する機胜がなくなっおいた。そのずき、私はこう䌝えおいる。

    「機胜がなくなっおるよ」

    新しい機胜を盞談するだけなら、話は前ぞ進む。実際に確かめるず、あったはずのものを探す仕事も増える。写真倧䌚の開発䞭に、機胜の捜玢たで担圓するこずになった。

    䞀方で、䜕でも衚瀺すれば䟿利になるわけでもない。私は叞䌚偎の画面に぀いお、残りの写真の枚数や、遞択できおいるかどうかは芋たいが、写真そのものは芋えない方がいい、ず泚文した。

    プログラムの现かい仕組みを説明するのは難しくおも、叞䌚が䜕を確かめたいかなら話せる。必芁な衚瀺を増やし、芁らないものは出さない。その刀断たでAI任せにする理由はなかった。

    高床な話の途䞭で 端子が足りない

    投圱の方法も怜蚎を続けた。MacBook Proから、盎接プロゞェクタヌに぀なぐ案である。

    そこで出おきたのが、USB-C端子の数だった。二぀しかない。䞀぀を映像の出力に䜿い、もう䞀぀を電源に䜿うず、埋たっおしたう。私は、無線接続でいけるかず盞談した。

    AIず䞀緒に倧䌚のシステムを䜜っおいる。なかなか先進的な話に聞こえるが、珟実の議題は「差し蟌み口が二぀」である。

    画面の䞭の機胜は増やせおも、盞談しただけで端子が生えおくるわけではない。

    ファンファヌレは もう少し長く

    盞談は音楜にも広がった。PhotoBattleのために、BGMも䜜った。

    曲づくりでは、ChatGPTに曲を䜜れないかずも尋ねた。このずき出おきたのは、音声ファむルそのものではなく、曲の構成案ず、音楜生成AIに枡す指瀺文だった。

    音楜でも、頌んだら䜕でも完成品が出おくるわけではない。どんな堎面で、どう流したいのかを䌝えおいく。

    結果発衚のファンファヌレを盞談したずき、ChatGPTが提案したのは2〜3秒の短いものだった。そこで、私から泚文を足した。

    「でも出来たら発衚からMVPたで
    流したいから40-50秒あっおも良さそう」

    短く華やかに鳎れば、それでよいわけではなかった。結果を発衚し、MVPを玹介する。その間、音楜を流しおおきたい。

    2〜3秒の案に、40〜50秒の泚文。写真のアプリを䜜っおいるはずなのに、曲の尺を決める話たでしおいる。

    さらに別の盞談では、優勝のファンファヌレを繰り返し流し、゚ンドロヌルが始たったら、前の曲を小さくしながら次の曲ぞ自然に぀なぐ案も出した。画面の切り替えに合わせお、曲も自然に぀なげたい、ずいう泚文だ。

    私が組み蟌みを頌むず、ChatGPTからは実装したずいう報告ずファむルのリンクが瀺された。ここで受け取ったのは実装の報告で、実際の機材で狙いどおりに鳎るかは、たた別の確認になる。

    「詊行錯誀のあれこれ」の3コマ。画面が出ない、端子は2぀、音楜はもっず長く。人物ずAIロボットが盞談する。別々の盞談をたずめたむメヌゞです。
    画面、端子、音楜。別々の盞談をたずめたむメヌゞです。人物は筆者の䌌顔絵ではありたせん。


    いよいよ 写真䟋䌚ぞ


    サヌバヌの動かし方はAIに聞く。それでも、叞䌚に芋せる画面やファンファヌレの長さは、私が決める。実際に䜿えるかどうかを確かめる仕事も、残っおいる。

    最初に動いたずき、私は可胜性を感じた。でも、その手応えだけで、写真倧䌚が無事に進むずは限らない。AIから実装の報告を受け取っおも、䜿う私の確認は終わらない。

    実際の参加者がスマホを手にしたら、この仕組みはどうなるのか。

    その続きを確かめる堎が、4月の写真䟋䌚だった。

    次回は、元祖PhotoBattleの実戊線。写真の察戊が始たったずき、私が画面の前で考えおいた進行は、䌚堎でも通甚するのか。ここからは、AIずの盞談だけでは分からない話になる。

     
     
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