
「ライターをめざしてnoteを書いていますが、いい反応がありません」
風邪はまだ治らない。
体温は測っていないもののぼんやりと熱っぽく、喉も鼻もいかにも風邪だ。会社に行くのか行かないのか。メジャーリーグのドジャース戦を観ていたら大谷翔平選手が8月以来の特大ホームランを打った。泣きそうだ。
金曜恒例、35回目の「もしもしボックス」更新です。
「ライターをめざしてnoteを書いていますが、いい反応がありません。どうすれば読んでもらえるようになりますか?」
質問ありがとうございます。ライターをめざしているとのことなので、少し厳しい話も交えながらお答えしますね。
ライターをめざして、noteを書いている。ここまではまったく問題ないのですが、そのあとがいけません。「書きたいときに書いています」というくだりです。
作家、記者、ライターなど、あらゆる執筆業にたずさわる人たちは、つねに締切と向き合いながら書いています。新聞にも雑誌にもウェブメディアにもそれから本にも、それぞれ締切があり、まったく仕事として原稿を書いています。そして締切があるということは、書きたいとか書きたくないとかに関係なく書かなければならないわけです。多少の無理をしてでも。
なので、ライターをめざすのであれば、まずは自分に締切を設けましょう。週に一回でもかまわないので、締切の感覚を自分に染み込ませ、書きたくなくても書く自分をつくりましょう。「週刊○○」みたいな名前をつけちゃうのもいいかもしれません。
「そんなに書きたいことはないし、ネタ切れになりそう」「無理やり書いたところでクオリティが下がるだけだ」「せっかく書くなら渾身の、とびきりおもしろいものを書きたい」
そう反発したくなるかもしれませんが、いやいやいや。意外とこういうブログって、自分の手応えとはぜんぜん関係ないところでいい反応をもらえたりするものなんです。逆に、これはぜったいウケるだろう、と思って公開した記事にかぎってノーリアクションだったり。このへんはもう、くじ引きみたいなものなので、締切の感覚を身につけるためにも週一、週二、週三など、なるべくたくさん書くようにしていきましょう。数をこなせばこなすほど、書く負担は減っていきます。
そしてなにより、定期的に書いている人には「信頼」が生まれます。数カ月に一本、数週間に一本、というまばらな更新では得られない人としての信頼が生まれていきます。上手に書く必要はありません。ただていねいに、毎週確実に(なるべく曜日を決めて)更新を続けていく。それで「すばらしい書き手」としての評価が生まれるかどうかはわかりませんが、人としての評価はかならずついてきます。そのうち「あ、○○さんのnoteが更新されてる。もう水曜なのか」みたいに誰かのカレンダーになっていくかもしれません。
続いて、読んでほしい人に読んでもらえない、という問題。
これは「よりたくさんの人に読んでもらう」しかありません。つまり、仮に自分と同世代の、小説が好きな、同性の人たちに読んでほしいとしたときにも、老若男女に読んでもらえるようなものをめざす。そして100人なら100人の老若男女のなかに、ひとりやふたりの「いちばん読んでほしい人」を見つける。「誰が読んでもおもしろい」をクリアしたうえで、「なかでもこういう属性の人が読んだら何倍もおもしろい」をめざす。それしか道はないんじゃないかなあ、という気がします。好きな魚をねらって釣り糸を垂らすのではなく、魚群めがけてでっかい網を放つ感覚でしょうか。
最後に、何年か前に参考になりそうなnoteを書いているので、よかったら読んでみてください。
書きましょう。
引き続き、ご質問・ご相談お待ちしています。